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罪深き、この恋よ
mikado no koibumi
平安時代(帝)、
ストーリー展開・心情展開がまとまっている+素敵
ハッピーED
3つクリアなので私の中では結構神w
比較的エロ超重視ではなく、ストーリーも重視なのでしっかりしてます。
頁数も200ちょいと薄いのにここまでまとまってるのは、
時代物やファンタジーにありがちな無駄な説明描写が必要最小限だからかと。
昔→今→未来へ(想像)というストーリー展開は
読み終わった後も幸せになれるので好きですーw
やー、、素敵です、、男気あふれる帝、、、w
この作品、私の中では前半と後半の評価がちょっと違いました。
前半「萌x2」、後半「萌」といった感じです。
雅な平安モノという感じでお話は始まるのですが、前半はとても切ないです。
タイトルにもあるように、帝から受けに恋文が届くのですが、帝がとても情熱的なだけに、恋してはいけないと思っている受けの気持ちがもう溢れんばかりに切ない。
後半、なぜ評価が少し落ちるかというと、こういう切なさがちょっとなくなるからです。
濡れ場が多くなって、しかも1シーンが長いのでこういうシーンが好きな方にはお薦めですが。帝がちょっと暴走するシーンは好みが分かれるかもしれませんが、私はちょっと萎えてしまいました。
恋文の遣り取りとか、その返しとか、こういうロマンチックで雅な展開がお好きな方にはお薦めです。
あ、そうだ!夜這いもあります(笑)。
平安モノですが、言葉遣いとか名称はそれ程難しい日本語は使われていないので、言葉が難しくて時代物が苦手という方でも十分楽しめるのではないかと思います。
盛大にネタバレしていますのでご注意を。
ほぼタイトル通りなのですが、龍笛の名手で、だが身分の低い受けが、帝の寵愛を受けるも、実は血を分けた異母兄弟だという因縁ゆえに、その禁忌を破ることができず分かれようとする二人のお話でした。
幼い頃に出会って初恋となるも、その禁忌ゆえに親から遠ざけられるというエピソードが最初にあります。
帝には腹心の幼なじみがいて、帝のことを心配するあまり二人の仲を裂こうとする役回り。こちらもかっこよさそうなのでもう少し活躍してくれたらよかった。
文をつける暁もしかり。
基本、二人が、だめよだめよといいながら別れがたい、というお話で、あまり他のキャラとは絡みません。
結局、禁忌を破っても一緒にいる、という結末で、こちらも運命どこいった感があり、基本的に軽ーいお話でした。あれ、これで終わり?という読後感がぬぐえない。。
あと、平安時代をイメージされたということで、建物や衣装など雰囲気たっぷりなのですが、話し言葉は現代というよりは江戸時代や中世西欧の翻訳調な感じもあり、ちょっとあれっと思うようなところもありました。思い切って現代口語にしてしまったらよかったかもと思いました。