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この作品は、まだBL市場(BLという用語も、ヤオイという用語もなかったんですが)がなかった時代のものです。
作者の栗本薫さんは、出版してもらえるかどうかも分からずに書いていたといいます。書きたいから書いた、書かずにはいられなかったから書いた、と。
この執念の小説は、出版されたあとに版を重ね、著名な評論家に取り上げられ、ベストセラー入りしました。
こういうジャンルに興味のない男性書評家がこれを読み、目をシロクロさせ、クソマジメに書評してるのを想像すると笑っちゃいますね~w
今のBLは、どんないい作品があっても、その手の書評家さんやら賞レースからは総無視状態なので、くっきりジャンル分けができてしまったことは嬉しいけど悲しい、そんな気もしました。
良と滝と結城、三人の男が火花を散らす二巻です。
良は滝の手を離れ、結城とへと深く傾斜していく。