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丸川出版を舞台にした短編シリーズ3作目です。
前半2作は次巻に続編が収録されており、
後半2作は既刊2冊のその後のお話。
短編集だからあっさり読み終わるけど、
ほんわかあったかくなるピュアでかわいらしい作品です。
『経理部 坂元孝(28歳)の場合』
「坂元からセクハラを受けている」という社内相談があったことを
知らされるものの、全く身に覚えがないので本人に確かめようと
当の本人(三村慶)を問いただした坂元。
すると彼はあっさりウソだと告白した。
自分に関心を持って欲しかったからだと...
この年下の小悪魔ちゃん、とことんやることかわいいんですww
紙面いっぱいに「ス・キ・デ・ス」って書いた資料を渡したり、
焦る坂元に不意打ちのキスをしたり。
しかも、その行動一つ一つに動揺する5歳年上の坂元がさらにかわゆい!
完全に年下の小悪魔ちゃんの手の上で転がされております♪
『文芸誌「タイガ」編集部バイト 射水敦(18歳)の場合』
丸川出版でバイトをしている射水敦は、190cm・120kgという
目立つ体格をしている編集の川原田に恋をしていた。
ある日、そんな彼と晩ご飯を食べに行った帰り、
酔いつぶれた彼にキスをされてしまう。
けれど、翌朝彼に聞いても何も覚えていない。
そんなことがもう一度あり、さらに腹を立てた敦はわざと川原田に
お酒を飲ませて既成事実を作ろうとする。
でも、彼女の影がちらつく川原田の部屋ですることに罪悪感を
感じた敦は結局何も出来なかった。
そんな翌朝、乱れた格好で寝てる姿に勘違いした川原田は
ひたすら謝るけれど、余計に悲しくなり泣きながら逃げ出す敦...
慌てて追いかけてきた川原田の本心を聞いて無事ハッピーエンド
ってことになるんですが、この巨体、さすがにリアルにイラストに
することは出来なかったみたいでガッチリ程度です。
文字だけで見る巨体と、イラストから入るビジュアル的な巨体だと
かなり影響力が違いますよね。
BL=ドリームなので、設定通りの巨体イラストじゃなくて
ホントに良かったなぁ~と思いますww
『営業部 高橋圭吾(25歳)の場合』
やっと一緒に暮らすことになり物件探しにいそしむ圭吾ですが、
克己は忙しくて一緒に見に行くことが出来ないでいた。
そもそも、2週間も普通に会うことすら出来ないことに腹を立てていた
圭吾は仕事帰りに克己の家に寄ったのだが、どうやらSFマーケットの
準備に追われていたらしいことが判明。
でもそれなら、どうして今の時期に一緒に住もうと言い出したのかと
苛立ちを隠せず駅のホームで無理矢理キスをしてしまう。
翌日、憂鬱な気分のままの帰り道、突然現れてキスをしてきた克己。
昨日のしかえしだよ、と...
やっぱり克己の小悪魔っぷりは健在。
かわいいんですよね~
ついつい甘やかしたくなる圭吾の気持ちがわかるわ~ww
『おまけ 蓮くんの海』
シリーズ1作目の呉林大和×中務計の子連れカップルのその後のお話。
子供ほったらかして浜辺でエチしてちゃぁダメだよ~
せめて目の届く同じ建物内にして下さいww