幼馴染みは俺の嫁!

幼馴染みは俺の嫁!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
19
評価数
7
平均
2.9 / 5
神率
0%
著者
真上寺しえ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
タカツキノボル 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
価格
¥476(税抜)  
ISBN
9784044503116

あらすじ

結婚式間近に彼女に振られて落ち込んでいた和晴を慰めてくれたのは、幼馴染で親友の慧一だった。でも、それからなぜか強制的に慧一のマンションに引越しをさせられた上、初日に押し倒され、慧一のテクニックに溺れるうちに抱かれてしまう!「俺は料理も洗濯も完璧だからお買い得だぞ?」と甘く口説いてくる慧一に、うっかりほだされそうな和晴だけど・・。

表題作幼馴染みは俺の嫁!

外資系企業のコンサルタント
メンズセレクトショップの店員

レビュー投稿数4

気分は既に新婚家庭

今回は外資系企業のコンサルタントと
メンズセレクトショップの店員の同級生カップルです。

友達だと思っていた相手を改めて意識して恋人になるまで。

受様と攻様は中学で出会ってから十年、
なんとなくお互いがいないとつまらない関係の友人同士。

受様はファションに目覚めてその関係に就職、
攻様は外資系企業のコンサルタントをしている為、
生活サイクルも休日もあまり合いませんが、
事あるごとに飲みに行く仲でした。

受様は近々結婚を控えていましたが、
その彼女に好きな相手が出来たと振られてしまいます。

もともと両親の友人を介して知り合った為か
周囲の盛り上がりのまま進めた結婚話でしたが、
やはりショックは大きく、
今回も攻様を呼び出して報告がてら愚痴る受様。

そんな受様を宥めるつつも胸中は複雑な攻様。
実は攻様は前から受様に惚れていたのです。

結婚すると聞かされて諦めようとはしたのですが、
破談となったと聞いたからにはチャンスは生かすべき?!

新生活用にと準備した新居では
気分的にも金銭的にも厳しいと愚痴る受様を
攻様はうまく言いくるめて同居を了承させます。

そして引っ越してきたその晩、
引越し祝いだと二人で飲むうちに
気分的に弱って
涙腺が緩んでしまう受様を慰めつつ、
徐々に絡め手で迫る攻様。

そして二人はめでたく(?!)初夜を迎えます。

そして翌日、
受様は攻様にずっと好きだったと告白されますが、
脳裏に浮かぶのは
次々と変わった攻様の彼女達と去っていった婚約者。

好きだという感情はあっという間に変わってしまう。
友達ならそんなことはないのに・・・。

そんな受様の態度に気長に口説くと告げる攻様。
二人の関係をステップアップさせるのは受様の気持ち次第?!

好きになってもらえないなら友人のままでという設定は
受様でも攻様でも結構有りますが、
こういう場合、
代々の彼女は相手を忘れる為の身代わりというか
性欲の捌け口というかパターンなので長続きしない為、
自分も飽きて捨てられるなら友人の方が良い!
というパターンが多いですよね。

本作も見事にそのパターンです。
まあだいたいが傍から見れば両思いなので
まとまるまでの過程を楽しむというお話かな。

メイド服コスプレでHされたり、
攻様を好きな子が現れて嫉妬したり、
攻様の上司にアタックされたり、
元婚約者との事を誤解されたり・・・。

互いに嫉妬したりされたりしながら盛り上がっていくので
最後まで楽しく読めました♪

今回は同じ理由で次々恋して振られる攻様のお話、
真崎ひかるさんの『恋でなくても』をお薦めしますね。

1

友達以上・恋人未満・先手必勝?

これは…弱ってるところを、10年来の親友に告白され、
あれよあれよという間に抱かれ、同居へと流され、ずっと心乱されっぱなし…
…という、まさに恋は先手必勝という教訓のようなお話です。
受の和晴ってば、恋に対して要領悪いことこの上ない! まず、スタートがいけません。
フィアンセに逃げられ、親友・慧一にヤケ酒に付き合ってもらってただけ~
…のはずが、気付けばベッドの中でして、ヤることヤッた後でしたww
(↑やっぱりね、よくある話よ…なんて言ってる場合じゃありません。
  ここで慧一が1歩リードしたのは、まず間違いなしね。)
その朝、しっかり告白されてねぇ..
(↑慧一、開き直ったフリして告白してます。これも順当な手順かしら?)
和晴の金欠を理由に、同居に持ち込んでしまいました。
(↑ここでも慧一がリードしてます、強いです。)
その同居ライフってのがもう…親友をトロットロに甘やかす、
慧一からの口説きの日々でして☆ ついでに慧一ひとすじの女の子まで登場して…
これで心乱されなきゃウソのような状況の中で、和晴は口説かれてゆきます(笑)
途中、慧一の彼女らしき女性に嫉妬なんかもまじえつつ、それは真剣に悩みます。
友達以上・恋人未満…さぁ、この関係をどうすりゃいいの?
壊したくないけど、なんとかしたい…ああ、実にじれったい!
読者の皆様なら、もうお解かりですね? 
ずっと後手後手に廻ってる、和晴に勝ち目なんてありません(笑) 
こういう場合、色恋沙汰は先手必勝、これ常識☆
嫉妬し始めた時点で、既に負け確実とでもいいましょうか。
(↑告白された身のはずの、和晴が嫉妬する不合理真理って…これってねぇ…
  「もったいぶってプレゼントしたものを返品」された気分に近いかも?
  心を置き去りにされるような…
  恋心を返品されたほうは、たまったものじゃありません。 
  追いかけられてたはずが、自分が追いかけてる…ことに気付く瞬間です。)
…とまあ、こういうコトもありますから、心を置いてけぼりにされたくなければ、
イニシアチブが欲しければ、恋はやっぱり先手必勝、これしかない☆
(↑とはいえ…勝ったはずの慧一だって、ラスト付近、かなりカッコ悪く可愛かったけど。)
恋に疲れたときに読むには、ちょうど良い…ほのぼの後味です。
さて、お楽しみのエロですが…あの逞しい体にメイド服って、いかがなものでしょ??

1

焼きもち


少しずつ小説も読み始め
なかなかおもしろいです!!
同級生のお話で一方は十年越しの片思い。
すごいよ。
和晴が彼女に振られて落ち込んでいる時に、
関係をもって・・・
その後も和晴は流されながら
少しづづ、気持ちが前とは変ってきて・・・
時間かかったなオイ(笑)
やっぱ焼きもち焼いて気付くんですねぇ~
こうゆうのベタ?というかすごく多いですけど
読んでてキュンとなるし、
やっぱりハッピーエンドは素敵だ(#^.^#)


0

キュンキュン♪

最初から最後まで、胸キュンキュンしながら読み終えた感じ。

同級生・幼馴染みは・10年越しの片想い・・・純愛路線まっしぐらにキュンとなり、相手は告白に驚き、戸惑い、そして。。。自分の本当の気持ちに気付いたときも、これまた、胸キュンものでした。

途中のちょっとした嫉妬や誤解にからはじまったすれ違いもお約束取り。

今回は和晴よりも慧一の一途な思いにノックダウンされました。

0

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