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またしたくなっちゃうだろう
あらすじ部分に、〈監禁され淫らな写真を撮られ…。〉って書いてあるので、そういうプレイが出てくる話だと、しっかり分った上で手に取った一冊。でもここまでとは思わなかった! だって、帯には、〈またしたくなっちゃうだろ〉って書いてあるので、その語感からもう少しライトなのを想像してたんです。雰囲気としては、わたなべあじあさんとか?そっち系の、可愛げあるSMかなぁと思ってました。でも全然違った! これは、かわいそうになっちゃう系。「もう止めてあげて~」って言いたくなるほど執拗な仕置きでした。というか陵辱監禁。
まず、受けのキャラ設定がポイント。かなぁと思いました。
いわゆるパシリの下っ端で、腕力も無ければ根性もなく、ただ怖いから従ってるだけの奴。そのくせ社会に対しては変に反抗心があり、強い自分を見せようとしてみたり。しっかりとした自分の意志ってものがないので、上に頼まれれば簡単に悪いこともしちゃいます。でもそれは怖いから。臆病者なんです。
しかし、そんな彼にもただ唯一の長所があり、それは男にモテる容姿であること。それのみだけど、それがあることによって、強い男が寄ってくる寄ってくる。しかし本人はノンケ。のつもり。いっちょ前に女を追いかけてみたり。女にモテたくて仕方がありません。
だけど!! チンコ勃たない!!不能くんだったりもするんです( 一一)
正直ダメダメな奴すぎて、萌えという観点からみると好みでないです。でも、よく人物像が伝わってくる書かれ方をしていたと思う。読み終わってこんなに、受けについてメモりたくなることは初めてです!
それにまた、このダメダメっぷりが陵辱にはぴったりなんですよ(笑) キャラ的には好きじゃないのに、プレイシーンになると、なんとも言えない味わいがあります。
ちなみに、このダメ人間俊也は、半ヤクザの(一応こっちも攻め)渡辺って男の子分なんですが、その渡辺に対峙する存在であるチアキ(こっちが本攻め)からも弱みを握られてしまい板ばさみになるんです。チアキにも抗えず、渡辺にも抗えず。そして、どちらからも利用されるという屈辱的な状況。
で、このチアキの繰り出す責めの数々がすごいんですよ! なんでここまでするのかってのにはちゃんと理由があるのですが、裏の理由もあったりで、一筋縄じゃいきません。
受けの俊也は色んな意味でかわいそうになっちゃう奴だけど、
チアキの気持ちは分るけど、ちょっと変態すぎだし、
渡辺は普通に嫌な奴だけど、
でも好き! 面白かったです。
丸木先生節炸裂、という感じでした。
執着攻め×流され受け。
知らぬ間に闇の社会の抗争に巻き込まれていく俊也、そして謎のオトコ、チアキが徐々に正体を現していく過程はスリリングで一気に読みました。
受けの俊也の性格が今時っぽい?いろいろ事情があるみたいだけど常にイライラしてるので大丈夫?と心配になったり。
素直で可愛らしい性格ってわけでもないし、特にすごいとり得があるわけでもない。正直、どの辺に魅力が?と思ってしまった俊也だけど、男たちの執着を一身に受けている様は大変おいしゅうございました。
個人的に、金も権力も女も腐るほど持ってる渡辺が俊也にメロメロだった事実に萌えます。裏で汚いことしてるのを俊也に知られたくなくて隠してみたり・・・可愛いじゃないか。
チアキと渡辺と俊也の三角関係がもっと発展していく展開を期待してたんですが・・・
最後、余韻を残すような終わり方だったのでちょっとモヤモヤしましたが、「あなたは薔薇より美しい」のほうでチアキが幸せそうだったので、まいいか、と思います。
今後の二人の生活に妄想を膨らませつつwww
すごい攻めでした。
俊也はある日、チアキという男に声をかけられます。チアキは俊也が逆らえない男・渡辺に会うなと忠告されますが、初対面のチアキの言うことなど聞くはずもなく、俊也は渡辺に会ってしまいます。
そして渡辺に使いを頼まれ向かった先で俊也はチアキに拉致られ監禁されてしまいます。
チアキは渡辺を憎んでいて渡辺のお気に入りである俊也を利用し、渡辺に復讐しようとします。
これはネタバレ読まない方がいいと思うんで、ネタバレはかきません!
チアキはほんと謎の男だったんですが、段々彼が何者かわかってきます。
最後はちょっとすごい展開になってましたが。
簡潔に言えば執着攻めはすごいということですw
一途でピュアなんだけどやり方がすごい(笑)
俊也は結構元気のある受けでした。「~じゃねえよ」とか強気受け?な雰囲気がありました。
作品タイトルのあかい花=薔薇も物語に関係してきます。
『あなたは薔薇より美しい』はチアキ視点。チアキの想いがわかります。
あと読んでて思ったんですが、結構ヤクザ・裏社会ものでした。
でもおもしろかったのでおすすめです。最後に全部謎は解けますしねw
ホストのチアキ×大学生の俊也
丸木さんだけあって、Hは濃厚かつ、ハードで、BLビギナー向きではありません。苦手な方は、ご注意を。
容姿が綺麗設定でもないのに、なぜか男に好かれてしまう魔性の男な俊也。
それも、よりによって危険な男ばかりを二人も!
災難だとは思いますが、どっちに転んでもたっぷりじっくり色んな意味で愛してくれそうです。
受けが他の男に無理矢理という茨な設定が好きなので、俊也と渡辺との肝心のシーンをあっさりと飛ばされた時が一番切なかったです(笑)
あんなに好きなのに、お初をうかつにも奪われるチアキの胸中が一番切ないかもしれませんが。
実に、惜しい。丸木さんの濃厚描写でこってりと読みたかったので、いまでも残念。
今回、可愛いと言えば、攻めのチアキの純情ですね。一途で健気な気がします。
意外に受けの俊也の方が、最初に無体なことをしている気がします。
今後も波乱が予感出来るのと、渡辺の執着はまだあるだろうしで、三角関係の進展や全面対決が見てみたいです。
この話がいけるのであれば、前作の兄弟もお勧めです。
丸木さんの作品の中で一番低い評価かな。。。
執着攻めよかったんですが、
いつもより執着心が低めのような・・・・。
そのせいでふつうにやられてしまってましたしね。
あと受けの設定があまり好みではなくって残念でした。
ヤンキーになりきれてないヤンキー・・・。
ん~~~でしたね;;
あくまで個人的感想ではありますが。。。
でもとても面白かったです。
丸木さんの作品は絶対的な主導権は攻めにあることが多いですが
今回はまた受けが弱い立場というかビビリというかヘタレというか・・・
個人的に受けが攻め以外とずっこんばっこんするのは好きじゃないんですが
今回はわりとすっきりと描かれているので
そんなに嫌ではないというか気にならなかったです
読み進めながら思ったこと…この受けマジで屑だわ…。
(※じゃあ攻めがまともなのかというとそうでもなく。)
中途半端な小物感。
でも何故か男どもに執着心抱かせる魔性っぷり。
挿絵に出てくるまで渡辺(当て馬)のこと脂ぎったオッサンだと思いながら読んでたから「…( Д ) ゚ ゚」ってなった。
まさに後書きにも記載されていたような勘違い発動させてましたwww
チアキに略奪された後、怒り狂いながら追ってくるであろう渡辺を渡辺視点で読んでみたい。
俊也が高校生の頃から結構な執着心顕にしてましたからね。
俊也に告白したタカヒロ(渡辺にとってマリファナ栽培しているタカヒロの存在は利益あったのに)追い出すだけでなく、その後近親者に性的に酷いことするしっ!
とにかく俊也に近付く人間には手酷いし、俊也と会った日は自分の女の後ろ使うし…どんだけ俊也好きなんだよっていうね。
その割には今回の事件があるまでは手を出してなかったんですよねー…1回手を出そうとして逃げられたことあるわけですがwww
……あ!!!
NTR要素あるんで苦手な人は要注意かも。
まさか本当に最後までやると思わなかったよ、攻めよりも先に。
※描写自体はさらりと流されてます。
渡辺の存在感もだけど真美もとても印象に残った。
ってか真美に全部持ってかれた感が半端ない。
“赤い花束”エピソードは好きです。
でも全体としては…(;-ω-)ウーン。
Amazonアンリミで、先入観無く読んだら
・・とんでもない暴力シーンが続く痛い内容だった。
しかも、受が好きになれないアホキャラ。
外観が男好みの可愛い系の大学生・俊也は、舐められまいと突っ張っているだけの頭も力も弱い奴。
やくざの渡辺が怖くて断れず、一緒につるんでいるチンピラ大学生。
一夜過ごした女性に振られて、クサクサ酒場で飲んでいたら、ホストのチアキが寄ってきた。
チアキは俊也を知っていたというけど、俊也には記憶がない。
別れ際にチアキが「渡辺に近寄るな」と忠告しても、俊也は無視。
渡辺に呼ばれて、酔わされて、パシリに使われた先で、俊也はやくざに捕われる。
そこには、チアキもいた。やくざ同士の抗争に巻き込まれていく俊也。
ここから俊也はチアキから痛い仕打ちを受け続ける。
俊也視点の描写なので、読者は読みながら俊也の痛い体験を一緒に味わうことになるので、もう嫌だ。
全ての不幸の因は、世の中を舐めて突っ張ってきた俊也の生き方に有った。
でもただ一つ、贈られた赤いバラを俊也が大事にしたことで、どんでん返しが起きる。
最終章で謎解きが語られる。チアキ視点。
・・ため息。痛い物語は苦手。
丸木さんというと薄暗いお話やエロスが多いですが、こちらはエロスは比較的低め。
ただ暗いです。
人が死んだりしますので。
攻めはホストで復讐と執着の塊のようなチアキ。
受けはチンピラまがいの大学生、俊也。
ヤクザまがいのことをしている渡辺に執着されている俊也は、そのことを考えないようにしながらも渡辺の側にいることを選んでいます。
まあヘタレなんですよね。
完全に離れることもできず、深入りすることも出来ないという。
渡辺は挿絵ではかなりのイケメンなんですが、やってることはそぐわなくてその辺りに違和感が。
渡辺がメイン攻めでもおかしくないくらいです。
実際俊也は渡辺に初めてを奪われてしまうわけですが、その辺りはあまり詳しく描写されずそこが物足りないですねえ。
せっかく丸木さんなのに(苦笑
メイン攻めのチアキの正体はかなり前からわかるのですが、その辺は無理に隠そうと書かれていないように感じました。
病んでる風なのですが、丸木さんの他の作品の攻めに比べるとパンチが弱く、個人的には渡辺の方が記憶に残ってしまいます。
俊也も先に書いた通りヘタレで、残念ながらも良いところがあまりありません。