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kimidake wo aishitai
これでもか!これでもか!これでもかーー!とすれ違う二人。いや、恋心に自分に翻弄されながらも未熟な二人が手探りで壁を乗り越えていく物語。
細かいところのご都合主義は否めませんが、主人公が成長していく作品は、田舎のお母さんのような感情移入ができて楽しいです。
昴、いつの間にこんな成長して…。
昴も周りも大変だったけど、この作品、連太郎視点だときついなぁと思いながら読み進めていました。
連太郎からそれらしい言葉を引き出しても、昴が信じなければ意味がない。
そんなヤキモキの元凶、鳴海くんはMVPもの!
優しくて誠実、紳士的で、なによりも昴を尊重するため強引さに欠ける連太郎。そんな攻めを魅力的に演出してくれたのは彼のおかげ。
松城ももっと物語をかき回してよかったと思うのですが、下手に動いても仕方ないという損得の計算が出来てしまっている時点であれ以上は無理かなぁ。松城さんの本気の口説き見たかった。
クラスメイトの勝野と、矢代もキャラが立っていて面白かった。
星の神秘的な光が降り注ぐ岩風呂のシーンが印象的でした。