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想像を超えた、ボーイズラブ・エンターテイメント、衝撃の第一弾!!自制心は、品切れだ。
gray zone
面白いとの評判で、いつか読もうと思っていて、最近やっとなんとなく手にとって読み始めたら、読み終えた途端すぐに次巻を読みたくなりました。
評判が良くても、自分の好みからは外れる事も多いBLですが、お気に入りのシリーズのひとつになりました。ハードカバーで読むBLも新鮮で良かったです。
とくに、由利のキャラクターが良いなぁと思いました。飄々としていてとても魅力的です。
次巻は彼の物語ということで読むのが楽しみです。
以前から気になっていた本が図書館にあったので読んでみました(笑)
亜久利に憧れて刑事になった譲。
ある日、偶然、街で亜久利を見かけて。
ある時期から姿を消していた亜久利。
彼がどうしていたのか知りたくて譲は詰めよるが、亜久利は譲と距離を置きたいようで…。
ハードカバーの2段書きでぎっしり書きこまれた内容は250ページ。
イラストも要所要所にあるけど、ハードボイルド・ボーイズラブと名の付くとおりにラブ要素はありつつもハードな面が目立ったような気がします。
刑事を辞めた亜久利が弁護士の由利と共に追っているのは麻薬に関する事件。
それは非常に危険を伴うもので。
だからこそ、譲には隠し、追ってこないようにと突き放すような言動をする亜久利。
けれど、譲はそんなことには屈さない。
そうやって亜久利が突き放したがっているのもわかりながら、それでもどうしても亜久利の真実が知りたくて自分なりにつき進んでいく。
この強さにも似た部分が亜久利が惹かれる一因でもあるように思う。
事件のために囮捜査のことをしたり。
それで自分に危害が及ぶような場面に至っても、そこに亜久利が居合わせれば「亜久利に迷惑をかけてしまった」と思うような。
傷つけたくなくて、守りたくて、遠ざける亜久利もかなり無器用なんだけども。
そんな2人のパイプ役というかいい緩衝材になっているようなのが由利。
先に「ボーダーライン」のCDを聞いている身としては彼のバックボーンにあるものとかも知っているのですが、そんなことはあまり見せないいつもの飄々とした感じ。
ラストのえち前で自分の身代り?としてゴムをプレゼントしたセンスには笑ってしまいましたが。
それでも、彼が語る一言に過去が隠れているシーンもあってキュンとなるというか。ラストには亜久利の口からもここに至るまでの経緯として過去にあった事件のことが語られていて。
それが次作へと繋がっていくんだなぁと思いました。
今回のある種、キーパーソンでもあるエイ。
彼のことはまだまだ謎。
エイと辰巳の主従関係は非常に気になるところ。
あとがきで久能さんと蓮川さんのやりとりということで、エイと辰巳の主従関係プレイというのもあったみたいなことを書かれてたんですが、是非見てみたいですww
あと。
ハードカバーなんですが装丁が非常にステキですv
表紙、裏表紙のカラーは勿論なんですが、そのそれぞれの見返しにあたるぶぶんにその完全形とでもいいましょうか、それぞれの絵が本来は倍の幅あるんですよね。
それで2人が手を伸ばし合ってる図になってるんです。
ステキだww
是非CDも聞いてみようと思います。