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どれだけツンなんだ!受様。
500年もの間生きるといいう人狼の番探しのシリーズ2作目。
こちらの番は最初の出会いが17世紀になります。
本当ならスペイン王となるはずだったけど、海賊王となった攻様の運命の番は
アヌビス神として育てられた受様。
なんせ神ですからね~プライドも高いですし、感覚もちょっと雲の上のお方です。
囚われた受様を助ける為に借り出された攻様ですが、狼の姿で受様の所に潜入したのですが
もう、一目惚れです。
ここからが攻様の忍耐の400年の始まりです。
受様は今一、愛という曖昧なものが良く解らないといったお方でして、攻様とイチャイチャはするのですが、攻様、好き好きって訳じゃないんですよね。
攻様はもうぞっこんなんですが。
受様が自分の本当の気持ちを自覚するまで、なんと400年ですよ!400年経ってやっと
攻様の事を好きと言ったんです。
攻様の忍耐強さといったらね~ツンの400年が終わりデレの100年はどれだけデレに
なることでしょう。おっそろしく甘いことでしょう。
こちらももふもふ同士で致しております。
なんでこんなにケモノエッチに萌えでしまうのかっ
次は問題児のロシアの人狼のお話です。楽しみ。
面白かったです。
でもこれには前の巻があることを、あとがきを読んで知りました。
ちょっと調べればわかるのに、うかつ者です。
でもちゃんと一冊の独立した物語になっていますので。初めてこれを読んでもなんの問題もありません。
スペインの王族アナシス×エジプトで神の子として育てられたガレーシャ。500年を生きる人狼の物語です。
アナシスはガレーシャを生涯のつがいとしてつくしますが、ガレーシャの方はなかなかの女王様キャラでした。
だから最後のガレーシャの素直な告白はアナシスに効いたでしょうね。
前作はこれから読みますが、あと2~3冊は出そうなシリーズです。
美しい吸血鬼のお話は多いけれど、
概して狼男って美しくないのよねぇ…
っていう思いをきれいに裏切ってくれました。
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」みたいな、
長い長ーい時間の中を生きる狼さんたちのシリアスなお話です。
舞台も現代に移って、ニューヨークへ…
優雅に暮らすセレブのゲイカップルってあたりも
半分リアルで、半分絶妙!
狼伯爵カイル君も登場して実にゴージャスな顔ぶれですが、
やっぱり日本狼は細身で小柄だったのね☆
スペイン狼しかり、ロシア狼しかりで、
狼姿のナリは、そのまま人種の特徴を表してたりします。
今度は、ロシアの白皇帝の話を読んでみたいなぁ。
評価は「狼伯爵」と同じですが、こっちのほうがより壮大で面白かったです。
スペインの狼王アナシス×エジプトでアヌビス神といわれたガレーシャの、300年以上にわたるお話です。
ヨーロッパ・エジプト・新大陸を股にかけ激動の時代を生きてきた二人の出会いの頃と、「狼伯爵」のカイルの先代狼伯との関係、現代の社会での彼らのポジションを中心に書かれています。
アナシスは、スペイン王の庶子で天性のリーダーシップを持ち、行動力があり、財力もあります。しかし、それにおごることなく愛する人ガレーシャにはいつも紳士であり、愛情を注ぎ続けています。(文句のつけようがないくらいいい男だ!)狼になったときはしゃいじゃうのは大目に見てねですよね。(狼同士のHもあります。結構刺激的です。)
神と崇められて育ったガレーシャは、番としてアナシスを必要とはしているものの、アナシスからも周囲の人からも大事にされている分、なにかしら思うことがっても自分から求めることを知らず、内にこもってしまうタイプの人間ですが、狼伯の番・ヨハンセンの最後を看取ったことにより、ただ待っているだけではいけないことを知るのでした。あー、ここまで来るのに何百年?アナシスはどれだけヤキモキしたことでしょう。
こっちのお話でもやっぱり印象に残るのは、狼たちが気持ち良さそうにじゃれあう姿。自然って大切だなぁって思いました。
で、今度はロシアの白狼のお話、書いてくれますか?