yumanin
巻末フリトでは、声優の皆さんは関西弁の出来不出来を気にしておられましたが
当地人の私の意見としては・・・上出来
関西弁も多種多様、ミナミだから「大阪弁」ですね
大阪弁もピンキリです。
一番上品な大阪弁は北船場の旦那衆の言葉、米朝落語のような。
辰巳(cv 大川透さん)の大阪弁の発音はヤクザにしては上品、そしてセクシー。言葉の選び方や凄むシーンで品を落としてヤクザらしい下品さをチラ見せしてます。ちょっと可愛く甘い響きもあって年下感も感じます。魅力的な辰巳でした。
対して悪役の馬場刑事(cv 古澤徹さん)はかなり下品で聴いててしんどいくらい。
神崎(cv 浜田賢二さん)はスマートな山の手言葉で、ちょっとアンニュイな美人感と育ちの良さが出てます。
辰巳の腹心、平(cv 成田剣さん)は東京弁というより標準語で、切れ者感が出ていて、辰巳の火に対し水のようにコントラストがついてました。二人で会話するとことは多いし、同レベルの美声でやりとりされたら混乱したでしょうからこれが正解です。
他の方たち、河野裕(高井賢治)は若々しく可愛気があり, 宝亀克寿(向坂)は渋く慈愛を感じさせ、多少は演じている感があるくらいで、大阪弁はごく自然に聞こえました。
花輪英司(カオリ)はオカマで水商売で大阪弁、とハードルが高かったでようですが、多少は不自然とはいえ、そもそもが不自然なキャラですからOKです。
ドラマCDで出てくるのはトンデモ関西弁や、関西弁キャラ違いの残念なものがほとんどのなか、この作品はかなりの上出来で、引っ掛かりなく心地よく聞けました。
これで一人も関西出身の声優さんがいなかったとは驚きです。
よく研究されたんですね。
元・刑事の秀一(浜田)は、関西ヤクザの若頭・辰巳(大川)の情人。
祖父の持ち物だった雑居ビルの管理を継いだつもりが
なんだかんだでその雑居ビルで調査事務所をしているw
刑事を辞めたものの、事件に首をつっこみ体質は抜けないwww
今回は、店子の中国人が巻き込まれたという麻薬の売人探しをする。
秀一(浜田)30歳。
元・刑事なので男気もあるのですが
やはりバックに辰巳(大川)がいるから
あれこれ立ち回れるという感じはありますよねーw
関西弁バリバリの年下攻め辰巳(大川)は27歳www
とても27歳には聴こえない大川ボイスである。
秀一(浜田)は、自分の容姿に無頓着だけども
かなり色男で、男女問わず惹き付けるらしいんだけど
ほんとに秀一(浜田)が、天然でもなくクールでもなく
なんというかすごく平熱なんですよね。
華があるわけでもなく、自然なんだよね。
辰巳(大川)に対しても、おとなしく抱かれるけど
快楽に溺れてるふうでもなく・・・
ツンデレとか意地っ張りとかでもなく自然。
秀一(浜田)の喘ぎは「あんあん」オーバーに啼くわけではなく
すごく抑えた感じで低音で「あぁ・・あ・・・ああ」って喘ぐのです。
控えめな感じが◎
「ん・・・んっん」もあるけど「あ」と「ん」を混ぜて発することはないのです。
オカマのカオリ(花輪)は今回も登場☆
ノリノリの演技であります!聴きなれてくると色気すら感じるわw
おまけの8cmミニドラマCD(約9分)は、またしてもパロディ時代劇
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フリト 約8分 (大川、浜田、花輪、河野、古澤)
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司会は、花輪さん。
みなさん不得意の関西弁について語るw
古澤さんが最後まで“成田剣”と名乗っていたwww