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1巻が『神』2巻が『萌』と来ての3巻目。初版平成2年12月5日発行。
文句無く『神』でした。
三国志の壮大な歴史ストーリーとしての面白さとBLドロドロ愛憎恥美が絡み合っていて読み応えがありました。満足しました。
諸葛亮孔明 只今43歳です。中年男性の色気が駄々漏れしすぎです。
歴史で有名な男達が一斉に魔性男の巧妙な罠にどんどん引っかかり命を落としていきます。皇帝ー劉備玄徳の為だけに孔明は頭脳をフル回転し頑張ります。(劉備と孔明は身体の関係はまったくありません。孔明の永遠の片思いなのです。この上下関係にも萌えます。孔明が1巻から大事にしている『白い扇』は劉備からのプレゼントです。)
孔明の政治手腕は3巻では見事に国の問題を解決していき ずば抜けて孔明のアイデアが当たって 周りの誰もが孔明を認めるようになっていきます。
2巻では女性を抱いていた孔明ですが 3巻ではガタイが良い愛人『魏延』登場です。
私の一押し萌萌場面は 孔明の新しい愛人『魏延』と妓楼『燕朗』がタッグを組み 孔明を二人で激しく犯すシーンです。3Pです。ツンデレ美人受け諸葛亮孔明 乱れまくり。
口封じの為『燕朗』はその後すぐに殺されます。この時 孔明の大事なアイテムである『白い扇』が無くなってしまいます。『魏延』がわざと『燕朗』の遺体と『白い扇』共に土に埋めてしまうのです。男と男の意地の駆け引きが丹念に書かれています。
孔明は扇の事で脅されて黙ってやすやすと『魏延』に犯されるばかりではありません。ちゃんとこれには孔明の巧みな意図があり 話は4巻へと繋がっていきます。
大事な『白い扇』が無い諸葛亮孔明!!4巻へ急げ!!