水青
エロスたっぷりのドラマCDの特典小冊子です。この小冊子のレビュー書くとこあったんですね。知らなくてCDレビューのとこにおまけで書いちゃったんですがあらためて詳しく…。
臣が非番の日のお話。二人仲良く洗濯物を干している所に慈英の従兄・照英が突然訪ねて来ます。照英が来て嬉しそうな慈英に臣はちょっぴり嫉妬。臣には分からない絵の話などをわざとする照英は意地が悪いです(笑)嫁いびりだそうです。嫁って…(笑)
さて話は変わって、慈英には臣とのセックスの後臣のイった顔を描くという悪癖があります。以前にもそれを臣に知られて怒られて、臣がやめさせたという過去がありました。
慈英には「秘密の隠し場所」があり、昔から大事なものはそこにしまっておくそうです。それを知る照英は慈英のその秘密の場所を臣に暴露。照英に言われたとおりにそこを開けた臣は、自分のあられもない姿を写し取ったスケッチブックを発見したのでした。ちなみに照英はもう全部それを見たそうです。当然臣の怒りは爆発。
怒り狂う臣はそのスケッチブックを庭先で焼き捨ててやると大暴れしますが、それだけはやめてくれと平身低頭な慈英があまりに情けない顔をするので、なんとか許してやった臣でした。スケッチブックを臣がぐにゃりと曲げた時の慈英の慌てようが面白かった。そんなに大事なのか……。
コミカルな場面もありましたが、臣と照英の会話はシリアス。慈英の側にいるのは本当に自分でいいのかと言う臣に、照英は秀島慈英という人間がいかに天才でド変態で特別な存在か説きます。ちなみに慈英に筆下ろしさせたのは照英みたいです。中学生の慈英に女を紹介して童貞切らせたみたいです。そしたら女の方が中学生の慈英にメロメロになったみたいです。でも慈英は平然としてたという…。とにかく照英に言わせれば慈英は「天性のセックスマシーン」らしいです。そんな天性のセックスマシーンが入れこむほどの臣はよっぽど凄いんだなという話でした…。
照英が帰った後、たまにはちゃんと自分を描いてみないかと慈英に提案する臣。モデルになった臣ですが、デッサンの最中ずっと慈英にねっとり見つめられて視姦されてしまいました。身体を疼かせた臣はそのまま慈英とベッドへ。ここから慈英の独壇場。
「ねえほら臣さん、あなたの大好きな指でぐじゅぐじゅしてあげてるよ?いい?」
「欲しいモノはなに。ここはなんていうの、なにをどうしてほしいの?」
「さわってあげない。いやいやするから、もうおしまい」
…ってな具合です。崎谷さんは小冊子とか同人誌になるとエロスが二割増しになりますね。慈英に言葉でなぶられて泣きじゃくってる臣さんが読みたい方はぜひ手に入れてみてください。ちなみに私はオークションでドラマCDとセットで1万円で落としました。さらば諭吉さん…。
内容は、前半は照英による嫁いびりにあう臣、
後半は慈英による言葉攻めにあう臣
というお話です(笑)
でも、照英は照英なりに
慈英のことを気にかけているらしい。
そして、慈英は慈英でいつか臣が自分の元から
逃げるかもしれないという不安を抱えていたり、
臣は臣で、慈英の側にいるのが自分でいいのかと
悩んでいたりして、それぞれが
いろいろな悩みを抱えているが、それでも
もう今の生活は手放せなくなっている。
でも、お互いがお互いを求めるバランスが取れているので
きっと大丈夫だという結論を最後に臣は見出している。
と、シリアスなお話もありつつ、後半は
ラブラブのエロエロ。
慈英が言葉で臣を攻めまくっています。
ほんとに独壇場です。
薄い小冊子ですが、内容の濃い作品でした