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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
うん、やっぱり好きだし相性いいの剛先生。
どことも知れぬ裏組織のセックス工作員・アンが、新に受けた指令は、日本からニューヨークの不動産の買い付けに来る不動産会社の社長の、その裏の顔と真の目的を探ることで、、、。
飯島聖士と名前を与えられたコードネーム・アンは、ターゲットの中江を一目見てただ者ではないと心騒がせます。
聖士と中江、二人の攻防?の間に挟まれる、アンとしての過去、本名トニオとしての思い出。
読み終わって冷静になると、ツッコミ所は色々あるのですが、とにかく読んでいる最中はグイグイと、スピード感ある映画を見ているみたいに、目の前に絵がはっきりと展開して、楽しい事この上ない。
最後は気持ちよくハッピーエンドで、とっても気分良く読み終えたので、
もう、神にしちゃう。
凄い!
の一言です!!
もう騙し騙され、敵か味方か!
美しい受けは、ある事件からとある組織へと無理やり入らされる事となり、そこで女スパイならぬ、美しい男スパイへと作り変えられる。
そして任務に失敗した事がないエリートとなるのだが・・・。
現在・過去と受けの過去が語られ、スパイアクション映画の様な、手に汗握るドキドキとワクワクと♡。
今回の任務も簡単な筈だった。
特上の攻めに会うまでは・・・。
ここで受けの人生全てが変わってしまい、攻めに翻弄されて行く。
リサーチのヘマで(そんなんアリ?!)男色の攻めだから、失敗なしの受けが送り込まれた筈なのに、普通のヘテロで・・・。
しかしそれさえもが巧妙に仕組まれた攻めの罠なのか……。
スパイ物特有の、何処までウソか誠かのせめぎあいで、BL本だけに留めておくのがもったいない!!
最後の最後までどんでん返しの連続で、受けは幸せになってくれるのか??
とやきもきしましたよぉ!
早い段階で受けが攻めをかなり愛してしまったから、心情がわからない攻めに…
あ、ここで「攻めの心情がわからない」は、よくある「クールで表情が読めない」ではありませぬ!。
スパイの上を行く攻めなのですよね。
でもね、でもね、この受けとの出逢いで、人生を1番変えられちゃったのは『攻め』なのかも~~~。
純粋なヘテロだったのに、受けからの(スパイの為の)アプローチで、深みにはまって無いようで、じつは『はまっていたんだ!』
この辺りが実に良い♡♡
それは最後の方でしかわからないけど。
残念と言えば残念なのが、ふつー組織でこんな簡単なミスする? が・・・。
でもそれがなきゃ出逢わなかった訳で(⌒^⌒:)、結果オーライかなー。
いやいや、鋼しいら先生が大好きで、先生のご本を探して探して見付けたのですが、まさかここまでな凄い本だとは思いませんでした。
改めてしいら先生の凄さと、そして失ってしまった悲しみと・・・。
まだまだ全て読み切れておらず、これからも追い掛けてまいります。
裏の世界で、あらゆる人間に化けることができるスパイ同士。本来ならステディな関係にはならないのでしょうが、お互いに仕事を忘れるほど惹かれあってしまった、ということなのでしょうか。
読み終わって、読み応えあったなあ、と思ったらしいら作品でした。やはり外れないですね。
ハニトラ担当として育て上げられたアン。日系位ビジネスマンになりきって、日本のヤクザの情報を取ろうとする。しかし相手はこれまでに対峙したことがない隙のない男で、一枚上手だった。相手、中江の虜になってしまったアン。任務としては失敗だが、中江はアンを日本に連れて帰り、警戒しながらも懐に入れる。
おたがい、上の指示でやむなくスパイとなった経歴を持つ。その騙し合いも面白いし、ダメだと思いながら心から感じてしまうアンがH。
なんとかスミスっていう、ブラピとアンジェリーナ・ジョリーの似た映画があったような。
テンプレながら、アンはレストランへの潜入経験があり、中江の胃袋を掴むというのは説得力がありました。
アンの過去をうまく織り交ぜながら現代のカタルシスにつないでいく物語。
特殊工作員、っていうからどんなの? っと思っていましたが、なかなか面白いです。
舞台はアメリカ、セックスを武器に諜報専門の任務をこなす男・アン。
アンというコードネームはキライだが、本名は工作員になった時に捨ててしまったので名前を持たない。
自分というキャラを持たないアンは、作戦ごとにどんな人物にもなりきれる役者のような工作員。
新しい任務は、聖士という名前で日系人になり、不動産を買う目的で渡米した中江に近づく事。
不動産会社の社員に成りすました聖士は、中江がヤクザと繋がっている証拠を掴もうと接近するが、逆に中江の策にはまってしまう。
諜報部員である事がバレ、作戦に失敗した聖士は死を覚悟しても落ち着いていた。
そんな聖士の潔さに、中江は「自分の下に付かないか」と持ちかけてくる。
組織を裏切れば死の制裁が…、だけど中江と体を繋ぐたびに未練が残り…。
中江から聞き出した話が、どこまでが信じられる情報で、どこからが嘘なのか?
聖士は中江に言われるがまま、組織に戻った振りをするが、本当にコレでいいのか悩む。
突如現れた聖士の元上官・ボーナムは、聖士の最も信頼する男だったが、ボーナムは組織とは別に動いて、聖士は誰を信用していいのか、自分だけが頼りになる。
騙し騙され、入り乱れる情報の中から真実を探し出す!
工作員としての経験とカンだけで、張り巡らされた罠から逃げなくてはならない。
スリリングなストーリー展開に、ヒヤヒヤします。
背後にいる組織はマフィアなのですが、血なまぐさい場面はないので安心して読めます。
自分のない男が、好きになった男と身体を繋げる時だけオリジナルを曝け出す。
結果、それが作戦の失敗に繋がるのですが、中江との駆け引きで聖士は「自分」というものを確立してゆくのです。
裏をかいたつもりが、更に裏の裏をかかれる。
一枚も二枚も上手な中江の見事な嘘に、気持ちいいくらい騙されます。
ターゲット×特殊スパイ
いいですね~この設定が萌える!
少年のころに組織に堕ち徹底的に特殊工作員として教育され、殺しをしない・たぶらかし情報を得るのが専門のアン。
今度はヤクザとのつながりがあると噂されるエリート企業の男がターゲット。
スパイとして優秀なアンは、どうにも手ごわい相手に大苦戦!!
これは恋?それとも仕事が上手くいかない執着?
仕事と感情に揺れるアンがとてもかわいいです。普段はクールな人が好きな人を前にして動揺しちゃうところとか。でも冷静さを必死に装うところとか。
ターゲットの危険な感じがまたイイ!緊張感のある会話のやり取りが好きな私にはもってこいの設定。
おもしろいのは、話の途中途中でアンの過去が回想されること。少しずつ読者にアンの生い立ちがわかり、共感できるつくりになってるんでしょう。
また現代にもどると男とのやりとり。
ミステリアスな男の正体がアンの視点でつまびらかにされていきます。
幾度も別の人間になりすましもとの自分が自分でもわからない、そんなスパイの心にも考えさせられたり、根っこの感情部分がちょっと深いですこの話。
しいらさん面白かったです。