こんな恋、するはずじゃなかった

はじまりは甘い嘘

hajimari wa amai uso

はじまりは甘い嘘
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
6
評価数
3
平均
2.3 / 5
神率
0%
著者
清白ミユキ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
かなえ杏 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784829624555

あらすじ

「俺を恋人にしてよ」弁護士の亜貴は行きつけのバーで、アルバイトの圭吾に突然告白された。9歳も年下の男となんて上手くいくわけがないと思いながらも、圭吾の押しの強さと好みの外見につられて、付き合ってみることに。すぐに拗ねたかと思えば、大人のような一面も見せる。そんな圭吾が亜貴の中で「お試しの恋人」から「本気の恋の相手」へと変わり始めた頃、一通の脅迫状が届く。さらに同じタイミングで、圭吾に不審な行動が増えてきて……。
(出版社より)

表題作はじまりは甘い嘘

大学休学しバーテンのアルバイトをする20
痴話喧嘩が発展した傷害事件の弁護士29

レビュー投稿数2

じれったい

とにかく、受けの亜貴が恋愛に対しては、あれこれ考えすぎで、臆病すぎで、焦れったい。
もう、読んでてドキドキしてくる位。

亜貴は弁護士としてはちゃんとお仕事できるのに、私生活、それも恋愛のこととなると、まるでダメダメで、自分からは、何一つアクションを起こせない。
それでも、セックスとなると、身体は雄弁ってヤツで、、、

ある日、亜貴は、以前から好感を持っていた、行きつけのバーのバーテン・圭吾に口説かれます。
圭吾が年下ということで、亜貴は恋人として付き合うのを躊躇するのですが、圭吾と過ごす時間は、思いの外楽しくて…。

亜貴が現在抱えている訴訟と、過去の訴訟も絡めて、すれ違う圭吾と亜貴の関係が、なかなかスリリングに描かれています。
エロもそこそこしっかり。
物言わぬうじうじした受けが地雷でないのなら、楽しめると思う。

0

思う通りにはいかなくて

今回は大学を休学してバーテンをしているアルバイトと
痴話喧嘩が発展した傷害事件を担当中の弁護士のお話。

二人の出会いからまとまるまでに
攻様の過去と受様の担当事件が絡んで進展します。

受様は29才の弁護士で
常に数件の事件を抱えて忙しい日々を送っています。

今一番厄介な事件は
恋人同士の痴話喧嘩から発展した傷害事件。
被害者の父親が怒り心頭で
加害者の弁護士の受様まで敵意をぶつける為
受様はかなりの心労を受けていました。

そんな受様の今一番の癒しは
友人のバーで働くバーテンダー。
彼が今回の攻様です♪

攻様は明るい笑顔と愛想の良さが
大型の子犬を思わせる20才の大学生で
彼を見るだけでも受様はかなり癒されていたのです。

そのバーは客の大半がゲイかバイで
実は受様も女性に興味が無いゲイ。

久しぶりにバーを訪れた受様は
壮年の男性に口説かれますが、
攻様に邪魔されてしまいます。

苦笑いで揶揄する受様に
攻様は自分こそがと彼を口説きますが、
言葉に真剣味もムードも感じなかった受様は
年齢差を理由に断ります。

しかし攻様は必死に食い下がり、
受様と飲みに行く事に成功します。

意外に楽しい時を過ごした受様は
攻様を自宅にまで連れ帰ってしまいますが、
部屋に着いたとたん、
攻様は雄の一面を覗かせます!!

結果、酔って油断していた受様は
ぐずぐずと交際を了解してしまうのですが
もともと気に入っていた攻様と
デートする度に受様の気持ちも傾いて
終には攻様と身体を繋ぐ決心をします。

しかし
デート途中に傷害事件の被害者の父親に遭遇、
罵りの対象にされてたやりとりで
なぜか攻様の方が激しく狼狽えてしまいます!!

訝りながらも自宅を訪れた攻様に抱かれ
彼と恋人になれた事を喜んだ受様でしたが
そんな関係も
受様への脅迫状が届いた事で急変します。

その頃から
攻様に不審な態度が目立ち始めるのです。

脅迫状の送り主とは?!
そして攻様の不審な態度の原因とは?!

この後
攻様が受様が昔担当した事件の関係者と判明、
悪意から近付いた受様に惹かれてしまったが為に
悶々としてスッタモンダするのですが、
脅迫者は傷害事件に絡んだ人物だったので
二人の仲が落着いた後はすんなりとわりと決着。
読後感良くまとまっていて面白く読めました♪

特定書店で購入すると特典ペーパーがつくのですが
そちらは友人のバーでのケモミミパーティの一コマ。
猫耳で口説かれてる受様に焦る攻様が可愛いですよ。

今回は同じく年下攻のお話で
崎谷はるひさんの『耳をすませばかすかな海』をおススメ。
こちらは受様のほうが策士です。

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う