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あらすじの段階では分からなかったんですが、これ2カップルの話なんですよねー
そのせいか、特に神崎〔攻〕と渉〔受〕とのカップルの話が駆け足で、えっ、もう終わりなのって気分になりました。
どちらもカップルとしては好きなんですが、できれば1カップルの話で丸々一冊読みたかったなあ。
話そのものは悪くないし、カップリング設定も好みだったんですが、物足りなさが残りました。
16歳で吊り目で平凡っぽい渉〔受〕の外見や性格はかなり好みです、特にちょっと吊り目な受けっていいよね!
渉はホストの田所の下で、住み込みの家政夫っぽい事をしてるのですが、田所の頼みで神崎の下へ一週間泊り込みで家政夫をやる事になっちゃいます。
会って一番に神崎に言われた言葉が「薄汚いチビだな」ですから、渉は当然反発しちゃうんですが神崎にセクハラ紛いをされたりからかわれたりしていて。
けれども渉が信じていた相手に裏切られた時にはちゃんと慰めてもくれる。
もう1カップルは田所〔受〕と探偵の加藤〔攻〕との話。
ホストだけど気の良い田所と、田所がまるで犬みたいで首に首輪を付けたいとか思ってしまう加藤。
どちらのカップルも丸々一冊使って書いて欲しかったなあ、そうしたらもっと面白くなったと思う。
どうもはしょり気味というか駆け足感があってそれが残念でした。
カップリング的にはどちらも好みなので萌としましたが、萌と中立の半々位かな。
金髪のクラブオーナー・神崎は、子どもの頃からの親友に裏切られたことで、他人を信用することが出来ません。
そんな人間不信を持っているだけでなく、わがままだったり傲慢だったり、ちょっと変わった性格の持ち主のところへ、1週間の期間限定で家政婦としてやって来た渉。
渉は家庭に恵まれておらず愛情を知らないけれど、人へ愛情をかけることは知っています。傲慢な態度に不満を持ちつつも、ときどき見せる淋しそうな神崎に、なんとかしてあげたいと接します。
だからこそ、他人を寄せ付けない神崎が、渉にだけはいろんな表情を見せたりし始めます。
渉を巻き込む事件が起こり、そこではまた別の顔を見せる神崎ですが、渉のそばにいて欲しいと願うようになり、渉も一緒にいたいと思い、二人で暮らし始めます。ちょっと神崎の強引さもあって。
もうひとつのカップルは、神崎がよく使う探偵・加藤と、渉を拾ったホストの田所。
加藤も家庭に恵まれず、飼っていた犬だけが心の支えでした。その犬に雰囲気が似ているという田所に興味を持ち、執着し、手に入れたいと願うようになります。
こっちでも田所の過去を巡って事件が起こりますが、加藤の活躍により無事田所を救出。
唯一執着していた田所を手に入れるというお話です。
まぁ、展開が早すぎて「え……」と思わなくもないところが、多少残念ではありましたが。
特に、神崎と親友との間に起こった出来事だって、理由は想像出来るはずだし、たったそれだけでそれまでの付き合いがなかったことになっちゃうのかなぁ~?
まぁ、それが男の沽券に関わるっていえばそうなのだろうけど。
どっちもどこかしら壊れた攻めが登場します。でも、そんなちょっと人として欠けているところが、魅力的に感じてツボでした。