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yuuwaku recipe
単行本の3巻の内容です。単行本でもかなり泣きましたが、音源になっても泣きました。ユリ子さんと寿くんの下りは、さらに泣けました。
全体的に明るいとは言えない内容ですが、このCDの回がある意味、物語の核となるところだと思うので、飛ばさずCD化されたのは嬉しいです。
ただ、帯と内容に偽りあり?と思いました。帯のセリフ、CDに入ってません(笑) 詳しくは単行本で!ということとのようなので、ぜひ、単行本を片手に。
ついに第四弾。
BGMは相変わらずのママさんコーラスなハミング。でももう慣れたゾ!
前回までとは打ってかわって、潔いほどエロが無い四作目でした。
受けの雄矢(宮田さん)の過去のトラウマに踏み込んだ切ないお話です。このストーリーの転換のさせ方は非常に良かったと思います。イチャイチャとエロシーンがひたすら増量していくだけの続編だと、私は逆に飽きてたと思うので。
母親に貰ったカビたパンをしまい込んでいた子供のころと、攻めに貰った時計をしまい込んでしまう現在、その二つを対比させるエピソードには胸がぎゅっとなりました。同じように誤解を生んだわけだけど、昔と違って今は、ちゃんと話せるし理解もしてもらえる。
切ないながらもウェットになりすぎないのは、脇役たちのおかげですね。とくにカラッと明るいお馬鹿なタクローくん(小野さん)の存在は大きいです。羽多野さん×小野さんの掛け合い漫才な会話も楽しいし。
安元さん×鈴村さんの話はまたも次回へと引っ張られてました。この引きは本当に上手いわ~。
できたら子供時代も宮田さんにやってもらいたかったなとも思いました。
宮田さんのお声なら、幼児でもぜんぜんいけますよっ。