春を抱いていた 冬の蝉 前世篇【BLCD】

haru wo daiteita

春を抱いていた 冬の蝉 前世篇
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
4
得点
59
評価数
13
平均
4.6 / 5
神率
84.6%
媒体
CD
作品演出・監督
阿部信行
音楽
佐藤啓
脚本
中野睦
原画・イラスト
新田祐克
オリジナル媒体
コミック
CD発売会社
インターコミュニケーションズ
シリーズ
春を抱いていた
収録時間
77 分
枚数
1 枚
ふろく
なし
フリートーク
なし
発売日
JANコード
4523513222012

あらすじ

―この蝉みたいに眠り続けていよう―それまで、この蝉のように眠り続けていればいい…―徳川の幕巨・秋月景一郎と長州藩士・草加十馬。二人は激動の時代に出会い、激しく引かれあう。しかし、時代は無情にも二人を引き裂いた。徳川と長州は敵と味方に別れ、戦争へとなだれ込んで行く。「こんな時代でなかったら、もっと一緒にいれたのに…」いつかきっと結ばれる時がくる、そう願ったものの、時代はあくまでそれを許さなかった。動乱の幕末維新を駆け抜ける、秋月と草加の熱情!「春抱き」の岩城と香藤の前世編。

表題作 春を抱いていた 冬の蝉 前世篇

草加十馬(香藤洋二) → 三木眞一郎

秋月景一郎(岩城京介) → 森川智之

その他キャラ
相沢正之進[森久保祥太郎]/ 周布政之進[小野健一]/ 大鳥圭介[大倉正章]/ 黒田了介[拡森信吾]/ 軍高官[うすいたかやす]/ イト[一龍斎貞友]/ 藩士[こうたろう]/ 幕臣[木谷匡勝]

レビュー投稿数4

あああ…ヤバイヤバイ、泣いたよ泣いた

最近、インターコミュニケーションズでポイントためたらもらえる『BL裏話』の一枚目を聴きまして。
森川さんと三木さんが熱くBLドラマCDについて語ってまして、めちゃ面白かったんです。ついでに感動もしてしまいました。
イヤイヤやってるわけじゃないんだなァというのが、伝わってきます。ああ、お二人は、本当にプロなんだなァ、と。頭が下がりました。この裏話、本当にオススメです。
そのなかで、この『冬の蝉』について語ってて、俄然興味がわいて聴いてみたわけですが…。

ああぁぁ…
マジで良かった…(涙)

原作は未読だし、前世なんだか劇中劇なんだかよく分からないままの真っ白な状態で聴いたんですが、号泣しました。

なんかね、もうね、時代背景が生きてるんですよ。
刀を抜かないと決めてる男が、はじめて刀を抜いた理由に泣けるんですよ。
『この男は…誰だ…?』だったかな、このたった一言に凝縮されてる意味の大きさに胸が苦しくなるんですよ。

結末は圧巻です。
三木さんと森川さんの、鬼気迫る圧倒的な演技力に戦慄しました。
絶対に何かが乗り移ってた…。

原作読みたいなァ。
どうせならシリーズをがっつり揃えてから読みたいんだけど、問題となって回収された巻何巻かが、なかなか見つからないんだよね…。ああ、またオークション頑張るしかないのかな…高いんだよぅ(涙)。

4

詩暢

そうですよね・・・普段刀を抜かないと決めているはずの草加が刀を抜いた理由。ここでも愛を感じましたが、私は一番ラストシーンで号泣しました。タイトルに深く納得しました。

前世という設定だからこそ後世で幸せになれて良かったとは思いますが、やっぱり切ないですよね。

何だか「間の楔」と同じような感動を覚えました。

心中・・・美しい最後でした。

むつこ

もとさんへ
マジですかっ!
新刊出るんだー!!
なんか嬉しい…。
ってことは、旧作もなんらかのカタチで出る可能性もあるかも。あってほしい。あってくれーー!

絵柄の食わず嫌いは、BLを読むようになってから、だいぶ改善されましたが、はじめの第一歩にどうしても時間かかりますねー。そこをクリアすると怒涛のような作家買いを始めたりするんですがw
もとさんの「一年」は、かなりスゴいですねw
菊乃さんも言われてたけど、ほんと、絵で避けてたらもったいないなァと思いますよ!

もと

新田さんは絵が独特ですからね(^^; 私も実は1年くらい買おうかどうしようかー?と悩んでて、思い切って古本屋で一冊買ってみたら面白かったもんで、あっちゅーまにホストシリーズの方まで集めてしまったという経緯があります(^^;
食わず嫌いはいかんですね!(`・ω・´)
ああ、確かに狂気をはらんだって感じ、わかります! 本当に「ヒャー!」と声出しちゃうほど上手かった! 耳からやられた!って気分になりましたからね。
どうやら春抱き最新刊は来月出るようですよ。禊は終わったのか!? もうちょっと入手が楽になるといいですね!

むつこ

菊乃さんへ
うわ、いいないいな。
OVAも見てみたいです。
実は私、ニコニ〇動画で、えっちな場面だけは見たことがあるんですが(さっき確認してみたら、やっぱり削除されてましたw)、そのときはまさか、あのエロエロシーンの後ろ側に、こんな感動的なストーリーが存在してただなんて、思ってもみなかったです。
ハァ…。
しかしこの嘆きをどこにぶつけていいのやら。
ただの絶版作品ではないので、余計に入手が難しいんですよねぇ。しかも今後さらに高騰していくんだろうなァ。
菊乃さんも、もとさんも、ご自宅にあるコミックは、家宝ですよ!w

むつこ

もとさんへ
いいなー、私も二年前にハマりたかったです(涙)。
以前からあちこちで春抱きの噂は聞いてて、「いつか読もうかな~」と余裕かましてたんですが、まさかこんなに入手困難になってるとは…。いろいろと調べて、「なんでもっと早く手に入れようとしなかったんだ」と青ざめちゃいましたよ(涙)
でも実際本気で「読みたいな」と思えたのは森川さんと三木さんのお話を聞いてからで、BL作品を、声優さんに背中を押されて読みたいと思うなんて想像もしてなかったですよw
三木さんも森川さんも本当にハマってました。
森川さん受けをはじめて聞いたもんで、それも嬉しかったですw
三木さんって、ハマるとスゴいですよね。狂気をはらんだ声がめちゃくちゃ上手いなァとつくづく思いました。

菊乃

横レス、失礼します^^;
OVA面白かったですよ!!
もとさん同様、ご近所なら今すぐ押し付けに行くところですよw

残念ながらCDはまだ聴けてないので何とも言えないんですが
OVA>>>原作 って感じのエロさですw
私、BLのOVAって初めて見たのが冬蝉だったんですが
あまりの絵の美しさにびっくりした位だったんですよ~。
お財布が許せばぜひOVAも見てみてください!
(オー●ショ●なら、OVA+原作ってのが出てるかもw)

もと

あー原作、ご近所なら貸して差し上げたのに…。面白かったですよ。やっぱり影響出てるんですね…。私に春抱きブームが来たのが2年くらい前だったんで、当時は簡単に集められたんですけどね…。
確かこの話はOVAにもなってて、それも面白かったと記憶してます(なぜか曖昧…)
この二人の声は非常に役にハマってますよね! ミキシンさんの時々甘えるような声がたまらなくツボなんですよー!

春抱き~過去~前世

江戸時代末期。長州と幕府が対峙している時代の話。秋月は幕府のおえらいお坊ちゃん。逆に草加は長州側の一員だったわけね。ふとした出会いから二人は会話を交わすようになり、お互いの意見が立場は違えど似ている事を喜んでいた。そして徐々に惹かれあう二人が居たわけですわ。でも、時代はそんな色恋を楽しんでいられるほど穏やかな時代ではない。
想い会う二人・・彼らの結末は・・・・!?

感動モノですよオネエサマ!!。・゚・(*ノД`*)・゚・。メソメソ

最後、現世で深い眠りから目覚め、一緒になった二人。
つまり、「岩城と香藤」ですね。この二人が、彼らが過去自害した場をおとづれるというエピソードもこめられておりまして、本当にうまくつくられてるな~コレ。と思った作品でもあります。

そこの場所には今お寺がありまして二人を今でも~という設定になっているんです。
この自害の原因を作った男も、二人が同じように想いを重ね死んでいるのをみて「こんなことなら一緒にしてやればよかった」と悔やんだというエピソードもね。心痛いひとつであります。


つまるところ、男同士に限らず、この話は凄いイイよ☆と言う話。
これからもう一周聴きますかねww
春抱きも聴きたいし(*´ω`)ノな♪

2

シリーズの中でも秀逸

この作品は前世編とありますが、設定的には劇中劇です。
俳優である二人が演じる幕末ものですが、悲劇的に終わる結末でもあり、作中実話と言うことで、その主役二人に作品の主役がうり二つという設定で前世編という事になっています。

前世かどうかは別にしても、俳優二人の日常を描くことの多い「春抱き」の中で、このお話はドラマティックであり、歴史的背景も含めシリアスでそれなりに重厚な作品だと思います。
私は作者さんの「絵」が苦手で初期の頃避けてきた作品だったのですが、この「冬の蝉」の頃から私の中で「神作品」的な存在になりました。
最近、別なことで物議を醸し出し、トラブルになった作者さんですが、私はこの作品を含め一連のこのシリーズの声優さんを高く評価しています。
私としてはこのシリーズ作品達はコミックよりもドラマCDの方を高く評価しています。

声優さんたちもこの作品にはとても力を注いでいる様子をインタビューや各フリートークで知りましたし、森川さんは多くの作品で知っていましたが三木さんに関しては「春抱きCD」の第1号ではまった記憶があります。

私にとって思い出深いシリーズで、特にこれが好きな作品です。

1

媒体によって、味わいは変わる

CD版の冬の蝉は、DVDを見た後に聞いた。

アニメとはまた違う、ドラマCDならではの味わい。

ストーリーの骨格は、原作マンガも、DVDも、ドラマCDも同じ。
だけど、やっぱり、絵で見ることで、グッと来るところと
音だけだからこそ感じるところって、ちょっと違うよね。

ドラマCD版には、最後に、「映画・冬の蝉」に出演が決まった岩城と香藤が、秋月と草加のお墓参りに行くっていうシーンが入っている。
そして、一人、残された相沢のその後がわかった。
DVDの方では、相沢が何でそこまで幕府軍側を憎むのかが説明されてたが、こうやって、その後の相沢についても補完してもらえてよかった。

とにかく「冬の蝉」のお話そのものが、いいので、春抱き本編シリーズは知らない、幕末好きさんにも聞いて欲しいなぁ

2

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