ふばば
ほのぼのファンタジーBL「真夏の夜の御伽噺」番外編(同人誌)です。16p。
内容は、岡本と旗野が結ばれて同居も始めてからのお話で、旗野視点です。
同居を始めてから、独り寝を許さず心もカラダも甘々に蕩けさせてくれるオトナの岡本。
アンティークも扱う岡本がまたぞろ出してきた不思議グッズは…
時間が逆戻りする目覚し時計〜!
若い頃に戻った夢が見られる言い伝えだそうです。
気さくで話し上手で魅力的な岡本と恋人になれた幸運を噛み締めながら、魔法の時計のネジを巻く旗野。眠い眠い…瞼がどんどん重くなってくる…
そして目を覚ましたら、目の前に岡本が。それも十年若い頃の。
自分が10年前に戻ると思っていたのに、岡本が若返っているなんて。
24才の岡野も肝が据わってて何にでも興味津々、艶っぽくて大胆で…そんな岡本に見惚れていると、なんで俺んちの前に?と尋ねられ。
『俺、勝一さんの十年後の恋人なんです』
そう告げてもすんなり受け入れているらしい岡本に組み敷かれ……
甘々でアツいHタイム。ーーーー
おい、と揺り動かされて目覚めれば、いつもの岡本が髪を撫でてくれる。
あの時計を使ったのか、と尋ねられ、十年前の勝一さんとめちゃくちゃやらしいことをしてしまいました、と話す旗野。
『なにい⁉︎』と余裕をなくした岡本の顔を見られるのは、自分だけ。
意外と独占欲が強くしたたかな旗野でした。