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guardian shugosya no suuji
こういう設定は好みですし、キャラクターも魅力あるんですよ(アルバスの関西弁はちょっとあんまりだと思いますが)。
いや、確かに好きだし面白いんですよ。何よりも、設定(もちろん時生のキャラクターも含めて)は本当に秀逸だと思うし、それをきちんと表現できてるんです(設定倒れになっていないんです)。生野さんは、こういう世界観を作り上げるのが上手いですね。
でも、的確には言い表せないのですが、特に後半のストーリーが中途半端というのか、『詰めが甘い』ように思ったんです。
よくできているし、面白いと思うからこそ余計に惜しいんですよね。
なんて言うんでしょうね、面白いのは確かなのに、何か足りないと感じてしまうんです。微妙だ・・・
もしかしたら、盛り沢山過ぎるのかな?設定もよく練られていて、キャラクターも主人公だけでなく脇もきちんと存在感がありますし、その上ネタが大きい(壮大すぎる)からこそ、尺が足りないと感じるのかもしれません。
ハラハラドキドキのアクションシーン満載の映画みたいな本でした。
設定がしっかりしていたから、偽物チックでなくて、大満足。
主人公のキャラがまた秀逸。
受けちゃんが姫と呼ばれるわけがよくわかります。本物のお姫様って、お城に住んでる身分の高い人じゃなくて、こういう真っ白な人です。
真っ白な理由も受けちゃんの心の障害と、ちゃんと納得いくし。
そしてナイト役の攻め君。
最初っからフォーリンラブしてないから、余計にリアリティあり。
攻め君の言葉に傷つく受けちゃんの言葉や行動が、もうジンとくる。
攻め君のそばで数を数えだしたときは、こちらも涙ぐんでしまいました。
最後に攻め君が「愛というんですよ」って受けちゃんに教えたとき、涙腺が崩壊。
マジでおもしろかった。
主人公の時生はまさに純粋培養潔癖症の科学者ー帯にあるコトバがぴったり当てはまります.
対する攻めの丈太郎は任務を忠実にこなす護衛.
丈太郎は一見優しげに見えますが扱いにくい時生を手なずける一方でハッキリと
扱いにくくて面倒
と時生のことを語ってます.
最初から時生の美貌に惹かれて気に入るようではリアリティに欠けるから読者としては納得がいくところ
でも感情としては別物で、その言葉を偶然立ち聞きしてしまった時生が他のことには全くの無関心だったはずなのに覚えのない胸の痛みを感じるところに悲しくなりました
過去余りに壮絶な傷を負ったことから自分の殻に閉じ籠り皆から反感を買うような態度をとってしまう時生の不器用さがなんともいえず可哀想でした.
そんな時生が丈太郎に初めての恋心を抱いてからの一途さと素直さは可愛すぎて胸打たれました!!
丈太郎が任務だからという義務感だけでなく個人的な感情で時生を守りたいと感じるようになるさまを上手に描いてたので私も一緒に時生のひた向きな純粋さにやられてしまいました
話がテロという大きな材料を扱っているだけあって戦いの雰囲気は常にありましたが重すぎるということもなく、アルバスなどの陽気な脇キャラが潤滑油になっていたように思います
アルバスは早く晶ちゃんと幸せになってほしいですね
護衛としていずれ離れることになる時生に惹かれつつあることを自覚した丈太郎が悩むのは当然のことだと思うしその苦悩もあってこそ結ばれた時に嬉しさが倍増するんだと思います
二人のエッチシーンですが…
やはり無垢な(オナニーさえ知らない)時生の素直な反応がカワイイですね
個人的に丈太郎の
姫の素直な媚態は男を殺しますね
っていうセリフに萌えました笑
外見も精神年齢もまるで反対ですが実は時生が2歳上なんですよねえ...
だからっていうのもあるし護衛対象だからっていうのもあると思いますが、丈太郎が多少乱暴ながら時生に対して丁寧語で話すのがすきです
痛々しいシーンも多かったけど時生も成長できたしいいお話でした
面白く読みました。
主人公の時生は天才で障害持ちという描写が難しいけれど、題名にもなってる数字を使うことで、その特異性がよくわかります。
それにしても可愛い時生です。子供みたいに素直にストレートにこられたら、丈太郎でなくても落ちてしまうでしょうね。
セックスシーンもクスリと笑ってしまうところもあって。
そして圧巻はカーアクションと銃撃戦のシーン。面白いシーンの連続に恋模様が散りばめられていて、すごく堪能しました。おすすめです。
幼い頃、目の前で両親を殺されたことがトラウマとなり、予定外の行動をしようとするとパニックを起こしたり、共感覚の持ち主である時生は、天才科学者で研究だけに没頭しています。
そんなある日、テロ組織“蛟蛇”の大規模なテロ計画に気が付いた国際警護機構(IGO)が、その計画を阻止する為には、時生の頭脳が必要になり、オーストラリアの研究所から日本へ移動しなくてはならなくなり、その移動の警護に当たったのがIGOの特殊部隊に所属する丈太郎たちでした。
初めて丈太郎と対面したときに、時生は「いい声。深い青、海の色の声だ」と思い、大好きな数字“91919”というぴったりな数字を思い浮かべることが出来、その数字の色は青と白で“海”まで見えるんです。
時生には好きな数字と嫌いな数字があり、丈太郎は好きな数字が思い浮かび、しかも桁数が多いほど好意が大きいという証らしい。
そうです、気に入られたってことです。
まさに研究室育ちの純粋培養! って感じの時生。研究者としては天才的な能力を発揮しますが、人間的な感情は、両親を目の前で殺されたショックを抑え込む為に切り捨ててしまっていたんです。
だから、人を好きになったことなど初めてで、どうすればいいのか全くわかりません。
誰かのために何かをするということもしたことがなく……というか、自分の感情すらないのに、相手のことなど考えることなどなかったわけです。
しかも、時生が蛟蛇に攫われようとしたとき、丈太郎が庇って時生だけ逃がすことに成功します。が、丈太郎を助けに行くために自らまた蛟蛇へ戻るなど、どんどんと時生の感情が豊かになっていくんです。
愛する気持ちが時生を変えていくんです。
ところで、テロ組織“蛟蛇”のボス・リオネールという人物が、もうめちゃめちゃ極悪人。人が傷つくことに悦びを感じ、恐怖で時生を支配していたんです。リオネールの姿を認めただけで、研究の秘密さえもすらすら告白したり。
ですが、そんなリオネールにさえも立ち向かっていくんです、時生は。
変われば変わるもんです。