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haru no doro
実兄弟もの。弟×兄。
和貴と朋貴は昔は仲の良い普通の兄弟でした。
しかし和貴は中学受験に失敗し、頭の良い朋貴が受かり弟にスポットライトが当たったことから段々弟の存在が疎ましくなってきました。
大学二年の春休み、そんな窮屈な家から出たいと思っていた和貴はバイト先の先輩とルームシェアをすることに。すぐにでも引っ越すつもりの和貴でしたが、両親が家を空けるのでその間だけ朋貴を見ていてくれないかと両親がいない一週間の間は家にいることに。
しかし親がいなくなったとたん、朋貴は和貴を縛り、家に監禁してしまいます。
とにかく弟→→→→兄すぎるwww
受験に合格したのも兄に褒められたいため。親に褒められても意味がない、ただ兄に認めてもらいたかっただけ。
ていうか弟は執着攻めですね。だいぶ前から兄のことを意識してたみたいですし。
2人ともゲイみたいで、兄はわりと遊んでたみたいですが弟は兄一直線。
初めては近藤さんをつけないでやろうと決めていた、という弟のセリフにはぞくっとしましたw
弟の方が体格がいいため、兄は殴られたり頬を打たれたりします。
でも兄もそれを黙って耐え続けているわけではありません。
兄は結構強気受けでしたね。「離せよ!」とか「こんなの犯罪だろうが!」とか言ってましたからね。決してか弱い受けではありません。
一週間監禁されてる間は兄は基本縛られてます。
弟の自分に対する執着とこの事態に早くここから逃げねばと思う兄ですが、弟の気持ちを知って段々心が動きます。
エロは多めでした(書き下ろし含め)。というか弟が兄を監禁してすることが大体そういうことでしたからw
弟は兄を「兄貴」と呼んでいましたが、最後には「和兄」呼びになってたのに萌えました(*´д`*)
乱暴なことをしますが、兄にかまって欲しくて甘える場面もあって・・・弟可愛いよ。
最後はハッピーエンドですが兄、これから大変だろうなあ・・・ww
近親相姦、肉体的に痛い、精神的にも痛い、そして、イッちゃってる執着攻め。
はっきり好き嫌いの分かれるお話なので、万人にはオススメできません。
この手のお話が好きな方のみ、禁断の扉を開けてお入りくださいませ。
私はもう耐性がついたのか、水原とほるの繰り出す禁忌の世界にビビることはなくなりました。背徳ムードをただただゾクゾクと楽しんで読みました。
私もイッちゃってるのかも知れませんw
水原とほるの近親相姦モノというと『異母兄のいる庭』が非常に面白かったのですが、それと比べるとこちらはストーリー的には薄いですね。
弟攻めで兄受けです。
近親相姦の場合は、弟攻めの場合のほうが私は萌えます。
この弟が、兄のことが大好きで大好きで、頭が完璧にイッちゃって、兄を監禁レイプするところからお話がスタートします。
セックスセックスまたセックス。
痛い痛い痛い痛い。
痛いー!
なんかもう凄かったです。
怖いです。
怖くて面白かったです。
執着攻めは、狂気に満ち満ちてるほうが面白い。
近親物大好き人間としてはガチ兄弟物ときたらそりゃもう読まねば!ですよ!
弟攻、兄受で監禁陵辱物ですが水原さんにしては暴力表現や痛さは控えめというかぬるめ。
元々は出来が良かった兄は中学受験で躓き、以来少し投げやりになりやや素行不良気味ですが酷くレールを外れるという事はなく2流大学生で、親の期待通りにはならなかったもののまあ現代っ子というところ。
対して弟は順調に良い中学、高校と進学し親の期待に見事応えている真面目な受験生。
そんな性格の違いもあって、幼い頃は仲が良かった兄弟は必要最低限しか話さない仲。
そんな兄弟関係は両親が外国に出かけている一週間の内に大きく変わります。
突然優等生の弟が、兄を拘束し強姦しまくり。
そうして2人の関係が始まる訳ですが、弟が自分の心が壊れているという告白はもっと早くても良かったんじゃないかな。
兄サイドの感情は細かく描かれてるんですが、弟の病み具合が行動でしか分からないのでもっとこうドロドロ病み加減を途中から出して欲しかった。
単なる独占欲の範疇に読めてしまうのがちと残念。
水原さんだったらもっと踏み込んで書けたと思うだけにそこがちょっと不満といえば不満。
まあ兄弟物萌としては充分萌えましたが水原さん作品としてはもう一押し欲しかったところ。
水原作品といえば痛いもの。
肉体的にも、精神的にも・・・な第一印象だった作家さんなのですが
最近読むほどにそんなでもないな・・な作品が続いておりました。
今回!リアル兄弟!軟禁!?陵辱!?
ちょっw久しぶりに痛いのか(*´∀`)ハァハァ
な~んて思ってたんですが、そんなでもなかったです(笑
デキのいい弟。
受験でつまづいたのが始まりで、転落人生の兄。
家をでて離れようとした矢先。
両親の居ない家。無理やり手篭めにされて~犯されて。
弟の豹変についていけるのか、そして気持ちを受け入れるのか?!
な今回のお話。
正直、、、、どーなのよwwな部分も多かった。
感情移入できるのかいなか。
というか、愛は生まれているのか否か。
それでいいのかどうなのか。
ま、弟が兄を愛してるんだからしかたないべw
と思い本を閉じたしだいです。
どうせならもうすこし痛くてもよかったかなと思うのは
私だけだろうか
表題「春の泥」のそのままに
後感は読み手をも泥につかった感じをモヤモヤと与えます。
水原カラーの、寡黙な攻めにけなげな受け でなく今度はビッチ受け!?
と思わせながら、実はお兄さん和貴は中学受験に失敗したことですでに挫折。
しかし根は優等生だったのでワルになりきれなかった芯の弱い男でした。
弟の朋貴は、兄のプライドを再びへし折るような優秀なできで、
兄など歯牙にもかけない風だったのに
兄が家を出る一週間前、急に兄に異常なまでの執着を見せ、
両親が不在の間に兄を監禁してものにしてしまいます。
兄は、抵抗するものの流されて、弟も、その状況も受け入れてしまう。
「夏の暁」(春の泥から約一年後の設定)
で、やっとその弟の執着の理由がわかってくるのですが
それが、今一つ押しに欠けるのですよね、、、
兄も就活を控えて、バイト先オーナーに声をかけてもらい
将来を真剣に考え始めるのですが
オーナーの磐国さんは実はゲイで、和貴をくどいてしまうものだから
弟の激しい嫉妬をかい、兄さん悩みます。
壊れている弟を捨てて、兄は飛び出せばいいのに、どうしてそうしないのか?
兄が弟を愛するという理由も弱く、最後の兄の選択も納得できない。
春の泥は温いので、つかりっぱなしなら気持ちがいいだろうか?
でもね、このケースは泥につかったら早く洗い流したほうがいいと思うのですよ。
もう、この兄弟一生このままグタグタしていくのかしら?
それにしても、両親子供の育て方間違ってない?
などと余計なお世話も頭をもたげてしまったのであります。
水面下で5年間兄狂いし続けた弟、出来が良いという設定なだけになんでもない家具をSM具に仕立て上げる発想力があります。しかも兄の陰毛を赤ん坊みたいにさせちゃって面白い!やりたい放題って萌えますホント・・・。
そんなアブナイ弟が、兄と他の男との過去話をどんな思いで受け止めていたのかと考えると・・・・・・・・・怖い怖い怖い(・・;;)
ただ、兄も弟を好きにはなるんだけど、後々まで兄弟であることに引っぱられ続けて、ラスト前でなんとか取り繕ってハッピーエンドな感じが否めない気もします。
水原先生の痛い話だからこそ終わりもじっくり味わいたかったな~と、そこだけ不完全燃焼です。
というわけで、散々悩んで中立です。