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愛してしまったのは死神に焦がれる男
dokusaisha wa ai ni mayou
こちらは『支配者は罪を抱く』のスピンオフになります。前作の脇キャラクター(まあ掻き回し役)だった明霞(ミンシア・受)がメインです。
松幸さんはもともと好き作家さんなんですが(作品によって結構好みは分かれますが)、その中でもこれはかなりのお気に入りです。
とにかく、キャラクターが好きになれるかどうかが作品の評価の分かれ道になることが非常に多い私ですが、これは別にキャラクターが好きなわけじゃないんですよね。
特に、イリヤ(攻)は個人的好みからは程遠いです。かすりもしない感じ。だからって、キライじゃないんですよね。それも不思議。
明霞は・・・好みのタイプかと訊かれたら違います。でも結構好きなんですよ。立場上、冷徹でなければならないと自覚し、そうあろうと努力はしてるんですが、なんとも甘い・温いんですよね。主に『ラブ』に絡んで。
枝葉を取り払って、ごくシンプルに見てみれば、明霞ってすごい『恋愛体質』じゃないのか?まるで『恋する乙女』だよ。
家や一族も何もかも、イリヤ(愛する男)のために蔑ろにできるというのか。まあ、どちらも完全に捨てられないで悩む(迷う)あたりが温いんですが。
いやもう、突っ込みどころ満載です。それしかないと言ってもいいんじゃないかというくらい。一応、設定だけは裏社会ものというかハード風味(あくまでも風味)なんですが『なんちゃって』にもほどがあるだろう、という感じです。そこはもう否定する気もありません。
でも、それでもやっぱり好きなんですよ。ホント、なんでだろう。