お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
yasashiku ubattte
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
確かに途中まではよかったんです。
キャラクターもメリハリ効いててラブ面も焦れ焦れと駆け引きっぽい感じで、ホント面白かったんですよ。
実紀(受)はいかにも真面目で誠実な日本人ビジネスマンそのままで、仕事で繋がりのあるセアン(攻)に対しても丁寧な言葉遣いを崩しません。でも、親しくなって地を出すと、結構強気でぞんざいなんですね、これが。
表紙イラストからも、もっと押しに弱い繊細・健気なキャラクターだとばっかり思ってたので正直意外でした。が、こういうキャラクターは結構好きです。
セアンは、熱烈なアプローチはしてきたものの返事を強要することもなく、年下とは思えないくらい気配りできて、でも可愛い面もあってなかなか魅力的なキャラクターでした。
『こ、これは当たりか!?』とかなり期待して夢中で読み進め・・・それが『ある出来事』を境に一変します。一変です。まるで違う作品になったのか?と思うほどの変わりよう。
実紀に対してまさにベタ甘だった年下の可愛い男が、いきなり豹変して『無理矢理』です。
いくら始まりが実紀からの『とりあえず先に進もう』で、気持ちを告げるハッキリした言葉がなくてセアンには不安があったにしても、一応Hもして付き合ってたんでしょ?今までの2人の時間はなんだったの!?となんか目が点ですよ。
しかも、原因となった事件が解決した後が『仲直りH』になだれ込んでそれですべてOKですか・・・無理矢理したこと・されたことは忘却の彼方なの?
もしこれが『HYPERレーベルだから、H度高めにするために凌辱くらいは入れとかなきゃ』だからだとしたら(あくまでも仮定・推測ですよ)、なんとも残念でなりませんでした。だってそれまでは面白かったんだよ!
ショコラノベルズ(しかもほとんどHYPERだし)の松幸さんとはどうも相性良くないわ・・・