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ちょっとばかり、オカルト風味でした。
時生は偶然入ったカフェで、伯爵家を勘当となった娘を母に持つ育巳と出逢う。家庭環境に興味を持ち、育巳が働くビリヤード場へ通ううちに常連に。
ある日、店で育巳と会えなかったので自宅を訪ねると、そこには育巳の母親に金を払って育巳を抱きに来た男達と遭遇して――
育巳が勤めるビリヤード場のオーナー(?)の冴子と育巳の母親・ゆかりには、過去に確執(特に冴子にとって)があった様子。
オカルト部分は、この冴子が背負って立ってます。
1度読んで「ん?」と思い、2度読んでも何だかよくわからないままという読後感でした。
ゆかりの昔の恋がこの話の発端となっているのですが、何だか話が散漫で、空中分解してしまっているような感じでした。
時代背景が、大正時代ごろの新橋から銀座・有楽町あたりなので、その場所に馴染みがある自分としては、その地理的背景部分については楽しめました^^