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aisareru kizoku no hanayome
原作未読。
シリーズものと知らず聴きましたが、単品で聴いても特に問題ありませんでした。
そして実はあまり食指の動かない花嫁ものなんですが、急に花嫁欲求が高まったので、見るからに花嫁ジャケットなこちらを選んでみました。
典型的な王道身代わり花嫁ものなんですが、これは真面目に聴くべきなのか、盛大にツッコミ入れながら聴くべきなのか散々迷った末に、欣哉(檜山さん)が登場した瞬間、後者に振れました(笑)
双子の妹が事故で死亡した為、妹の代わりに奏(高橋さん)の元に嫁いだ一葉(福山さん)ですが、何を考えてるか分からない冷たい奏に夜ごと陵辱され……みたいな話です。
そこに書生として登場する欣哉があまりにも濃く、檜山さんの変態演技が輝きすぎていて、格好いいはずの奏の存在が霞んでました。
檜山さんの鼻息が荒い上に、喋る度に声がうわずってて、すこぶる気持ち悪く、そして怖い。
そんな檜山さんが若奥様の福山さんに迫るシーンで「そんなに怖がらないでください」とか言うんですが、無理だ、怖ぇよっ!! ってこっちがツッコミいれました。
福山さんのビクビク演技も堂に入ってて、こりゃ演技しなくても檜山さんがいっちゃってて、ガチで怖いでしょうよ……と。
寝室での夫婦の営みを覗くわ、ストーカーするわ、妄想が行きすぎて若奥様は俺の嫁みたいに思い込んでるわ、人の話を全然聞かないわで、檜山さんの激しすぎる妄執によって散々な目に遭う福山さんが不憫で笑える。
最後の方で王道展開のお約束、攻が颯爽と受を助けに来る展開で、実は最初から好きでしためでたしめでたし、な感じなんですが、聴き終わってみると高橋さんの存在が霞みすぎてて、欣哉の話だったという印象です。
高橋さん、普通に格好良いんですが、檜山さんのインパクトが凄すぎました。
最近聴いた他のCDで檜山さん攻に嵌ったんですが、振り幅広すぎてますます好きになりました。
エッチは福山さんの喘ぎが、今まで聴いたことないくらいの、びっくりするくらいのハイトーンで新鮮でした。
高橋さんは硬質なお声と攻めブレスの威力が凄く、腰がふにゃふにゃになる程ドキドキします。
SEもやたら湿り気あってエロチックなんですが、ベッドのギシギシが凄すぎて、集中できなかったのが残念。
そんなに激しくギシギシいってたら、ベッド壊れちゃうよ! と可笑しくなって吹いた。
新居のベッドがこんな中古みたいなのなら、お屋敷も安普請なんじゃと心配になるってもんです。
BGMも、リム○キーのシェヘラザードがいきなり流れて来たりと何だか凄く笑えるしで、どの位置付けで聴くべきかやっぱり未だに悩みます。
さて真面目に聴くか、と性根を入れたら、絶妙なタイミングで笑いのツボに入るんですもの。
アホらしいと思うのに、ついつい何度も聴いちゃう中毒性の高い危険なCDです(笑)
原作未読です。
<あらすじ>
事故で双子の姉を亡くしてしまった一葉は、
家族の存続のため、偽の花嫁として姉の婚約者である奏に贈られる。
しかし 形だけの結婚かと思いきや、
毎晩激しく奏に抱かれることとなり---
まっ、内容の方はド定番で想像通りに進みます。
でもこういう設定がやっぱり好きだから楽しい♪
特にキャストの演技が素晴らしかったです。
初夜の場面とか、ベッドがギシギシうるさくて (←褒めてます)
福山さんの喘ぎも痛みと快楽の狭間を行き来してて、
もおおおおお最高に興奮しました!
そして今回のMVPは檜山さんで間違えなしですね。
みんなに聴いてほしい、あのキモさw
身代わり花嫁もの。王道です。
遠野春日原作の貴族シリーズの二作目ですが、シリーズ間にストーリー的な関連性は皆無なので、前作を聴いてなくても大丈夫です。
王道の良さが詰まってる作品でしたが、ラストでの脱力感が半端なかったので中立にしました。
会話がなく、攻めのブレスと受けの喘ぎ声だけで展開される初夜は新鮮で逆に萌えましたね。
攻めがエロいセリフを喋らないのって、妙に新鮮ですよw
で、高橋さんのイキ声が素晴らしかった!あまりにもエロくて背筋がゾクゾクっとしました。
福山さんは声高め。とくに二回目の濡れ場での福山さんの演技が素晴らしかったです。
全体的にエッチのシーンが好きだったんだよね。
心がすれ違ったままで身体だけを重ねてる二人が、キューンと切なくて。
甘い濡れ場の百倍萌えます。
あと変態の欣哉(檜山さん)が、キモくて最高。
若奥さんに横恋慕してハァハァ言いながら襲っていくんですが、気持ち悪いのなんのってw(誉めてます)
檜山さん、演技上手いなー。
シリーズ一作目であれだけカッコいい攻めをやってた方と同一人物とは思えないw フリトでもそれに触れてましたが、演技の幅が広いなぁ。
ラストがねー。
攻めが喋りすぎてしまってたのが本当に残念でした。
「不器用で無口」という設定が台無し。
不器用で無口な攻めがなぜそんなに理路整然と語れるんだよー!と。
それまで構築されてた世界観も攻めの魅力も、これで一気に崩壊しちゃった気がしました。
まあ、シナリオ的に仕方ないのかもだけどさ。
全体的には良作だと思いますが、とにかくラストでの脱力感が…orz