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koicha no osahou
桜城ややのコミックス『コイ茶のお作法』第2巻のドラマCD版。前作に引き続き主役カップルの蓮根×徳丸と脇役カップルの志村×常磐のストーリーは音声化されたが、番外編「不幸の遺伝子2」は全面カットされている。
メインキャストは続投。新キャラクターである舟渡豪、清水直比左は特筆するような問題はなかった。個人的な感想だが、第1巻・第2巻ともに原作のイメージを損なわないキャスト陣だと思う。
徳丸が学校に持ってきたエロ本で男子生徒たちが興奮する場面は必聴。徳丸、舟渡、モブの声優陣の熱演が良い。
ただしドラマCD第1巻では登場した蓮根一真の妹・琴子と、原作コミックスでは登場する大山春平は本CDには出てこない点は少々気になる。二人の台詞は他の登場人物が代わりに喋ったり(原作の琴子の台詞はCDでは蓮根の母の台詞)、登場シーンが丸ごと無くなったりしていた。
また原作に忠実だったドラマCD第1巻に比べて、第2巻である本CDは脚色や台詞の削除・改変が見受けられた。原作の一場面(麻雀、雑誌の取材を受ける場面)をまるまる削除したかと思えば、原作にはない台詞が付け加えられている。CDの尺の都合もあるし、漫画とCDではストーリーのテンポが違うので、CDに適したテンポにするためでもあるだろう。テーマやストーリーの根幹を蔑ろにするような改変ではなかったので、これはこれで悪くはない。
なぜか濡れ場シーンが原作より長いのはBLCDならではか。主演キャストのファンには堪らないところだろう。
オマケ音声は『コイ茶のお作法』CM。徳丸と蓮根が本CDを宣伝する。動揺してボケる蓮根とまともなツッコミを入れる徳丸、という普段とは真逆な二人の漫才が楽しめる。
原作既読です。
原作漫画の第5席~9席と番外編の「おいしい生活」の内容が収録されていますが、原作と違うのは、時系列順にお話が並べ替えられていたので、ドラマCDのみを聞かれる方にも分かりやすくなっていると思います。
メインカプのお2人は前作からイメージ変わらなかったのですが、ん?と思ったのは水晶役の森川さん。
前作より覇気がないというか、ちょっと浮世離れしている感じ(?)になってました。前作ではもっと普通に話してらしたと思うんですが。
でも2巻の漫画を読みながら聞いていると、水晶の表情がそんな感じなんですよね。なので、こちらの解釈の方が原作には近いのかな?と思いました。
途中、少しテンポが早くて間がもう少し欲しいなと思った展開もあって、ちょっと萌を感じるにはあと一歩という感じでした。
あと、知らずに聞いていたのですが、野島裕史さんが端役で出演されています。^^