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ボブゲ「Lamento」の脇役たちの遠い遠い過去のお話。
ディスク1は・・・
藍閃では祭りの真っ最中
バルドの宿の宿泊客は、おなじみコノエとライとアサトだけではなく
悪魔達も祭り見物のために宿を訪れていたというはじまり。
ゲーム本編では、カルツが悪魔に堕ちるエピソードは語られていましたが
ほかの悪魔たちのお話は、あまり深く語られていなかったんですよね。
フラウドの過去もゲームで語られていましたが
魔物になるもっと前、人間として生活していた頃のお話が語られます。
祭りでにぎわう雑踏の中、悪魔たちの遠い記憶を呼び覚ます旋律が聞こえ
祭りの芝居の中に遠い過去を見るラゼルとフラウド。
見ている芝居は、目の前にある芝居ではなく、自分の心の奥底・・・
いっぽうヴェルグとカルツの一行は
森で、儀式の花をヴェルグが食べたことにより
カルツがヴェルグの過去を垣間見てしまうという流れ
憤怒を司る ラゼル
喜悦を司る フラウド
快楽を司る ヴェルグ
悲哀を司る カルツ
と、彼らは生前強く心に宿した魂の叫びの種類によって
司るものが違うのだけど、はじまりは全て悲しみだったように思いました。
ディスク2は・・・
リークスとシュイの物語。
ゲーム本編中でも語られたお話をドラマCDとして
もう一度ていねいになぞった感じのシナリオでした。
ゲーム本編のシナリオよりもリークスの気持ちがよりわかりやすいかも。
しかしゲームプレイ中も、思ったけど
シュイがあまりにも天然に「君が好きだから」なんて言ってしまうから
リークスが混乱しちゃうんだよw
全ての災いは、シュイが元凶なんじゃないかと思いましたwww
「Lamento」という物語の核であるリークスとシュイ。
ボーイズラブというくくりですが、どこまでもプラトニック。
リークスと、フィリの出会いなんかも知りたいなぁ。
聴きごたえ十分。
ゲームをプレイし終わってずいぶん経つのに
BGMと彼らの声を聴いただけで、祇沙に迷いこめる。
PCゲームは発売から2年くらいたつと過去のゲームになることが多いのですが、「Lamento -BEYOND THE VOID-」は、発売から3年経ってサイドストーリーをCD2枚組で出せるほど愛されている(根強いユーザーがいる)作品です(えみうは言い切ります)。
DISC1ではゲームの脇であり核である悪魔四人の過去のストーリー。
憤怒を司るラゼルの物語は読み切り漫画で一度雑誌掲載されたことがありますが、漫画では分かりにくかった感情がとても分かりやすく表現されていました。
ゲーム内では不完全燃焼だったカルツとヴェルグの関係やら、フラウドがライへ執着する根っこの部分など、単純な気持ちではいられない、いろいろと考えさせられました。
DISC2ではお父さん世代のリークスとシュイのストーリー。
ゲームはどうしても主人公コノエの視点ですすむので、敵対するリークスの感情やこだわりは分かりにくかったのですが、このCDでよくわかりました。リークスもシュイもただ供にあれればよかっただけなのに、と思うと本当悲しい。
二枚のCDは通して人の「欲」が核にあります。
誰しにもある「欲」は決して他人ごとではなく、聞いた直後はとても感想をかける気持ちではなかったのですが(重くて言葉にならなかった)数ヶ月経ってやっと言葉がでてきました。
こんなにも重いテーマをこんなにも暗いシナリオで出せたのは、一重にほぼ月をづらして出したパラレルストーリーの「らぶらぶラメント学園」のお陰でもあるような気がしてます。落差をぜひ体感してもらいたいです。
今も大好きなゲームです。
1枚目は悪魔たちが人間だった頃の話で、
2枚目は真相ENDに補完を加えて再構築された話。
あらすじでキャストはゲームそのままと謳ってるが、
シュイを尾行した賛歌長候補は、中村悠一からキャス変してる気がする。
声質が似た人ではあるけど。
■ラゼル
こんな薄情な村を救う為に、
幾度となく力を注いできたラゼルを思うとやるせない。
ラゼルに振られた腹いせに、村長である父親に嘘を吹聴して、
無実の罪をおっ被せた諸悪の根源であるファナが、
途中から全然出てこないのも不服である。
ファナへのざまぁが少しでもあれば、
その分だけスカッとしたかもしれない。
■フラウド
父親からの虐待に性的なのも含まれてたのか少し判り辛いが、
ショタフラウドが喘いでるっぽい?シーンが有るので、
私は両方だと解釈した。
虐待は連鎖するのは定説だが、フラウドの変態性は、
遺伝も少しありそうだと思った。
■ヴェルグ
あらすじに4人の悪魔にスポットを当てたと書いてあるが、
カルツはゲームとドラマCDのアサト√で十分補完されてるからか、
サイコメトラーKALTZになって、ヴェルグの過去を見せる構成だった。
わざわざカルツにコノエ的な役割を与える辺り、
公式がヴェルカル推してると感じる。
素っ気ない優等生と、
追い掛け回すヤンキーみたいなヴェルカルの関係性は最高だったし、
ヴェルグが元人間だった時、
酒浸りな父親から虐待されてた子供だと知った途端、
少し絆されてるのが、カルツパパらしくて良かった。
■リークスとシュイ
リークスがお手本のようなツンデレで笑ってしまった。
あと、リークスの態度の軟化を見せた後に、
シュイとコノエママのやり取りを見せるのは、悪魔の所業ですよ。
ゲーム本編でもシュイの事を、
妻の妊娠中に無自覚な浮気をする夫のように見えたが、
その思いを更に強くした。
妻帯者が、妻以外の人と指輪を交換するなw
このドラマCDで漸く完全版になった気がするし、
本命のヴェルカル要素も感じられて「神」を付けたい所だけど、
喘ぎっぽい所があるならショタフラウドは男性が良かったので-1。