2巻で当て馬だった真琴(岡本氏)へのフォローが多少あったけど、
メインにして欲しかった。
それが無駄に後味悪くさせた、せめてもの償いってもんじゃないの?
そのフォローの内容もイマイチ納得いかないし…。
救済処置を片手間にやるな。
大体、香月(武内氏)が真琴に届く可能性をかけて手紙を残してるのが、
厚顔無恥で気持ち悪い。
何で闇堕ちさせた張本人の一人である香月の戯言が、真琴に響くんだよ。
健やかな性格だった真琴が、
人間不信のやさぐれビッチに変わった原因だっていうのに。
メインの受けは、攻めに何度も学園から去るように拒絶されてるのに、
昔優しくしてくれた思い出と恋心を大事に抱え込んで、
辞めないの一点張りで、それが健気に思えるどころか、若干鬱陶しく感じたw
特典フリトは、鈴木氏の高校は男9:女1の全寮制で、
ガチの男同士のカップルがいたとのこと。
岡本信彦氏が文春砲される前に聴いておくべきだったな…。
そしたらデリヘル不倫声優が、
攻めに二股される当て馬役やってるわーって思わずに済んだのに。
そんな余計な事が過っても、当て馬にしか気持ちが寄り添えない程、可哀想だった。
受けは少しの罪悪感を一生抱えて生きていきそうな性格してそうだけど、罰にならないし、
攻めは本命と番えたらそれで良いのか、あっけらかんとしてるしで、反吐が出る。
マリア像が心中した生徒の命日に涙を流す謎を解く件は、本筋に一切関係ないのに必要?
フリトでは、鳥海氏は学生の頃、
4階校舎の窓の下の出っ張りに張り付いて、
先生に激怒されたとのこと。
茶華道部だったからふくさの畳み方とか懐かしいなーと思ってたら、
受けの妄想シーンで攻めが受け側になって喘ぎだして、
予想だにしてなかったので梶×遊佐、とても棚ぼただったw
梶×遊佐が徐々に遊佐×梶になっていく流れが天才すぎたので、
BLCD声優への必修科目にして欲しい。
受けが色っぽいシーンでステテコ履いてて、攻めにクスッと笑われるんですが、
脱ぎ捨てられたステテコが脳内に出てきてそれどころじゃなかったwww
中盤までは良かったんですが、終盤になると、
攻めが、結婚したら亭主関白になった夫って感じでウザさMAXだった。
受けがキレて、実家に帰らせていただきます!状態になってんのに、
郵送で「そろそろ帰ってきてはいかがですか?」で収めようとする神経が理解できない。
せめて自分で迎えに行って「帰ってきてほしい」と頭下げる程度の誠意を見せろや。
しかも、それで受けが許すどころか自省し出すのも理解できなかった。
特典FT。和物なのに遊佐氏がイタリアンの風を起こしていた。
どこまでも三島一彦氏らしい作品なのに、
今までとは違った氏を感じるから不思議。
一目惚れした綺麗なドールは、
持ち主から愛情を感じると人間の姿にもなる人形だった。
最初こそ驚いたものの、慎はドールにしめじと名付け、愛情を持って接した。
今までの持ち主に「化け物」だと言われ続け、
時には傷つけられる事もあったしめじが、
慎の人生を一緒に添い遂げる、そんな物語に感動して幸せな気持ちになった。
おとぎ話のような終わり方がとても良かったので、
反って、おまけの合体は無かった方が綺麗に纏まったように思う。
巻末FTは「小さくなれたらどうするか」で、
女湯を覗くとか交通機関をタダで乗るとか
邪まな案しか出なくて可笑しかった。