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もっと汗みずくにさせて、喘がせたい
Toubousya×Tuisekisya
変わった設定が好きな作家さんですよね。
全部読んだわけではありませんが、数冊読んでみるとSFチックというか触手ものファンタジー?系が多いような気もしますが、目先が変わるように設定に工夫をしているようには感じます。
そうはいってもおそらく触手系が好きな作家さんなので(後は陵辱系かな?)好みは別れると思います。
私はそこそこエッチで変わった設定が読みたいときにこの作家さんの本を読みます。
私の中では「深刻にならずに変わった設定エッチ」のジャンルに入れています(笑)
今回は初めて宇宙もの、はっきりとしたSFものといった感じでした。
映画「トータル・リコール」を思い出しちゃいました(笑)
今回は特に虫とか変なもの?がたくさん出るのであくまで変わったものが読みたい方にお勧め。
思ったよりは気持ち悪くはなかったですよ。
人口増加や環境悪化により人類は地球以外の惑星に移り住むようになり、各惑星の環境に耐えられるよう様々な生物の特徴を取り入れた人間「亜人類」が存在している…という、キャラが人外というだけではなく背景などもかなりSF色が強い作品でした。
そのためBLとしてはかなり異色で好みがハッキリ別れそうな作品だと思いました。
その上グロいシーンもあるので苦手な人は要注意かもしれません。
(虫、ヌメヌメしたものがNGだったらキツイかも…苦笑)
ちなみに私は虫が苦手ですが文章で読む分には平気でした。まぁ読んでいて気分のいいものではありませんでしたが、「うげぇ…」と思いながらちょっと楽しんでいたかも。
特A級の凶悪犯が逃げ出し、惑星「ゼル」に不時着してから消息不明となります。
警察から派遣された七央は犯人の捜索を命じられ、ガイドを依頼された何でも屋のデインとともにゼルに降り立ちます。
まじめで実直な七央と、飄々として軟派なデインの取り合わせはなかなか良かったと思いますし、お互いのトラウマを理解し合ったり、困難を乗り越えて惹かれあったりする過程も不自然ではないのですが、それよりもSF的な設定やグロいシーン、触手プレイの方がよっぽどメインになっていて、恋愛に関してはおまけみたいな感じになってしまっていた印象があったのが残念でした。
そもそもグロいシーンや触手を読んでも平気とはいえ、そういうものに対して萌える訳ではないので、そればっかりが出てくるとさすがに「もういいよ…」という感じでした。
矢城さんの作品を読むのは今作が初めてだったのですが、印象としては悪くなく、むしろ引き出しが多い作家さんなんだなぁ…と、逆に他の作品も読んでみたいと思いました。