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ikoku ni mau koichou
今回は
英国紳士・ヴィンセント
×
旅芸人・文弥
のお話です♪
文弥は『清六座』という一座の中
でも一、二を争う人気があるほどの
旅芸人です。この度は英国(イギリス)の
首都ロンドンの小さい劇場で奇術を
披露していたが、公演が終わった日に
まさか自分達に劇場を紹介してくれた
人が一座の売り上げを持って逃走した
ことにショックを受け、倒れてしまい……
そこで助けてくれたのはいつも奇術を
見に見に来たくれたヴィンセントだった。
でもそこに待ていたのは文弥が
支払わねばならない多くの大金
でした。そこでヴィンセントは
文弥に弟の遊ぶ相手と自分との
ベットを共にすることだった。
この条件を断ることができない
文弥はヴィンセントの言う通りに
することしかなかった。そんな文弥は
ヴィンセントが自分に対する態度が
情事をした前を変わらなかったことに
ついて少し寂しく思えて、それでも
仕方ないと思った。
そんな文弥はいつの間にか……
ヴィンセントのそばにいたいと願う
ようになって………そんな二人の
運命はどうなったのかは見てからの
お楽しみです~♪
松幸さんは一応『好き作家さん』には違いないのですが、プリズム文庫ではハッキリ『好き』と言える作品はほぼありません(他レーベルがすべて好きだとも言えませんが)。
どれを取ってもなんか物足りないんですよね。
これも、なんかもうここまでやんなくても・・・というくらい、ありがちなネタ満載の『王道』一直線のストーリーでした。いえ、それはともかく薄いんです。
基本は身分違い?ヴィンセント(攻)が、英国貴族の一員というのか伯爵夫人の連れ子で、爵位を継ぐ弟の後見人なんです。
いやもう、もともとそういう傾向の作家さんではあるんですが、特にプリズム文庫は『攻が金髪外国人で貴族・セレブ』率がホントに高いんですよね~。
こちらのヴィンセントが黒髪なのだけが例外かな?『外国人で貴族・セレブ』はそのままだし。
申し訳ないけど、読み始めて早いうちにもう最後まで読まなくてもいいんじゃ、とさえ思ってしまいましたよ(松幸さんのこういうパターンずっと読んで来てるから)。
キャラクターもまさしくテンプレートそのままです。
文弥(受)は属性で言えば『健気』だと思うんですが(健気受が大好きな私ですが)好みじゃない。
あまりにも従順過ぎで、なんか人間味がないというかよさが感じられないんです。
ヴィンセントは、結果的にどういうキャラクターにしたいのかはすぐにわかるんですが、それが上手く表現されてるとは思えません。
その場その場で『(ストーリー展開上)都合のいい』キャラクターになっちゃってる気がしました。
とにかくどのキャラクターも描写が薄くて、まったく魅力を感じなかったですね。
ただ、好きだとも面白かったとも言いませんが、少なくとも読んでて嫌な気分になることはなかったんです。
借金のカタに体を、にしても(一応ギリギリでも)無理矢理Hではなかったし。←これだったら確実に『しゅみじゃない』でしたね。
う~ん、トータルではまあ可もなく不可もなく、でしょうか。いや、どうなんだろう?
決して『これ絶対ダメ!』までは行かないんですが、再読しようとは思いません。
松幸さん、きちんと『書ける』作家さんだと思ってますので、プリズム文庫の作品は全体に浅過ぎな気がしてなんかもったいないんですよね。
逆に言えば、中身が薄くてぺらぺらでも(一応)読めるのは、基礎の部分がしっかりしてるからなんでしょうか?
あと、イラストがこうじまさんなんですが、表紙を見たとき一瞬そうだとわかりませんでした。雰囲気がかなり違うように感じたんです。モノクロ挿絵はそうでもないんですが。
でも、イラスト綺麗でよかったですよ。
こうじまさん、昔の(中でもショタ)絵は正直苦手なんですが、最近は結構いいですね。
特に大人っぽい(ショタじゃない)絵の方が好きかな。
匿名さん
この話私は読んだよ~
面白いよね(>v<~