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ai no kusabi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
と、思わせるストーリーでした。
間の楔も3冊目です。
今回はイアソンは不在。その代わりといってはなんですが、キリエと新しく登場したマノンが重要な役割を果たしてます。
キリエはリキに恋焦がれるあまり暴走してるのですが、あそこまで来ると狂っているとしかいえない感じが読んでいてとても嫌悪感を抱いてしまいました。
多分、リキに多少なりとも感情移入して呼んでいるからなのでしょうが・・・。
一方のマノンは箱入りどころか重箱入り息子も度が過ぎるとあぁなってしまうんだなぁという体現者でした。カッツェはオトナというか・・・人生の経験地が違いすぎて歯牙にもかけないというのが爽快でした。
一番不幸・・・もといとばっちりを食っていたガイ。なんかありそうな気がするんですが・・・どうなるんでしょう。
キリエとマノンは大変凄いものを見てしまっているんですが・・・どうなるんでしょうか?まさかの秘中の秘とも呼べるものを見、知ってしまって無事ですむとは思えません・・・。とても次が気になりますwww
ガイとの決別、仲間との決別を決めたリキ。
けれども、そんなさなか、トラブルメーカーのキリエがまた事件を起こす。
巻き込まれたリキ、ガイたちは・・・!?
な今回。
イアソン様不在でも面白いもんは面白い。
そもそも甘甘ベタベタな話でもないしね。
だからこそ、BLの域を超えて面白いと思える作品だと思うのです(ノ∀`)うん。
後半、半狂乱のキリエとポリス。
そして、巻き込まれたリキとガイと。
鬼気迫る臨場感に胸踊りました。面白い
言わずと知れたJUNE屈指の名作「間の楔」のリメイク版第3弾です。
と言っても私はJUNE世代ではないので、
数年前に単行本版を読み、OVAを見てイアソン様ラブになっただけなのにわかファンですが。
キャラ文庫のリメイク版をここまで追ってきましたが、キャラクターが増えたり舞台設定などが細かく描写されたりと、私がはじめに読んだ単行本版よりも非常に丁寧に作りこまれています。
クリスタル文庫版は読んでいないのでよくわからないのですが、こちらのほうがさらに細かいのでしょうか?(ご存知の方がいたら教えていただきたいです。)
けれども、その分たくさんの情報に惑わされてしまうので、はじめて読む人は単行本版(今は絶版のようですが・・・)から読むことをおすすめします。
主人公ふたりのつながりが、よりシンプルに見えることかと思います。
また、リメイク版は単行本版よりも説教くさいように感じます。まあそりゃあ20年経っているわけですし、同じようにとはいきませんよね。
文体などはキャラ文庫版のほうが今風で読みやすいと思います。
さて。
JUNE世代のお姉さまがたと話していると、イアソン様での名前を出しただけで一緒に「キャー!」と黄色い声を上げられる、そんなキャラクターです。
はじめは「フンッ!こんな金髪碧眼ロン毛の攻キャラなんか、なんとも思わないんだからっ!」と思っていたのですが、いつの間にやらまんまと彼の魅力にはまってしまいました。
イアソン様は至高の攻キャラとしてのすべての要素をお持ちの上、最強系の攻キャラの中でも頭一つ突き抜けていらっしゃいます。
もう、攻とかなんとかじゃなくてイアソン様はイアソン様です。
そのため、この巻には全然イアソン様が出てこないので、読み終わってから号泣しました。
「お願い、イアソン様に会わせて!!」とよくいる当て馬キャラさながらに叫びたい気持ちですが、もうすぐリメイク版も発売になることですし、おとなしく次の巻を待ちたいと思います。