コイ茶のお作法 1

koicha no osahou

コイ茶のお作法 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×28
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
11
得点
98
評価数
26
平均
3.8 / 5
神率
34.6%
著者
桜城やや 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
コイ茶のお作法
発売日
価格
¥560(税抜)  
ISBN
9784048535311

あらすじ

実力派が贈る、王道学園ラブコメディ!乱暴グセを直して!と妹によってムリヤリ茶道部に入部させられた徳丸。教室ではボーっとしてばかりの蓮根の、別人のように厳しい部長ぶりにビックリするが、そのうちに彼の様々な面が見えてきて…!?

表題作コイ茶のお作法 1

蓮根一真 高校二年生 茶道家元の跡取り
徳丸円 高校二年生 野球部員

同時収録作品番外編 甘い生活

和菓子職人 志村啓吾 
官能小説の挿絵画家 常磐水晶

その他の収録作品

  • 番外編 不幸の遺伝子
  • あとがき

レビュー投稿数11

思い出の作品

これ買ってから7年も経つのか~。時の流れの速さにびっくりです(笑)
このころ腐女子になりたてて商業BLで純情シリーズの次に手を出したのがこの作品。
まだどういう傾向が自分の好みかもわからず、表紙の絵が好みで購入。

結果、買って損なし!
徳丸の男前で単純で可愛いところにやられてしまいました。なんでも一生懸命で告白も直球ストレート。蓮根がムラっとくるのもわかる!学ラン×茶道室のエロは最高!
蓮根も一見クールなのに徳丸のために熱くなるところが良いんですよ。喧嘩のシーンはカッコ良いです。
テンポの良さとキャラクターの良さで何度も読みたくなる作品です。

そして私の大好きな番外編。啓吾×水晶のお話。
本編も大好きですがこっちも大好きなんです。
水晶さんが可愛すぎてつらい。あのボーっとした顔で官能小説の挿絵画家なんですよ。ギャップ萌え。
啓吾も本編で登場した時より、ずっと誠実だったことがわかって好感度アップ。
初エッチの水晶さん可愛いです。
2巻以降も番外編がありますがこのCPで1冊出して欲しいくらい好きです。

妹ズの百合っぽいお話も可愛いくて好き。完全に琴子→和の一方通行ですが(笑)

コイ茶がきっかけで桜城さんにハマり作家買いしましたね。

3

男前受けにハマった思い出深い作品‼

やや先生の代表作『コイ茶』シリーズ!全4巻!
この1作目が発売されてから早10年。
このシリーズ前から、漫画•挿絵共に大好きだったやや先生。
それが、もうツボ抑えまくりの、コイ茶シリーズと出会ってからはされに好き度上昇させられました!
今に至っても冷めるどころか、新作が登場するたび、先生の進化に驚かされながらも、嬉しく萌萌&ニヤニヤしながら読ませて頂いている作家さんです。
とっても思い出深い、オススメしたい作品なので紹介させて頂きます。

やや先生の絵柄は、好みがハッキリ別れやすいタッチだと思います。
ただ、この絵柄に魅力を感じたらハマること間違いなし(笑)
柔らかい印象よりは、基本的に、骨格をしっかり描かれた、力強い男らしさが魅力的な作家さん。
そこに、存在感たっぷりなキャラと、その魅力を最大限に演出させてくれるストーリー展開が絡まってくるので、幅広く楽しませてくれます。

そしてコイ茶の高校生カップルの2人♡
実家は茶道家元&ニヤリ系茶道部部長•蓮根 × 大型犬系男前•徳丸のガチンコカップル‼

徳丸は、妹の和に乱暴ぐせを直してほしいとムリヤリ茶道部に入部させられてしまいます。
そこには、普段教室でボーっとしている、茶道部部長の蓮根がいるんです。
茶室で茶をたてる彼の姿が別人のように、キリッとして厳しくて…
そんな蓮根に、行儀作法の特訓を受けることになった徳丸。
何かと問題を起こし、振り回されていく内に蓮根は徳丸の事が気になり始め…徳丸は⁉
この2人のガチンコ勝負カップルは無事成立するのか⁉

学ラン♡に、しかも茶道という和風テイストも加わり、茶室という狭い空間に色男の和服姿♡
またこれが上手に描いてるから萌ます。

それから、なんと言っても…当時は少なかったであろう⁉「男前受」というキャラを確立させてくれた、萌ツボたっぷりな作品です♡
何回読んでも飽きないし…何回でも読みたくなる作品‼

主役2人のキャラのバランスもとでもいいんです。
徳丸は、正義感が強い方向の乱暴者で、勉強はからっきしダメだけど、スポーツは万能。
とっても憎めないタイプのワンコ系天然坊主といった感じ(笑)
恋愛に関しては、今まで色恋なんて無縁⁉なタイプなので…超奥手くん!

蓮根は茶道次期家元候補、クールで、頭も良く、かっこいい上に、高校生とは思えない、大人の色気を醸し出したいい男。
でも中身は煩悩のかたまりのようなタイプで(笑)
普段何事にも動じなさそうなのに、徳丸が絡んでくると、何かと振り回されて…実は嬉しくて楽しんでいる様子が結構可愛かわいいんです。
でも、それが恋愛ごとになると、振り回す側と振り回される側が逆転するんです。
そこが見所でもあるので、ニヤニヤ&萌萌楽しませてくれます♡

受様ながらも、徳丸のストレートな性格がとっても読んでいて気持ちがいいから好き。
おバカで、考える要点もズレてるような天然タイプなのに…
いつも真っ直ぐ過ぎる答えを叩き出してくれるから、場面によってはドキッとさせられちゃいます。
本当に「男前受」の言葉ピッタリの萌えツボキャラでした。
蓮根も男前で何をやらしてもスマートなタイプなのに、困った顔がとても似合う、ヘタレた所も垣間見せてくれるから、人間味溢れた攻様だった所も魅力でした。

普段は、素直じゃないあまり、ケンカばかりにしているような2人!
甘い雰囲気なんかなさそうなのに…青春を彷彿させてくれるような、甘い恋模様を見せていってくれます。
蓮根が嫉妬心を出したり、徳丸が蓮根の色気にドキッとときめいたり、しっかりBLの萌要素を盛り込ませてくれているから美味しいです。

番外編は、本編で脇キャラで登場していた和菓子屋の敬吾 × 官能小説の挿絵画家•水晶の大人のラブ。
大人のカップルな分、BLラブ度は高めです。
本編では、高校生カップルを突ついて楽しんでいるような、飄々とした敬吾なんですけど、とっても真面目で一途な攻様だったので好感的でした。
水晶さんも不思議さんの色気で、楽しませてくれます♡

そして、蓮根&徳丸の妹バトル⁉も楽しませてくれます(笑)
結構好きです!

まだまだ、ドタバタ楽しませてくれるコイ茶の2人!
いろんな楽しみ方や魅力ある作品。
元気にいっぱい、幸せいっぱい運んでくれるお話なので、是非オススメしたいです。

3

色褪せない。

自分にとって初めてハマったBL作品。
いい意味でBLというジャンルのイメージを変えてくれました。

久し振りに読んだらまたハマったので、レビュー書きますw

ガサツな兄を持った妹が、「落ち着きを学んで!」と無理矢理茶道部に入部させるところから、物語が始まります。
考えてみれば、この妹はキューピットのような存在ですよねw他で徳丸と蓮根が絡むことなんてなさそうですし・・・。

その後、泥棒騒ぎ等を経て、ふたりは恋人同士に。
徳丸が蓮根の茶碗を取り戻してからのくだりが好きです。

作者さんは1話完結のつもりで描いていたそうなので、展開は早め。

読んでて改めて思ったのが、男前受けはやっぱりいいな~とw
受けの徳丸が全く女っぽくなく、男の子といった感じが昔も今も好みですね~。
蓮根と恋人同士になってからも、いい意味で友達に接するような態度も残っていて、微笑ましいです。

他、番外編「甘い生活」の水晶と啓吾のお話は本編とは打って変わって大人~な雰囲気。

この天然美人で官能小説の挿絵画家という水晶さんがかわいいのなんのってw
高校時代から片想い中で水晶に尽くしている啓吾は、読んでてなんだか切なくなるけど、ちゃんと想いは届いて安心します。

昔読んだ時は、本編の二人が好きでしたが、今読んでみるとこの二人の方が好みかも。

そしてもう一つの番外編「不幸の遺伝子」。

コミックスでは最初に読んでたなぁw
蓮根の妹の琴子ちゃんが、徳丸の妹の和(なごみ)ちゃんに一目惚れ・・・というか、可愛さに感激してお友達になりたいと願うのですが、遺伝子が邪魔しまくってそんな純粋な気持ちも叶わないという・・・T T
私は本気で百合にならないかなーと願ってましたよ・・・。

・・・と、この様にBLでは一風変わった番外編も収録されていて、幅広く楽しめる内容だと思います。

現在は電子書籍でも配信されていますので、気になる方は是非読んでみて下さい!

1

闘茶

受けの徳丸くんが茶道具を持って
ポーズを決めている表紙がお気に入りです。
また、第一話、第二話…の表記が、
第一席、第二席…という表記になっているのが、
茶道らしく趣があって、お気に入りです。

『コイ茶のお作法』
ストーリー展開はテンポが良く、軽快な感じで話が進んで、
楽しく読めました。
素直で活発な受けと、物事に対して慎重に行動して静かな攻めの
コントラストがハッキリと分かれていて、読みやすかったです。
攻めの蓮根くんの和服姿がとてもカッコいいです。
高校生なのに、全然 高校生に見えなくて、貫録がありました。

『甘い生活』
蓮根くんの昔からの知り合いで和菓子屋さんの攻めと、
その攻めの高校の先輩の受けのお話です。
コイ茶で出てきた攻めは、とても軽そうな人
っていう印象を持っていましたが、
この話では、実は6年も先輩に片想いをしているということで、
先輩に尽くしていて、印象がガラリと良い方向に変わりました。
受けの先輩は、何を考えているのか分からない不思議な人で、
最後の最後まで、攻めのことをどのように思っているのか、
どれくらい思っているのか、分かりませんでした。
受けの心が離れていかないよう、攻めには頑張ってほしい
と、攻めを応援したくなりました。

『不幸の遺伝子』
蓮根くんと徳丸くんのそれぞれの妹たちが主人公です。
徳丸くんの妹と仲良くなりたいのに、
誤解を与えてしまった蓮根くんの妹。
今後の展開が気になります。


今回は「萌」と「萌×2」で迷いました。
萌えどころがたくさんあり、楽しく読めたので、
最終的に「萌×2」と評価しました。

3

思い出のシリーズ!

桜城やや先生といえば『コイ茶』シリーズ!

この方の描く人物絵が本当に好き!
雰囲気だけのシーンでも、なーんか妙にエロいんです!!
しかも設定は「茶道」こんな萌え設定ありますか!?
ありそうであんまりない茶道という静寂な空間。
そこでの熱い男とクールな男。この二人の恋物語♥

体の線から、白濁まで!←
筋肉の付きがまあ~エロい!爆
二人の汗をかくシーン。余裕がない、必死な感じ、伝わる真摯な思い。
最高です。何年経っても忘れがたいシリーズです^^

3

遠い日の思い出作品

高校生もので、ニヤリ系茶道部部長・蓮根×大型犬系オトコマエ・徳丸のお話です。
懐かしか~と思わず実家で読みふけってしまった。
やっぱり桜城先生の節ばった手の絵が好きだなぁ・・・。

さて、茶道部といえば、私も徳丸のように部員ではないけれど助っ人としてよく行っておりました。
定期的にしかやらなかったので全く覚える気なしで徳丸と同じレベルでした。
人のやり方を見よう見まねで適当に袱紗を折ったり。お菓子目当てだったり。ダメ過ぎるw
もう何千家かどうかすら知らないんですからとんでもない助っ人です。
そんなわけで徳丸にとても親近感がありましたwww
今なら真面目にやるんだけどなぁ~なんて。

しかしこの1巻の徳丸の適当なことったら!
蓮根は言葉にして好きと言ってはいないですが、行動が露骨なので徳丸にそういう気持ちを抱いているのは見ていてすぐに分かります。
が、肝心の徳丸は。
「俺もお前のこと好きなのかな~とか…思ったんだけどよく判かんなかったw」という感じで、
いまいち自分の恋愛感情を自覚していません;
というか徳丸は友情と恋愛感情の違いが分かっていない気がします。

しかし蓮根の本気を見せられて、やっぱり嫌じゃないと思っている自分を自覚した徳丸は蓮根とヤっちゃいます^^;
こうなったら腹くくるぜ的な徳丸。男らしいんだかなんなんだかw

もう一つのカプのお話、啓吾×水晶も落ち着いた大人ラブで好きでした。
そして番外編の蓮根妹と徳丸妹に笑いましたw

3

静謐だけでは足りない

完璧鬼畜の攻に単純ワンコの受が弄ばれる
展開か、と思えばさにあらず。
受も攻も年頃の男の子ですから暴走加減は
似た様なものです。むしろ攻の方が余程タチが
悪いかも知れない。
受の野球部ユニフォーム姿も美味しい一巻です。

同時収録は攻の友人カップルの甘々振り一篇と
攻の妹と受の妹が絡みそうで絡まない百合風味
ラブコメ。

3

学ランと和服、そしてユニフォーム^^

評価を萌か萌x2にするか迷ったのですが、厳しめに萌にしました。
もう10年以上前にこの作品が発売されているんですが、この頃の絵柄も好きです。^^
高校生としては攻め様がちょっとアダルトすぎな気もしなくはないですが、その分男の色気を感じます。
受け様も体格はいいし、眉毛も太いし、性格も天真爛漫でやんちゃで男らしいのがいいですね。^^
舞台が茶道部、脇キャラも和菓子屋息子だったり、挿絵家だったりして、和服の登場シーンも多め。
その上、受け様が野球部の助っ人をするので、ユニフォーム姿も見れます。学ラン、和服、ユニフォームと楽しめて、それぞれ着ている人たちが似合っているので、お好きな方には眼福かと。^^

全部で2組のカップルが登場するのですが、表題作の高校生カップルは、落ち着いた大人っぽい攻め様x元気な受け様と、後半では長年の片想いで大人なカップルをそれぞれ楽しめました。

あと、主人公の妹たちが登場するのですが、こちらも個性あるキャラで面白い。
いい子達です。^^

2

お作法1回目

ヤンチャな兄をもった妹。
すぐ大事なものでも壊されてしまう。
だから、お茶の作法を身につけてもうすこし大人しく、静かになってほしいと兄を連れてきた場所、茶道部!
珍しい菓子も食えるし、お茶もまぁ慣れればウマイ。
しかたないからやってみるかとはじめてきた茶道部
そこで思いがけず・・・!?

キスされて、気になって、あれよあれよというまにカップルになってしまうなんて・・なんて単純なww
だけども、そういうちょっとアホなところがかわいいと思えてしまう。
ヤンチャで、どうみても茶道なんて縁遠そうな受が~というのも面白かったです。
頑張っても結局最後には・・なオチもついてくるところがまたイイ。
ノンケだったはずなのに、キスされて、放置されたから気になって。
なんだよ、好きだよ!の展開
エロ~も難なく受け入れてしまうところは魔性だとおもう。
攻は攻で、茶道の家元の息子、美麗なのにわりと野獣なところは受とのバランスすごく良かったですね。うん。
ちょっと高校生っぽくない・かな・・・と思ってみたりもしますが

>>甘い生活
番外編。実はこっちのほうが好きだったりします。
高校の先輩後輩。6年来の付き合い。
攻の一方的な片思い。
ほっとくと、ご飯も食べない先輩の世話を焼き続けてきた。
届くはずは無いと思っていた。
むしろ、この世話焼きも迷惑なんじゃ・・とおもっていた。
だけどもあらら?な展開がこれまたウマーーーなのです。
解かりにくい受な先輩。何気に攻のために自立しようとかがんばっちゃってたとか・・・・可愛いじゃないかっヽ(゚∀゚ゞ)
甘えたがりな先輩・・・・かわいいですwキュン

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『コイ茶のお作法』第1巻

茶道、着物、和菓子……
日本の世界に誇る文化と言えば〈和〉。

もうひとつの日本を代表する文化はボーイズラブ。

本作『コイ茶のお作法』は和とBLを融合させたコメディ漫画である。

がさつな高校二年生・徳丸円は行儀を習うために、妹に無理やり茶道へ入部させられる。茶道部にいたのは同級生の蓮根一真。蓮根は茶道部部長にして家元の息子だった。

物語は軽快に進んで、やがてあれよあれよと言う間に、徳丸と蓮根はカップルになる。初登場時は貫禄があって年齢の割に落ち着いていた蓮根だったが、徳丸に振り回されすっかりヘタレキャラに。受けの徳丸はやんちゃで愛すべきおバカである。

番外編「甘い生活」は和菓子職人×官能小説の挿絵画家。
高校の先輩後輩のまま大人になった二人が恋人同士になるまで。着物が乱される様に艶がある。

さらに番外編「不幸の遺伝子」は徳丸の妹・和と蓮根の妹・琴子の百合風味なお話。BL漫画なのに百合とは珍しい。あくまで風味でガチレズではないが、これからの進展が楽しみな妹たちである。

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