香港貴族に愛されて【BLCD】

香港貴族に愛されて
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌4
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
8
得点
30
評価数
13
平均
2.8 / 5
神率
15.4%
著者
イラスト
媒体
CD
作品演出・監督
阿部信行
音楽
佐藤啓
脚本
中野睦
原画・イラスト
高橋悠
オリジナル媒体
小説
CD発売会社
インターコミュニケーションズ
シリーズ
恋愛は貴族のたしなみ
収録時間
79 分
枚数
1 枚
ふろく
予約特典オリジナルポストカード
フリートーク
あり
発売日
JANコード
4523513521436

あらすじ

高辻真己と香港の大富豪の御曹司・アレックスは大学時代、留学先のイギリスで出会い、激しく恋に落ちた。しかし、婚約者だと名乗るアレックスの又従姉妹カリーナから、アレックスは遊びで付き合っているのだと言われた真己は、無言のまま彼のもとを去る。―――六年後、二人は香港で偶然にも再会する。彼のことは忘れたはずなのに、アレックスを一目見た真己の心は揺れる。アレックスもまた、この六年間、真己だけを愛し続けていた。今度こそ、真己を逃がさないと心に決めたアレックスはある行動にでる。二人の心は再び交わることができるのか…、そして、彷徨う愛は香港で再び燃え上がるのか…?! ボーナストラックにはフリートークを収録!!(メーカーより)

表題作 香港貴族に愛されて

アレックス・ロー → 森川智之

高辻真己 → 野島健児

その他キャラ
執事[飛田展男]/ サミー・アウ[奈良徹]/ カリーナ・リン[河原木志穂]/ 婦人[新田万紀子]/ 男[宮下弘充]

レビュー投稿数8

ツボでした

ツボに入るか入らないかの問題なんですが、これはドツボに入ってしまいました。

声優のお声がステキです。アレックスはカッコイイし、真己は上品で癒し系なのですごく好きです。

ストーリーの方と言えば、両想いだったのに、すれ違いのためお互い6年も離れたところで生活してしまい、そんな長い間無駄に過ごしたん?と言いたいところもあるんですが…小説なんかの物語では簡単に本音とか言い合ってしまうものが多いけど、現実社会ってこんな風なすれ違いの方が多いんだろうなと思います。

すれ違い6年後に二人が再び香港で偶然出会っても物語が始まるのですが、その後は偶然を装い、アレックスが仕掛ける仕掛ける。香港に足止めさせようと真己のパスポートは盗ませるわ、その直後に真己に電話をして自分を頼らせ回収成功。清々しいほどの手際の良さです。

その後は、真己の興味のあるバイトをいろいろ提示。挙句の果てには香港で就職しないかと持ちかけて必死さが伝わってきます。

本当は今でも両想いなのに、思い違いや、相手にそれを確かめるのが怖いせいで、なかなか本音を話し合えません。でも、その状況のせいでお互いがお互いの事が好きな事は嫌なほど伝わってきます。

古い作品なので続編は出ないんでしょうけど、イギリス留学の時の話とか、その後の話とかあったら良いなあと思います。

3

すれ違うのはラブロマンスの基本

原作未読

基本に忠実な、おじゃま虫のせいですれ違い物。
とっても、とってもわかりやすかった。

相思相愛の仲だったはずが、おじゃま虫に割り込まれて、自分が男であることに引け目を感じていた真己は、あっさりとアレックスの前から逃げ出してしまいます。
そのくせ、6年経ってもアレックスを忘れきれずに、ちょっと立ち寄るだけと自分に言い訳しながら香港へと立ち寄るのですが・・・。
あとは、お約束通りに、二人は再会して、惹かれあう心と体に抗えず結ばれるけど、やはりおじゃま虫のせいで離れそうになり、最終的には誤解も解けてめでたしめでたし。

基本的に俺様キャラは好きじゃないけど、このアレックスみたいに、好きすぎて臆病になっている俺様キャラは割と平気(っていうか傍若無人が地雷なのかも)
むしろ、この作品だと、真己みたいな卑屈キャラの方がイラっと、、

さっくりわかりやすくて、森川さんと野島さんのお声も楽しめて、本編ディスクに適量のフリトも入っている。
ドラマCDとしてはお手軽お手頃で悪くないと思うよ。

1

再会

原作を昔読んだときはもっと面白いとおもったんだけど
年月立って俯瞰的に見ると
メギツネの一言だけでこんな長いこと拗らせるって
ほんとめんどくさいなと思ってしまう(´・ω・`)冷静になれと。

学生時代に留学先で出会った二人。
燃えるような恋だった。
愛が覚めたわけではない。
けれど、あ相手に婚約者がいると知らされて
確かめるのも怖くて逃げてしまった。
そこから年月が経ち、心も落ち着いたかのように見えたのだが
運命の再会、忘れられなかったくすぶりは~・・・

結局はお互いに確かめれば済んだことを
勇気もなく確かめられないまますれ違い
相手の言葉を信じ切れなかったが為にメギツネに翻弄されるという
あまつさえな展開でございました。
過去現在とおしてやりこめられるってちょろすぎ
好きな子を二度と話したくないが為に犯罪まがいな手を使う攻も
そこまで執着するならちゃんと確かめろよとおもわなくもなくw

それでも再びの開合と
気持ちの揺るがなさは運命といえるんだろうか。
終わりよければすべてよし。
離れていた期間の長さを想えば、女にたいする仕置きが足らんきがするけども

1

ジャケがル○ンに見えてくる不思議…

6年ぶりの再会モノ。
野島さんは少しおとなし気弱さも感じる優し声。このトーン特に好きだ。

声優さん方の演技はド安定で大満足なのですが脚本よ…。

偶然の再会も惹かれあった説明も早い早い…全くドラマチックさを感じられませんでした。
もうほんと互いに一言でもいいから勇気を出して確認しろよ…としか。
真己の実家にも行ってるくらいだしね。ちゃんと話し合って!!

踏み出すことのできなかった理由などはそれぞれ語られますが自分の意志でどうにでもできたレベル。
仕方のなかったことではなく互いに歩み寄る努力を少しでもしていればもっと早く二人で幸せになれていたはず…。
それなのに6年も無駄にして…と個人的にはやれやれ感が強くて萌えられませんでした。

なんだかんだ言っても結局相手の愛を疑ってしまう時点で萎えちゃいますよね。

でもアレックスの真己を繋ぎとめようとしている必死さ…惚れはしないけど好きでした。
自分で仕組んでおきながらあたかも真己の意志のように誘導して…頼りにさせようとするのもズルイやり方だよなぁ。

真己くん…というか野島さんの「ごめん。待った?」が最高に可愛いので聞いてほしい。

女装シーンも個人的にはたまりませんでした。
普通絵面と一緒に楽しみたいシチュですが、野島さんの「僕、恥ずかしい」に悶え転げ回りました。
音だけでも十分に楽しめる女装シーン、さすがノジケン!!

じれったいすれ違いも多かったですが、気の強い女の子に苦手意識をもち言う通りにしちゃうところ…いじらしいな~。

モブとのシーンは大好きです。金がないと体にシフトするとは…なんて理解のあるモブ。
なのによぉ…いかんせん救出が早すぎるんだよな~~。
全力で怖がる真己くんはとても可愛かったけれども。

そもそも心にそんなに響かない脚本ですよね…でも野島さんの泣き演技には心打たれました。

えっちは2回。しかし流れてくる中華テイストなBGMに集中できなくなる。軽すぎやしませんかね?
あとせっかくのお風呂えっち設定も輝いていない…個人的には大分あっさりめだと思います。

0

くだらないすれ違いものでした

ストーリーがダメダメ。
たった一言、質問しておけば…というお話。
それを言わなかったせいで、六年のすれ違い。
うーん。
こういうすれ違いって、私が一番苦手とするすれ違いです。
なんかイライラモヤモヤするんだよね。
ちゃんと質問しなかったアホ受けよりも、ウザ女として描かれてる欲望に忠実なカリーナのほうがまだ好き。作者からのキャラへの愛情がまったく感じられないカリーナこそ一番可哀想だなと思いましたw
BLでありがちなこういう「主役カップルを引き裂き、悪役を一身に引き受ける女性キャラ」って、最近とくに苦手です。キャラそのものがイヤなんじゃなく、そういう女性を出してくるセンスにモニョってしまう。

ただ、再会ものは好きだから、そういう意味では楽しめました。
ストーリーの骨格がきちんとしてるから聴きやすかったのも良かったです。

キャストはばっちりでした。
森川さんと野島健児さんは鉄板演技で相性も良かった。
濡れ場は水分たっぷりで、めっちゃエロかったです。

0

キャストはステキなのに、お話は………。

貴族シリーズ第5弾。
1話完結でリンクしてる様子もないので1作だけ聞いても大丈夫。

大丈夫ではあるけれども。
お話自体は「………」という感想になってしまうのですけども。

大学時代に付き合っていたアレックスと真己。
アレックスのフィアンセ・カリーナの策略によって急に姿を消してしまう真己。
そして、6年ぶりに偶然再会したアレックスは今度こそ真己を逃がすまいと…。

アレックスと真己がカリーナの言葉に惑わされず、その時にお互いに問い質せば何事もなく幸せで平和だったよね、というお話です。
真己はある意味、健気でまっすぐそうなのでカリーナの言葉を信じても仕方ないようなところはあって(フリトでキャッチにつかまりそうと言われてた)
それはまぁいいとしても、アレックスが案外弱いというか。
真己を信じていると言いつつ、カリーナに言われた話をして真相を確かめるのを怖がってそのままにしていたり。
ちゃんとした話し合いがあればカリーナの妨害はあるにしろ別れずに済んだだろうなというところ。
フリトで森川さんも言ってましたが、アレックスはカリーナの策略に気付くべきだと思う。
あとは、いくら引き留めたいにしても自分の手のものを回してお金やパスポートを盗ませるとか、やり方がさすがに貴族というかお金持ち思想みたいな感じ。
そういう強引さが貴族なのかしら?

気になったのはBGM。
なんというか違和感を感じる場面が多かったです。
これならむしろなかった方がよかったかも?と思う場面も。
それ以外のところで、それほど香港色が出てなかったせいなのかBGMがそういう雰囲気の曲になってたりもあったけど、なんだかもっと東南アジアちっくというかインドっぽい感じのところとかもあったり。
ボリュームも結構あった気がするので、もう少し控えめでもよかったかも。
えちシーンの動きというか軋みみたいなののSEもなんかペースが遅くて、もうちょっと早くてもいいんじゃない?と思ってみたり。
音自体もちょっと何の音だろう?と思った(大きすぎる衣ズレ音みたいなのだったり)

なので、全体的に評価は自分の中ではかなり低いのですが。

のじーの泣きだけはやはりというかいつもどおりに絶品でした☆
わりとぎりぎりまで過去のこともあってアレックスに絆されないようにって耐えてるんだけど、最後の最後で信頼を失ったかもと涙してしまうところとかはやっぱりステキv
グズグズというかエグエグ泣く感じで。
えちシーンもSEは気になったけども、のじーはいろっぽくてステキでした。
森川さんも貴族なせいか、それほど低音すぎず。
最初っから最後まで真己を想う愛しい気持ちだけで出来ているので甘く優しい感じでした。

キャストがステキな分、いろいろと勿体なかったなーと。

0

貴族シリーズの中で一番つまんない

貴族シリーズとなってますがシリーズと言っても作品同士の繋がりは無く単作で聴けます。
話はぶっちゃけさして面白くない、あらすじを読むと結構面白そうに思えるんですけどねー、6年越しの再会モノとか好きシチュだし。
すれ違い再会モノですが、その理由がくだらないというかたった一言確認すればいいじゃんってだけなんだもん。
しかもその原因になるのは、見るからに悪役ですわよ~あたくしって感じの小娘で、それもそんなに頭が良い知能犯とも思えない。
せめてこの女がもう少し切れ者でしたたかな出来る女性だったら話に説得力もあったかもだけどそれもない。
つかアレックス[攻](森川さん)は幼馴染みなのに何故、そんな女の本性が見抜けないのか、いや全く分かってない訳でもなさそうなのに疑おうとしないのかイラッとする。
真己[受](野島さん)も一言聞けば良いのにって感じでやっぱイラッ。
そして悪役にしてはスケールの小さいムカつく小娘一人にいい様に引っかき回されるアレックスと真己。
もう何だかなーーーって話です。
王道っちゃある意味王道かもだけど、随分つまんない王道。

ただキャスト陣の演技は良いです。
特に野島さんは、控え目で少し弱気な真己の演技が健気でエロシーンも良くて、キャスト演技が聞き所。
メイン2人の演技に加え、執事役の飛田さんが何気にいい味出してます。
フリトに飛田さんが参加してるのも嬉しい。
完全にキャスト買いにしかオススメしないなあ。
キャストの演技を楽しむと割り切って聞く作品って感じです。

0

突っ込み所満載

うん…声優さん方の演技は抜群に良かったんですが、ストーリー展開が微妙でした。てか、突っ込みどころ満載過ぎて…。

まず、一番萎えたのがパーティー会場で攻の軽い強要により受が女装して参加したシーン。普通しないだろと思ったし、なんかわからないけどいらっとしました。
それと、終盤であるいざこざで受が攻のもとから逃げたシーンでお金欲しさに突っ掛ってきたチンピラ共が、お金を持っていないと知った瞬間受を襲おうとしたシーン。なんでそんな行為に及んだのかがまったく意味が分からない。で、そこで即ヒーロー(攻)登場で吹き出してしまいました。ベタというか、なんというか…そこまで持ってくるための「溜め」の部分が成されていない。抑揚とメリハリが感じられないなと、それがなければ聴き手もつまんないよ。

なんか最後も消化不足という感じ。結局大事な部分はあやふやに解決したけど、そこまで辿り着くための事柄が消化されてない。カリーナの存在が最後の最後に生かされていないのも不満。「嫌な奴」だけで終わってしまったのはもったいないです。
そこらへんはきっちりしてほしいなと思いました。

ストーリーだけでなくキャラたちにもちょこちょこ不満が。。。メインの2人に難ありです。2人とも鈍すぎるだろ、いくらなんでも。
受は周りの言動に感化されすぎ。「そこ信じないといけないだろう」というところで疑って、自分だけが傷ついたような思考がなんだかなぁと思いました。
そして、攻めも…フリトで森川さんもおっしゃっていらっしゃいますが、2人の仲をあんだけ引き裂いた原因となった人物にどうして気づけないんだっ!とイライラしました。

0

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