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本編のゲームは主人公であるコノエの軸と視点で進みますが、小説「Lamento -BEYOND THE VOID- expiatio」はコノエの軸にライが視点となります。ライ視点ということでストーリー展開はライコノですので、ゲームでライコノ(真相ルート)を終えてから読んでいただくのがベストです。
コノエが思っている裏でライはこんなことを思っていたのか! ということが分かり非常にいいのでライコノの方にはおすすめしたいのですが、何分、小説というよりは脚本ちっくなのが難です。そのためか、補填しきれていない部分があるように思えてしまうところと、あるべきシーンが抜けているところが残念でした。
約三センチという厚みがあるにも関わらず、中は一段、少々文字でかし。正直2310円の価値は…ライコノが好きでも微妙な値段なのではと思います。
表紙に関しては、ちょうどこの頃に作画のたたなかなさんがフリーになるということもあって書き下ろしではなく、使い回しでももう少しやりようがあったのでは…と思うと、いろいろと残念な本としか言いようがありません。
残念なことばかり書いてますが、いいことは、ライをより深く理解できたこと。ライは素直に感情を出すタイプではないので、思うよりもコノエをコノエとして大切にしているんだってことが分かったことがよかったところです。
「この、馬鹿猫が!」の中にものすごい愛が詰まっています。