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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
初読み作家さんです。
今回も水名瀬さんの挿絵目当てで買いました。
このお話は普通に読んでしまうと、色々無理がある設定がたくさん出てきますので、ハリウッドのスーパーヒーローものとかアクションものを見る時のように設定にはあまり拘らず、気楽に読んだほうが楽しめる作品かなと思います。
まず、受けがスーパーです。何がスーパーって、すごく強いです。とっても美人で体格もホッソリしてるんですけれども。
そのスーパーぶりがカッコいいんですね~^-^。でも、小さな子供が苦手なんです。
遊んでいる風に見えるんですが、実は結構一途だったりする可愛い面も持ち合わせています。
攻めは男らしくて硬派と思いきや、実は受けと出会って変えられていくのがワクワクしてしまいました。
攻めは子持ちなんですが、その子もぶっ飛んでます(笑)。でも素直でいい子。
私は結構楽しんで読みました。
水月さんは、そのトンチキを楽しむものだと思ってるんですが、トンチキにも愛すべきものと、そうじゃないものがあって、これはハズレでした。
まず設定からして、無理がありすぎ。
なんで花嫁なのかもわからない。
受けのプロフェッショナルぶりも言葉だけでよくわからないし、攻めの亡くなった妻とのロマンスもセリフだけでは伝わってこないし、子供の無茶ぶりにもついて行けない。
いくら、なんちゃってBLにしても、これはひどすぎ。
受けの過去も振りまくりなんですが、ちゃんと説明されることもなく、だからなんだっていうの、というかんじで、どこで萌えればいいのか、首を傾げているうちに、なんだか、まとまってました。
それにしても、あとがきでイラストの先生の名前が誤植なんですけど、これってすごく失礼なんじゃないでしょうか。誰も気づかなかったのかな?
男なのに派遣花嫁のエキスパートで、背中に真紅の羽根の刺青が彫られた受。マフィア裏世界モノで受がこなれていて多分好みの話じゃないなぁと思いつつも、水名瀬さんの描くクールビューティな受があまりにも…、あまりにも好みにドストライクだったので手に取りました。
話は、攻の龍生が最愛の妻を亡くした傷心を癒す為、今は一人息子を連れて日本に滞在していた。幼い子供には母親が必要で、攻は派遣花嫁に依頼した。その依頼を受けて受が攻のもとに姿を現す…が、攻はノンケで亡くなった妻を愛し続けていた。一人の女性を真摯に愛し続ける龍生に、任務と解りながらも心惹かれてゆく受の翔。
ベッドテクは巧いぜと豪語するだけあって、受はかなり手馴れた感じでした。
オマケに裏社会モノなので事件も起きます。
そういうトラブル話が好きな人には堪らない、設定なのかな。
それよりも私は攻の子供!息子なんですけど受にメロメロになるんですよ!「僕が大きくなったらセックスしてくれる?」ってストレートに尋ねちゃったりしてかーわーいーいー!
無節操なホモの受も、流石に幼児に組み敷かれる趣味は無いので大きくなったら考えておくって曖昧に返事をしました。
花嫁ってタイトル通り、ほのぼの家族話でした。黒花嫁の黒は裏社会って意味なんだろうな。全体的にアットホームだけど夜は激しいって感じの話でした。
ただね、ノンケだった攻が受の体の良さにどんどんハマっていくんですけど、幼い子供が同じベッドで寝ているのにおっ始めるのは如何なモノかと思いますよ!イチャイチャしているウチに盛り上がって始めたら隣で寝ていた息子(幼児)が起きちゃった!
でも寝ぼけていたのでスグ寝ちゃった!
このハラハラが良いね。お父さん達何してるの?って訊かれたらどう答えるつもりだったのかしらと、小さい子供がいるから起こる萌えエピソードにキュンとしました。
裏社会、結構濡れ場は激しいのですがこの子供がいるおかげでほのぼの温かい話に仕上がっています。
何より受が美人。真紅の羽根の刺青も綺麗。裸になると映えるわー!
ツンツン、アイスレディで無節操なホモの受と、女は亡くなった妻だけを愛し男は現花嫁の受だけを愛す攻とのほのぼの家族話でした。
受が美人で男前でどうしようかと思った。今回のジャケ買いはアタリでした。裏社会モノは好みに合わず外れる事が多いのに…っ。
小さい子供の存在感は偉大!