シェフの手ほどき

シェフの手ほどき
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
3
得点
6
評価数
4
平均
2 / 5
神率
0%
著者
伊郷ルウ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
水名瀬雅良 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784877249595

あらすじ

新人アナウンサーの英俊は、料理番組のアシスタントに抜擢された。講師としてやってきたのは、料理学校に勤める花房亮一郎。華麗な身のこなしと少々気障な挨拶で奥様方を虜にする亮一郎だが、実はゲイ。過剰なスキンシップに眉をひそめつつ「俺に下心があるのか」と英俊が問うと、甘い言葉で口説いてくるのと同時に腰を抱かれ、唇を奪われた…! 新人アナウンサーは美形シェフに料理されてしまうのか?
出版社より

表題作シェフの手ほどき

料理学校講師
新人アナウンサー

その他の収録作品

  • ヴィシソワーズが冷えるまで
  • タルト・タタンが焼けるまで

レビュー投稿数3

2人だけの個人料理レッスン! 2人だけの甘い時間! 地味系安心なお話でした

伊郷先生の作品は、ハマる時は好き系なお話が多いので、今回は表紙のイラストにも魅かれて買ってみました。

内容はイケメン・シェフ•亮一郎×新人アナウンサー•英俊のゲイ×ノンケ年の差カップルのお話です。

全体の感想からいうと、可もなく不可もなしでした。

英俊は、何に対しても中途半端な感じのキャラ。
素直な性格なんですけど、負けず嫌いなので、直ぐにムキになって行動に出してしまう…ちょっとイタイタイプでした。
亮一郎を好きになる理由も、最初は告白されるんですけど、嫌で怒るんです。
でも、仕事はお互いのためにも成功させたいからと…自分から線を引くのに、勝手にヤキモチを焼いて怒って、やっぱり好きだった事に気がつくみたいな…少し飛び過ぎた展開でした。
突拍子のない進み方は、BL炸裂な展開ではあるんですけどね(笑)

アナウンサーになる経緯も、アイドル顏だからいけるんじゃないの周囲の評価から、なんとなく受けてみたら受かってしまった。
動機が宙ぶらりんなものだから、一年たっても同期からも出遅れてしまう。
そんな時、初めての担当番組、料理コーナーのアシスタントに抜擢されます。
イケメンシェフの亮一郎は、容姿も端正、仕事に対しても真撃で魅力的‼
恋愛に対しても真面目で誠実ないい男。
そんな亮一郎のアシスタントをする事で、鍛えられていき、仕事面にもやり甲斐を見出し、成長していくストーリーなのかと思ったんですけどね…。
実際は、2人の恋がメインで、仕事はオマケみたいな感じにとれてしまったのが残念でした。
もう少し、同期のアナウンサーや亮一郎の母親が絡んでき欲しかったなあと
仕事面での葛藤もあったら面白かったかなあと!
亮一郎の家で、2人だけの甘い時間を過ごすシーンが多いです(笑)
エロの部分は読ませてくれるので、結構楽しませて頂きました‼

あと気になったのは、料理学校の先生って、シェフって言うのかなあ…と変な所が気になってしまいました。
多分、留学や有名店で働いた経緯が書いてあるからシェフなのかなあとは思うんですけどね…細かくてすみません…。

伊郷先生だけに、ページ数関係なく、もう少しゆっくり読みたかったストーリだったと残念に思いました。

恋愛メンイて甘いお話が読みたい方には、さらりと読めるのでいいかなあとは思います。

0

乗り切れず

表紙買いだったんですが、いつおもしろくなるのかな、と思っているうちに終わってしまって残念。設定も、話の展開も、わりと好みだったんですが、乗り切れなかったです。

0

穏やかな雰囲気の話。

あらすじを読んで、強引な攻め様に、流されやすい受け君が
翻弄される話かと思っていたのですが、予想を裏切るキャラ設定でした。

亮一郎が強引だったのは、最初にキスを仕掛けた時だけで、
きっぱりと英俊に拒絶されたあとは、押しは弱めです。
うーん…。押しが弱いというよりも、「相手はノンケだからねぇ」と
すっかりあきらめモードで、
押してすらいないという状態でしょうか…(笑)
必要以上に触れないように、話しかけないようにと
英俊に、気を使っている姿が、なんだか不器用で
繊細な人なんだなぁ…と可愛らしく思えてしまいました。

それに対して、英俊は、至って普通の男の子。
亮一郎をひっぱたいたり、レストランで暴言吐いたり
仕事で失敗してこの世の終わりのように落ち込んだり
意外と直情系なのにはびっくりしました。
英俊の心情が、仕事上の信頼から、それ以上の気持ちへ
変化していく過程は、ごくごく自然な感じで良かったと思います。

大きな山場や、派手なトラブルもなく、穏やかな恋のお話。
ドキドキ・ハラハラを求める方には、物足りないかもしれませんが
疲れている時でも、すんなりと読める作品だと思います。

個人的には、水名瀬先生の挿絵にときめきまくりでした。
やっぱり綺麗…。うっとり…。

1

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