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恥ずかしいタイトルが続いたGケルプ3作品のラスト本。
コンブは、怖がっている飛鳥を無理やり抱きしめてベッドに転がり込んだ。「だから、僕を誘ったの?ここで、シーツの上でやることやって飛鳥の気がすむなら僕は遠慮しないよ」
……なんてあらすじ紹介のクセに。音楽音楽音楽で、恋愛をどこかに置き忘れて青春しているシリーズです。とてもBLっぽくない小説です。
でも、コンブさんと飛鳥に進展がありました。
がっつりとしたエロを読みたい方には向かない雰囲気エロス。朝チュンとかそういう軽過ぎる濡れ場挟みは気に入らないって方はガックリすると思います。
1部作から通して読むと、ここまでくるのに2年もかかっているのかこいつらと微笑ましくなるやらコンブさんの忍耐力に拍手を送りたくなるやら…。
バンドの方も、周りの大人とか理解者が皆優しくて良かったなぁって和みます。ただここで新キャラ挿入はちょっと…。あと、音楽モノなんだから楽器をブチ壊すって設定はちょいと無理がある気がします。
息吹…結局彼はフリーなの?紳士的で密かにお気に入りでした。
超プラトニックで音楽バンド青春小説でした。でも飛鳥は可愛いっ!