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「ただいま」の続編で彼等が一緒に暮らしだしてから五ヶ月たってます。
瑛が恋人島津の元へ行き、これから駿と寿人のラブラブモードか?と思いきや母親の連れてきた下宿人が。
どうでもいいですがこの母親は地味に邪魔してきますな。まあ意地悪って程じゃないけど。
下宿人の潮は寿人とは違うタイプの体力バカ系好青年なので可愛いっちゃ可愛いです。
駿と離れた事もあって今回、瑛は前巻よりさらに立ち位置が傍観側に居ますね。
心配しつつも傍観の位置で多少面白がって見つめてるって感じ。
彼と島津は安心して読めるカップル。
ストーリーとは直接関係無いですが料理が得意な駿は作中で美味しそうな物を沢山作ります。
白胡麻を入れたおいなりさんが得意で、寿人が「駿くんのおいなりさん」って言った時にはププッってなりました、いや下品ですんません。
でもなんかツボった。
まあ普通に美味しいおいなりさんなんですけどね!
表紙がオサレスーツで決めてるのにおかん財布持ってスーパーのカゴ持ってて、なんか変わった表紙だだなーと思ってたら、あとがきで「帯をとったら面白い表紙」ってあって、ああそうかとそこで納得しました。
帯でちょうどオサイフとカゴが隠れる感じになるのですな。
でも帯がないと単になんか変な表紙で終っちゃいそうな。
ゲイ率は前巻のままで妙に増えない所が地味に良かった、普通ならキャラ増やした時に増やしそうなところだけどそこはそのまま。
この話は面白いかっていうと特に凄く面白い訳じゃないんだけどこういうぬるさは嫌いじゃないです。
「ただいま」の続編です。
「ただいま」がとても好きなタイプの作品だったので続きも探して読みましたが、1巻ではくっついていないのに、何故か1巻のほうが萌え度が高かった…。なのでこちらは萌え評価です。
双子の駿と瑛と、孤児院育ちの寿人が同居することになって半年後のお話。駿と寿人の仲はあれからほとんど展していません。
前半はクリスマスのお話で、恋愛ものと家族ものとして半々くらいです。
恋人として先に進みたい、そして家族として、今まで辛い気持ちで迎えてきた寿人のクリスマスを楽しい思い出で上書きしてあげたい。
前回とうってかわって駿の寿人へのベクトルが強くて最初と大分違いなぁと感心しますね。
がっつきたい駿と、ほわほわの天然系の寿人。
前と違って駿視点なので、今度は寿人が何を考えているかわからず・・・。
恋人になったのに2人きりにならなくても全然気にしない寿人に、本当にそういう意味で駿を好きなのかなーと疑わしくなりました。
後半は瑛が恋人と同居を始めて2人きりになるのですが、そこに居候の潮が現れ・・・というやはり進展しない2人のお話。
駿は潮が邪魔なので冷たくあたるのですが、それをとがめる寿人。
駿の子供っぽさや、就職も進学もしないで寿人の主婦になると言い出すところは、こんなに考えの足らない子だったかな??とう~んという気分になりますし、反対に寿人の駿の気持ちを全くわわっていないように潮ばかりを気にかけるのも恋人としてどうなのか・・・と思います。結果的に2人に対してう~ん^^;という気持ちに・・・。
オチも、前後編どちらも、どっちかが癇癪を起こして飛び出して、もう1人が追いかけて・・・とワンパターンになっていました。
1巻がとてもとてもよかったので、続編を読む前はこの2人の甘いシーンが読みたい!という期待が大きかったです。
でも結果的に甘いシーンはほどんどなく、邪魔が入る、すれ違いをする、ケンカをする…というシーンが多くてちょっとガッカリ…な続編でした。
『ただいま』の続編です。
簡単にいうと、「やろうとしても、誰かに邪魔されてエッチできない」というお話なんですが…まあ、よくあるシチュエーションではあるんですが。
いくらなんでも引っ張りすぎ。
何ヶ月も何ヶ月もなにをしてるんだ。
大人なんだから、ヤりたきゃどうにでもなるだろうと…。
もっとコミカルなら楽しめたかもですが、ただジリジリするだけでした。
でも前作の『ただいま』よりは面白かったです。
前作でちょっと鼻についた偽善臭はなかったし、要所要所でキュンキュンなるいいシーンもたくさんありました。
でもやっぱ、引っ張りに引っ張った挙げ句朝チュンというのは、正直脱力でした。