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先生×生徒の恋のエチュード――。
harumachi cherry blossom
松前さんで、高校の先生×生徒で年の差もの。これ以上ないくらい好みのド真ん中なのに、意外なくらい受け付けませんでした。
キャラクターも別に大キライというほどではないんですが、好きとも言えません。メインキャラクターのどちらにもまったく魅力を感じない。
実は、あとになって他の方のレビューを拝見して『悦也(受)がツン成分の多いツンデレだからか!』と気付きました。
もともと、攻受問わずツンデレは特に好みではないんですが、中でも『ツンツン過ぎる受』はかなり苦手なんですよ。
読んでる間はそれに気付かず『(大好きな作家さんの大好きなシチュエーションなのに)なんでこんなに入り込めないんだろう・・・』と疑問だったんですが、ようやく納得できました。ちょっとスッキリ。
それとは別に、私は稜(攻)と悦也のCPはまだしも、亜沙子(悦也が片思いしてた親友の彼女)がもうホントにイヤで堪らなかったんですよ。『よかれと思って』したことが、相手にはただただ迷惑なこともあるって、まったく考えもしないところが!
これがひたすらに、悦也を好きな友達のことだけを思っての行動なら、まだ理解はできます。それでも『相手の迷惑を考えろ』とは思いますけどね。でも、相手に取ってもそれがいい『はず』って決めつけてるところがひたすらに気分悪かったです。
嫌がらせとしてわざとやってるんならまた別ですよ。もちろん、それはそれで、また違う感想になるでしょうが。
まあ、松前さんの特に高校生もので女子高校生の脇キャラクターって(まず当て馬でさえない、単なる脇なんですが)、私はいつも好きになれないんですけどね。大抵辟易します。
それと私、三池さんは挿絵としては苦手な方なんです。これもそのひとつ。絵柄自体は嫌い・苦手とまでは行かないんですけどね(もちろん、合ってると思う作品もありますよ)。
ただ、口絵の『手』は、少なくとも校正の段階で誰も気づかなかったのか・・・と残念です。
ネタバレなしで書きたいと思います。
教師×生徒は大好きなカップリングです。
松前さんの作品は、次は良いかも…次は良いかも…と思いながら自分の中のヒットになかなか当たりません(泣
受けの悦也は高校生。
中三のバレンタインに親友(男)への気持ちを諦めかけた時に偶然攻めと出会い、はげまされる。
攻めの稜は悦也が進学した先の教師で、ゲイ。
悦也と再会し、彼の相談に乗る約束をする。
相談と称してふたりで色々な場所へ出かけますが、説得力としてはどうでしょう。
ゲイ同士のようなものですからハードル的には低いかもしれませんが、ただ先生生徒ですからねー。
つきあってるわけではないのに、あるかなあとハテナマークです。
それに稜はゲイである自分を捨てると言うんですが、うーん、その辺りは家庭の事情だったり色々あるにしろ簡単すぎやしないかと。
子供相手だから簡単な調子で口に出し、それをまた自分に言い聞かせているのかもしれませんが…
全体的に「ん?」と思わされる箇所が多く、期待が大きかっただけに残念でした。
悦也のキャラもわたしには魅力を感じませんでした。
とってもかわいらしいお話でした。
先生のことが好きだと自覚してからも、悦也は素直になれずに
なかなか話が進展しないのでウズウズしまくり。
でも、その意地っぱりなところが15歳の少年らしくて
かわいらしいので、最後まで見守っちゃいました。
やっと思いが通じた時にはホッとしつつも、教師が15歳の生徒に
手を出しちゃぁ犯罪だよぉ~とちょっと冷静な自分が...
他にも、悦也の両親達の関係や、友達が悦也のカミングアウトに
理解ありすぎることとかツッコミ所多々ありましたが、
もう悦也が必死でかわいかったので、そんな気になりませんでした★
それに、女の子2人がいいキャラしてました!
特に亜沙子、いいヤツです。
なんだかんだで、女の視点から悦也のこと気にかけてくれてる気がするし。
描きおろしの「Strawberry Touch」では、
もうちょっと素直に嫉妬してる態度示した方がかわいいのになぁ~と
またもや悦也にウズウズ。
でも、嫉妬してる態度を隠し切れない悦也に実はメロメロな先生が
かわいかった~
そして、最後に最大のキュンキュンポイントが~!!
思い出の雪だるま君に
「この人...おれの彼氏なんだ」ってセリフにズキューンとやられました!!
かわいすぎ、悦っちゃん...
これだけでも読んだ価値は十分ありました。
最後の最後でこんな胸キュンさせられるとは...
続きは、ぜひぜひ先生が嫉妬する側の話でお願いします★
主人公がとにかく良いツンデレでした。
もう…なんていうか…気持ちだだ漏れだけど大丈夫?^▽^っていう。とにかく可愛い。
個人的には、「受けが好きすぎて振り回される攻め」が好きなんで
あーもっとやきもち焼いてくれ…とか
ほら!今!今悦也が恐ろしく可愛い事言ったよ!とか
勝手に期待してたんですが
先生が大人で余裕があったので、私と悦也がただソワソワしただけでした^▽^笑
でもそんな、飄々として悦也を甘やかす先生だからこそ萌えるんだろうなぁ。
二人の会話が読んでて楽しめました。
エッチシーンはほぼ無しですが、変に盛り込まれるよりよっぽど良いです。
でもでもやっぱり攻めの気持ちが露骨なのが好きなので評価は中立で…!
このお話は悦也くんがとてもツンデレでした。
これでもかっ、というくらいツンツンデレ(?)みたいな感じで
攻めの野沢先生はとても包容力のある
大人なのだなあ、と思いました(笑)
作品名どおり、なんとなくさっぱりした青春なかんじが漂うかんじですが
まさにそんな感じでして、
濡れシーンと言ってはアレでしょうが、それが少なく
教師×生徒のCPとしてはとても初々しい作品で
とても心があったかくなりましたww
悦也の家庭はいろいろと複雑で、心の中に
いろいろな悩みを抱え込んでしまうタイプなんですが
その悩みを、軽く重くならない程度に聞いてあげる
野沢先生にいち生徒としての愛を感じました。
ツンデレがすっごく目立つ作品で、
他の生徒と喋っているだけなのにそれにやきもちを
妬いてしまう悦也がとてもかわいらしく、
逆にもっと素直になればいいのにwと思いました。
でも、すごくいい話でした!
一言で言うと、ツンデレと雪だるま萌え。
ゲイである事を隠して生きる教師・稜と、親友に恋してしまった高校生・悦也。障害の多いこの二人が結ばれるであろう事は表紙を見た時点で分かるのですが、その過程がとても可愛らしくていじらしくて切なくなります。
特に受けである悦也の子供っぽさが実に思春期の少年らしく、やきもち焼きな受け好きにはたまりません。
何よりも、物語のラスト。
「丸顔の君、紹介するね」
「この人……おれの彼氏なんだ」
悦也が雪だるまに向かって言ったこの台詞に、全てを持って行かれました。
教師と生徒という関係故に二人の関係を公言する事が出来ない悦也の寂しさが、どうしようもなく愛おしい。
また、三池ろむこさんのイラストが素晴らしく、二人の絶妙な身長差や表情は一層読み手をドキドキさせてくれます。
ありがちな温い年の差もの、と言ってしまえばそれまでですが、色々な意味で濃いBL作品が増えてきた今、心をほっと暖かくしてくれるような、そんな作品です。
松前さんがあとがきで仰ってますが「教師本×十四冊」めだそうです。好きなんですねー、教師。
私も“教師”は好きだけど、攻じゃない方がいいかな~。
個人的にです。
なんとなく、教師は「受」が好き(笑)。
親友に彼女が出来て初めて恋心を自覚した雪降るバレンタインデーの日。悦也は公園で雪だるま相手に酒盛りする酔っぱらい男に出会う。
つい、失恋したことを話し、親友と同じ高校を受けるのを止めるとこぼす悦也を、男は「諦めるな」と励ます。
しかしその言葉どおり親友と同じ高校に合格した悦也は、毎日親友と彼女の仲むつまじい所を見せつけられ、早くも後悔する。
そして、あの男のせいで…と恨む悦也の前に、当の男が同校の英語教師として現れる。
しかも、自分には「諦めるな」と言ったくせに、その男、野沢稜は、自分もゲイであるくせに、世間体や出世のため普通の人生を選ぶと言う…。
「雪だるまと酒盛りをする男」って、なんとなく初っ端から松前さんらしい感じがした(笑)
なかなか本音を明かさない、飄々とした年の離れた大人に苛々したり焦れたりしながらもだんだん惹かれていく話。
稜はいつも軽い態度なので、「子供に正面から向き合わない大人」みたいに見えてしまったかもしれない。
しかし、飄々としてるだけで実際は悩める大人で、そういうところをとことん見せないようにしている人。
稜は15歳の悦也と同じ位置には降りて来ない人なので、悦也が一人ジタバタしているだけのように見える。悦也が大人の恋をするには、まだ凄く先が長い。
しかし雑誌掲載のラストの、「一度ならず、二度三度までも、悦也が俺の人生を救いに来てくれた」という稜の言葉に、稜に悦也がどう影響したかが滲んでいてホッとする。
ツンデレはただの乱暴者であんまり可愛くない子だと思っていたのですが、この作品でツンデレ萌えに開眼しました!
受けの悦也が悶える位、可愛いのです。
先生なんか嫌いなんだからね、仕方ないからつきあってあげるけど、みたいな感じで、素直じゃないっぷりが、もう可愛くて可愛くて。
本心が丸わかりだからかもしれません。
さりげなく、先生のドMぶりもよかったです♪
英語の教師・稜(27)女性にもてもてなフェミニスト攻め×高校一年生・悦也(16)ツンデレ受け
親友に彼女が出来て、思いを諦めようかと悩んでいる所で、稜と出会う。
励まされて、親友と一緒の高校に来たけれど、やっぱり辛くて。
稜の所為だと思っていたら、稜は英語の先生で、おまけに自分は普通に生きると言いだした、
それでも、悦也の相談にだけは特別にのってあげると、仕方なく相談するようになって……。
この二人が相談と気分転換がてらに、よく遠出して美味しい物を食べに行くのですが、それがどれも美味しそうで。
松前さんの小説には、よく美味しい食べ物が出てくる気がします。
美味しい物を食べると自然と笑顔になって、元気になれるからでしょうかね。
悦也の言葉選びが独特で、クスッと思わず笑えます。
『勝訴』が出てくる所は、是非読んで欲しいです。
この子の発想って、乙女ちっくでかつ、少年でもあって、十代らしさがキラキラ出ています。
ひょうひょうとした性格で本音が読めないタイプの先生なので、悦也への気持ちがつかみ辛いのですが、悦也によって救われている所もちゃんとわかってよかったです。
ツンデレ受け好きに、お勧めです。
エロ:★1 朝チュンですが、このカップルの場合、生々しさは必要なかったのでこれでよかったです。
総合:★4 ツンデレ受けがこんなにも萌えるものだとは思わなかったです。爽やかで可愛い話です。