usamomo
chiisana okurimono
骑士与誓言之花
とっても可愛いお話でした。ノベルズの後半年ぐらいのお話です。
もうすぐリィトの誕生日という事で、グリファスが何が欲しいか聞いてくる事から始まります。
物はもうたくさん貰っているし、一番欲しいものは「グリファス」で願いも叶ってしまっているので、リィトには
今欲しいものは無いのですが・・グリファスの気持ちを考えると「何もいらない」とは言えない状況になってしまって、しばらく考えさせて欲しい・・・
今リィトは色々と勉強をして、グリファスの執事になりたかったんですが、適正を考えて無理だとわかって、じゃぁ、秘書!とかも考えたのですが・・どうも色々を覚えられなくて・・
って別に頭が悪いわけではないのですが・・向いていないんでしょうね・・
ところが、植物に関してはすこぶる能力を発揮して、難しい事も覚え、昔の古代文字までも覚えてしまうぐらいに頭が働きます。なので温室で植物の世話をしながら、どうにかして枯れてしまった土地に緑を取り戻す方法を考えてます・・
実は一つ方法があるのですが、それは皇帝の温室にしかないものなので、それが欲しいとは言えないんですよね~・・
だってグリファスに迷惑がかかってしまうから・・
そんなこんなで誕生日になってしまうんですが・・・
というお話です。
この本も薄い割には二段と結構詰め込まれてます。前回はグリファス視点が多かったんですが、こちらは、リィト視点のお話。何事にも一生懸命頑張っているリィトのお話は微笑ましかったですね・・
もう、グリファスはメロメロですね・・
とってもほのぼのと楽しめた作品でした。