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ちょっとしたきっかけで、この作家さんの存在を知りました。
なので本を読むのはこれが初めて。普段アラブモノって殆ど読まないのに、一番先にこれを手に取ったのはこの作品の絵師さんが、以前頻繁にネットを徘徊している時期に、足繁く通っていたサイトの管理人さんだと気づいたからです。
ふ、不純な動機で購入しすいません((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
今回のこのお話に出てくる主人公たちは、兄の暗殺疑惑をかけられて逃亡中のアラブの元王子様「イラサイル」と、踊り子「レイシャ」のお話です。
踊り子のレイシャはイラサイルの兄であるアファルド国王に踊りを所望され国に向かっている途中に、盗賊となった元王子イラサイルに浚われてしまうんですね。
実は2人は一度だけ面識がありました、以前貴族の宴会に踊りを踊るために呼ばれた時、その宴席の場に、当時はまだ王子だったアファルドとイラサイルの2人も来ていたからです。アファルドの残忍さを知っているイラサイルはレイシャに王国行きを断れと忠告するのですが、表の顔しか知らないレイシャはその忠告を無視して王国に向かっていた…。
そこに現れたのが疑惑の人。イラサイルだったのです。いわば略奪愛ですね(笑)
最初はもちろんイラサイルの言葉が信じられないので抵抗するんですが、力でねじ伏せられてしまうんですよね。どうしてこうもアラブの王様たちは傲慢で強引で強姦好きのスリーゴーな輩が多いのでしょうね(ぇ?)
最初は反発ばかりしているレイシャですが、一緒に暮らしているうちに少しずつイラサイルの良さ気づいていき、一方でアファルドの残忍さも知ることになる。
イラサイルのことを好きな幼馴染のアルデルの存在もなかなか良かったです。
突然降って沸いて出てきたレイシャの事が気に入らなくて、2人を引き離そうとするものの、それがかえってイラサイルを窮地に追い込んでしまう事になる・・・
なんとまぁ皮肉な事でしょうね、でもそのおかげでドキドキハラハラな気分も充分味わえましたよ。
妙に萌えてしまったのはアファルドに捉えられてしまった2人が別々の牢屋中で、手を伸ばせば届きそうなところに相手がいるのに、繋いだ鎖に阻まれて、触れる事もかなわず声を寄りに互いを慰めあうところでしょうか・・・(オイコラ)
レイシャのように気の強い受けって結構好きなのですが、相手のことを愛していると自覚したらちゃんとそれを伝えられるカワイイ一面を持っているのが良いですね。
若干残念だったのが、登場人物全てがカタカナの名前だった事でしょうか、やっぱりなじみ難い。
この作家様は、あと2冊本が出ているようです、気になるので他の本も探して読んでみようと思いました♪