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――代わりにおれと寝てください、と言ったら?
yasashiku shinaide
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
あらすじで期待しすぎて肩透かしを食らった。
痴漢冤罪で社会的な生命を絶たれた攻めがその元凶の受けを
恨まないんだ。 ミラクル過ぎる。
受けもハナから償いのために抱かれるって感じじゃない。
割と最初からめろめろです。 全体的に糖度高めで
いたたまれない気持ちになった。
それと唐突に支社長にヤられる下りはポカーンだった。
華藤さんにしては、外国も、京都も、伝統芸能や伝統技能もでてこない。
主人公の笹本は、担当した痴漢冤罪事件をきっかけに検事をやめ、2年のアメリカ留学を終えて東京に戻り、弁護士の仕事を始めたばかり。
ある日、自分が冤罪で有罪にした清瀬に、職安で偶然出会い、、、、
題材的には痴漢冤罪とか、汚職隠しとか、タイムリーでキャッチーな感じ。
舞台が東京だけあって、しっとり(じっとり)した水気はない。
タイトルも「優しくしないで」っていう、ゆる甘さ。
清瀬は、名前の通り、すごく清らかだし、
なんだかとってもロマンチックなお話だった。
表紙が普通のBLっぽいのがちょっと残念。
華藤えれなさんの久しぶりの日本が舞台の日本人カプのお話です。
このイラストが好みじゃないのと、題名が「優しくしないで」って安易なもので、少しためらってしまいましたが、自分的に華藤さんはかっているので思い切って読んでみました。
して結果は・・・安堵しました・・・甘甘だけど華藤さんらしい、しっかりした作りで。
痴漢事件でえん罪を起こした検事の笹本は、罪の意識から検事を辞めて弁護士として活躍し始めた時、偶然その時の被疑者の清瀬に再会します。
笹本は結構完全主義者で、検事の時もその追随を許さない姿勢からえん罪で相手の何もかも奪ってしまったことに深い罪の意識を背負っていたのです。
しかし、その背景には同じくえん罪でボロボロになった父の姿を見ていた過去があるということがわかります。
そして再会した清瀬に、父のような雰囲気を感じ放っておけなくて自分のマンションへの同居を勧めます。
清瀬はゲイで、笹本はそうでないはずなのに、彼に惹かれていることを確信して抱かれるのですが、それはあくまでも罪滅ぼしと位置付けることにしたのです。
彼によって癒しを得、どんどん好きになっていく笹本。
一方、弁護士の仕事の上で笹本をバッシングする風評が立つのですが、それは彼が、トラウマになっているえん罪事件から脱却するために受けた汚職事件に絡む陰謀だったのです。
清瀬がゲイなのに結婚していたこと、そして子供がいたことなど、きちんと笹本に説明しなかった為に笹本も苦しみます。
そして、二人を恋人にするための重要な事件が起きて・・・
笹本は、決してひ弱ではない頭の良い男として描かれています。
女王様ではないものの適度なツンデレで、好感のもてる人物です。
清瀬は、全てを失っているのに涼やかな前向きな男に描かれていますが、年下らしい少しアマちゃんな感じに描かれているような気がします。
気になるのは、笹本の弁護士事務所の代表の生田→怪しい!(ホモ仲間に入れてあげたくなるような人物だ)
最後に水族館にペア用個室があって、そこでエッチするんですが、、!?、、って突っ込みたい~~~やばくないですか?
てか、そんな水族館あったかな?気になってしまうよww