お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
takumikun series
六月的自尊心-托生君系列
原作小説既読です。
シリーズの1作目に当たる「そして春風にささやいて」から「若きギイくん(へ)の悩み」と「June Pride」が収録されています。
原作小説と比べると多少カットされている箇所はあるものの、小説の大部分が演じられています。
「そして春風~」のドラマCDレビューにも書いたのですが、小説朗読と現在製作されているドラマCDの雰囲気を足して2で割った感じです。
なので、ナレーション(小説の中の台詞でなく地の部分)が多くて、それを鳥海さんがほぼお一人でされてます。
描写がとても細かいので、特にタクミ君の心情の変化がとてもよく分かります。
最近のドラマCDでここまで表現されてるのは中々ないのでは?と思います。
音楽やBGMは控えめで、個人的には少し寂しい気がしました。
最初に収録されている「若きギイくん(へ)の悩み」はギイのタクミに対するメロメロぶりが描かれていて、雰囲気も明るいのですが、後半はタクミの過去の秘密のお話で、少しシリアスな展開になります。
鳥海さんの好演で、私も思わずウッ…と涙誘われてしまいました。
2人の絡みのシーンはあるのですが、ほぼないと言ってもいい位、と~っても控えめです。でもこのドラマCDの雰囲気には合っていると思いました。