雀影
うっかりしてたけど、「神」評価100本目!!
「Morningu Blue」「Merry Widow」の2つの短編が入った本。
「~Bleu」は譲の休日、「阿久利のベッドで誘い受けの朝H」な、ラブラブ掌編。
この本のメインは「Merry Widow--アカルイ未亡人」の方
「~Bleu」の続き、阿久利が出かけた後、ようやく目覚めた譲がシャワーを浴びていると、由利が部屋に出勤してきていて、、、
譲が感じている
「結ばれて、幸せだからこそ感じる不安」
由利にその不安を言い当てられた譲は、由利の言葉の端々から、由利と、今はいない由利の恋人の関係を想像します。
ぶっちゃけ、どっちが上?っていう下世話な疑問や、なぜ、その恋人は、今いないのか?という、、、
商業作家さんが出す同人誌、それも、自分の商業作品の番外編の場合、
1,読者サービス的な、軽いラブラブ(エロエロ)補完話
2,本編には時系列や、ストーリー展開の都合で入れられないが、どうしても書かずにいられない、登場人物達の関係性やキャラクターを描いた作品
3.本編とは違う結末のセルフ・パロ
などのパターンがありますが、これは、1と2のパターンのお話が入っています。
で、この本、「グレイゾーン」「ボーダーライン」と2冊読み終わってから読むのをお薦めします。
「ボーダー~」後に読むと、涙腺直撃、必至です