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nemuru retsujo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
夜光花さんの作品初読みです。
Q&Aで「エロい作品」のお薦めに夜光花さんのお名前が挙がっていたので
どんだけエロいんだろう?と、ワクテカしながら読みましたw
うん。確かにエロかった。
縛ったり酷い言葉で攻めたりかなりねちっこかったw
でも、それ以上にミステリー仕立てになってて
犯人探しとエロの両方を楽しむ事が出来てすごいドキドキしました!
まあ、ミステリー部分は
わかりやすい伏線があちこちにあったので
本格ミステリーという程ではなかったけど
BL作品ならこの位の方がちょうどよかったかな~。
超わがままな妹の存在も、かなりきつめのスパイスになってました。
兄や家族の弱点をちゃんと把握してて
そこを絶妙についてくる狡猾さには本気で血圧上がりそうでしたw
だから、妹が最後には結構あっさり落ち着いたのは
ちょっと物足りなかったかも。。。(どんだけMなんだ、私はw)
久緒の存在も、結構怪しげで
結局は最後まで、どういう人だったのか謎を残したままでしたが
久緒を信じたり疑ったりしながら読むのも楽しかったです。
久緒のメインの話とかも読んでみたいかも。。。w
全体にかなりシリアスなお話でしたが
夜光花さんの狙い通り
久緒の存在が、物語がシリアスになりすぎるのを阻止してたみたいで
読み始めに感じた重さは、読後はそれほど感じませんでした。
読み応えも充分ありましたし
いい作家さんに出会えたかな~と思える作品でした。
夜光さん作品では特に、ネタバレを全力で回避した方が良いかな~という気がして、あらすじは余り読み込まず、口絵も後から見る事が多いです。そしてそれは正解だったようで。(少なくとも私にとっては。)
主人公の性癖は、最初の語りの温度からして意外でした(自分から「それ」を求めた時は読んでて思わず笑ってしまいました)し、事件の真相も大筋はそうなんだろうな、と思いつつ意外な部分もかなり多く。晶と章文の関係も含めどう展開するか予想が付かず(あまり予想もせず読んでましたが)、ひやひやしました。
途中まで怪しいと思っていた久緒さんがちょっと(かなり?)変人さんで、すっかり好きになってしまいました。もしかして名前のモデルは久生十蘭?他の作品にもゲストとかでちょいちょい出てくれないかなあ。
そして何より終わり方が好きです。怖くてほろ苦くて切ない。
この二点が気に入りましたので、ちょっと甘め?の神評価で。
誘拐された晶の妹。
犯人の要求は、親友の章文の婚約を破談させること。
晶は、章文の自分への恋情を知りながら
偽りの告白で章文に抱かれる・・・
というお話。
誘拐犯人は誰なのか?
そのあたりのからくりは、最初から予測がつく範囲でしたw
サスペンスの内容はさほど期待しないほうがいいかもしれません。
が!
私が「神」の評価をしたのは、種明かしがわかってからの
晶と章文の心情がすごく良かったし、ラストの書き方!
何が眠っていた“劣情”なのか
タイトルの意味が、ここにきてすごくよくわかる!!
あと、性癖的に不一致な二人のやりとり・・・
どう解決するのかな?っていうのは先が読めずに面白かった。
じつのところ、私もSMにはさほど萌えないw
だから章文の気持ちはすごく良くわかったんだけど
SMとSMプレイの根本的な違いをあて馬の久緒が謎解きしてくれます。
この手の趣向の奥底にある心理を知るとなんだか
SMプレイに、興味が湧いてきましたv
「私Mです」「俺Sです」という自覚があるわけではなく、何気なくハードな方が盛り上がることに気づき、探り探りハードにしていった結果、SMに行き着いちゃった。みたいな作品。
そもそも、受はノンケだし攻もバイというゲイゲイしくないカップルなので、逆に「そこまでのプレイをよくぞできたな!」というギャップがよかったです。
つまり、SないしMの自覚があるもの同士にしては、ちょっとぬるいけど、SM初心者にしては「よくやった!」と賞賛できるくらいのSM度です。
キャラ文庫さんなのでストーリーはかっちり。
物語のキーになるのは、受の晶という男が抱える「盲目的な過剰すぎる愛」を呼び寄せてしまう体質でしょうか。
妹から身内以上の愛情を寄せられ、一方で高校の親友だった男からも執念深い愛を抱かれるという…。
愛されるキャラというには深刻すぎる、過剰な愛に押しつぶされそうになっている受の苦悩が、本編を通してまざまざと描かれており、作品全体をつつむ閉塞感を演出しています。
そんな受の体質が、妹の拉致という事件を引き起こし、結婚を破棄する代償に男と関係を持つという事態につながるのです。
はじめは、仕方なく抱かれていた受が、物語が進むにつれて自分が求めるものを自覚し、自ら声を発することができるようになっていく…。
そんな、過剰な愛を受けるあまり、自身は物事に無関心だった男の成長を描いた作品ともいえます。
濡れ場については、そんなに過激なプレイがあるわけではなく、どちらかというと羞恥心を煽るようなプレイなので、痛い系のSMが苦手な方でも読みやすいと思います。
ハードなのは縛りやローター挿入の放置プレイくらいです。
本格的なSMを求める方にはぬるいかも。でもねちこいエロさは満載です!
個人的に異物挿入のままの外出プレイに激モエするので、それが見れただけでも満足でした!
ただ、オチとして、攻様にSっ気はなく、乱れる受が見たいがために不本意ながら頑張っていたことが判明。
本作の受以上に私が萎えました…。。。
「んだよチクショー…!もっとガンガン攻めんかい!!」ヾ(゚`ェ´゚)ノ と心の中で罵ったくらいです。
今後の彼らを思うと、やっとMだと自覚できた受が不憫で仕方ありません。ちゃんとSMプレイしてもらえるといいね…!
まあ、攻の本質がSじゃなかったからといって、萎える読者はそうそういないと思いますので、過剰な愛とか閉塞感とかダメじゃなければ楽しめると思います(´・∀・`*)
《個人的 好感度》
★★★★・ :ストーリー
★★★★・ :エロス
★★★・・ :キャラ
★★★・・ :設定/シチュ
★★★・・ :構成
まぁ夜光花さんの作品ですから、本格サスペンスは期待していません。(言い方がとても失礼ですみません)
読む前に犯人は誰って大体予想できました。
受けは大変好みで、おちはすべてを明かしました。
でも攻めは結構ムカつくなやつですね。
諦めきれなかったからあれを実行したのは分かっているけど、受けは嫌なら一回だけでも満足して彼女と結婚するって、執着と愛がちょっと中途半端じゃありませんか?
しかも受けのM嗜好に付き合いきれないから別れるって、あんた何さま?!何か嫌だよ自分も楽しんだくせに!攻めをぶん殴りたいです!
でもまぁ、受けを好きになったのはある意味不幸かもしれないので(他人の目から見ると最高に幸せだけどね)、よしとしましょw
取り敢えず一番可哀想なのは章文の婚約者ですよね…愛さん…あれは…うん。。。
あれはもう男性不審になっちゃいそうな勢いですよね…。。。
妹は…無理!
腹立たしいし…執着ぶりは怖いし…!!
兄溺愛でヤンデレな子です。
はっきり言って迷惑な勢いです。
ってか本来の要求(会社の金持って来い)ダメでしょ笑って済ませれる限度越えてますからっ!
大好きな兄を犯罪者にするつもりかっヽ(`Д´)ノ
あと章文がちょっと…勝手だなー…と。。。
自分の想いを遂げるために色々画策したくせに…性の不一致で突き放すなよorz
いや確かに不一致はしんどいかもだけど…けどあれは…もうちょい言い方ないものか?と思ってしまった。。。
…個人的にはオマケで非常に読んでみたかったシーンがあるんですよねー。
やった後に縛った跡を見てズドーンと凹みまくってる章文と満足気な晶の対比をっ!!!
あとがき読んで、巻末オマケ的に書いてほしかったな~と。
あぁ~でもそしたらせっかくのシリアス調が壊れちゃう?
ぬ~…(´Д`)
ラストのからくり人形…怖いですね。ハッピーエンドが一歩間違えれば奈落の底…章文死んでなくて良かったね~。
ホッとした後にぞっとさせられました。
BLで登場する女性はゾンザイな扱いを受けることが多かったり
思いっきり嫌な性格だったりしますが
主人公晶の妹初音は、もう読んでいても
「そんなに死にたきゃ、勝手に死ねば」と突き放したくなるほど
ウザイ存在でしたね。
そして攻めの章文の婚約者愛さん、ちょっとかわいそうでしたね。
ミステリー仕立ての部分は、甘い部分もありますが
主人公の性格や遍歴から考えれば、そうだろうな~という展開に。
章文は、きっとこんなトリックを使っても晶を手に入れたかったんですね。
しかしながら、晶さん自分の性癖がわかってよかったですね。
M気があったのも、性格と家族のせいであったのでしょうが
章文さんとハッピーエンドになったおかげで
も少しポジティブに、Mなしでもやっていけるでしょうね。
あて馬的登場の作家・久緒さん、いい存在感出してました。
彼の話も見てみたい気もしました。
エロもあり、物語としても楽しめて、あっという間に読めてしまう
いい作品でしたよ。
SMといっても、ソフトだし、そんなに激しくはないです。
今回もサスペンスな感じでした。
妹が拉致され、犯人の要求はなぜか自分の親友の婚約破棄。
ぶっちゃけこの事件の犯人についてはなんとなく予想ができました。
なのでちょっと物足りないかなあなんて思ってたんですが、晶の淫乱M受けには萌えました(*´д`*)
章文に抱かれて目覚めるのですが、晶はMですw
自分で「縛ってほしい」とか言っちゃうし、物みたいに扱われたいとか冷たくされると興奮するとか…w
一番萌えたのはローター入れられたまま章文と外食したシーンですかねw
晶の妹なんですが、兄溺愛でヤンデレでした。
拉致られてから引きこもるようになり、兄がいなければ食事もしない部屋からでない。
ちょっと近親相姦な雰囲気だったので苦手な方は注意。でも妹だけね。晶はただの妹としか思ってません。
そして晶はからくり人形館で働いているのですがそこに客としてくるミステリー作家・久緒が好きですw
ちょっと変わった人ですが、晶と章文の関係を当てたり、事件について意見したりとなかなか鋭い感性の持ち主w
気さくで良いキャラでした(*^_^*)
しかし最後は怖かった。
さすが夜光さん、最後は予想外でした。
晶が何気なくしていた行動が生死を左右することだったとは…
なにはともあれ執着攻め×淫乱M受けに萌えました!高階さんの挿絵も綺麗だった!
まず~晶の妹が 兄溺愛でほんとっウザかったです<(`^´)>
自分の感情だけで人にぶつかってくる人ってイライラする~
子供なら許されるけれど 二十歳を超えてもこんなのって
耐えれない・・・・・。
執着攻め ×淫乱M受け という設定は
かなり好きなのですが
サスペンスっぽい感じだったのに
誘拐犯が最初から想像つくってどうでしょうかね~?
小説家の久緒が登場して
ちょっと事件混乱を狙ったみたいだったけれど
でも、ちょっと物足りない感じだったなっ
久緒も登場多々だったわりに特に仕事しなかったですね・・・。
誘拐犯が誰なのか導いたのと晶にちょっと手をだしたみたいなっ(笑)
もうちょっと~別な感じで絡んでほしかったかも~(-。-)y-゜゜゜
章文×晶の
エロシーンは萌えましたね♪特にロータ―攻めはご馳走様でした。
最後に
何度か出てきていた 晶の部屋にあるからくり人形
の意味が
わかったのでお話的には綺麗にまとまった感じです。
これがなかったのとあったのとでは
全然印象が変わったと思うぐらい重要だと思いました。
こういうオチ?が癖になってます。夜光花先生の作品♪
エロが読みたいなーって時に、たまたま手に取った本作品。
夜光花さんのエロは長くてネチネチしていて、いいなーと(笑)
本格ミステリーとは言い難いけど、真相は好みな展開でした。
ただ、みなさんも書かれていますが、妹…痛すぎる…。
むしろ、弟だったら若干は萌えるのになー。と、勝手なことを思ってました。
私はそんなにSMは得意じゃないので、受けの性癖があんまり…
縛ったり、痛いのはいやだなぁー。
本当は縛るのがいやだったのに受けの「縛られたい」性癖につきあってあげていた攻めは、なんていい奴…。