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岩本薫×木下けい子で贈る幼なじみの年の差ラブストーリー登場!
toshiue no koibito
岩本さんはやっぱり読みやすい!
昨日買ってもう読みおわったよv
また最近小説読めない時期だから心配だったけどあっという間でしたー
近所に住んでいて幼なじみ六歳年下の男と付き合っているっていう話!
元から付き合ってる設定が好きだから、すごい萌えて楽しく読めたよ♪
年下の男が慕ってくれるのは、愛情からではなくてすりこみのような気持ちからではないか?
とか年上なのにうじうじ悩む主人公が可愛かった♪
元々はBBNだったみたいーそれに書き下ろしを加えて文庫化です。
木下けい子画。木下さんはマンガ家としても好きなんですが、挿絵好きなんですよね~
どちらも何気ないんだけれど、キュンとさせられる…
ということで、挿絵に惹かれて読みました。
岩本さん、最近の作風と全然違う!この古典的な感じ好き~!
小さな頃からを水城慕い、やがて全てを求めてくるようになった六歳下の悦郎。
そんな一途な彼に抱かれて、幸福を感じてしまった己の罪深さ。
自分も彼を誰よりも愛していながら、兄のような存在としての罪悪感から
関係を止めようとする。
そして…
愛し合っていても辛くて、離れようとしても辛い水城を
太陽のように大らかで真っすぐな年下の恋人のひたむきさが動かす…
本編もいいのだけれど、その後の二人を描いた三編がまたいい。
ぐんぐん大人になって頼れる男になっていく悦の成長は分かり易いが、
水城もまた、年齢とともに魅力的になっていっていると思う。
カメラマンの入間に悦を引き合わせる下りの、策略家っぽい水城や
嫉妬して闇雲に求めてしまう悦。
もっと年月が経って、二人の時間を大切にしようとする様にジーンとする。
水城の姉の風子やその娘のモモ、先輩やお見合い相手など、出てくる女性も素敵。
安定感があってイヤな引っかかりがなく素直に染み込んでくる文章。
ふんわり奇麗なんだけれど、夢物語になってしまわない挿絵。
結末は見えているんだけれど、内容的にも愛が溢れ丁寧に描かれていて、
個人的には好きな一冊です。
【カップリング】カメラマン志望の大学生×美術関連のプロデューサー
年下攻めv
母と姉の3人で暮らしていた水城。
二軒隣りに住む共働き夫婦の息子 悦。
水城は、悦より6歳も年上。
看護士として家族を支える母の変わりに炊事をしていたので
鍵っ子の悦のために、水城が夕飯を食べさせるという交流からはじまり
悦が思春期には、身体を繋げていた・・・
“年上の恋人”とは水城のことを指すのだけれど
物語は、水城のことだけでなく、悦のことも語られるので
“年下の恋人”でもあるのです。
水城は、悦を欲しながらも
悦の自分への感情は“刷り込み”ではなかったのだろうかと迷ったり
自分の性癖に薄々気がついている母親との関係
そんなゴタゴタを丁寧に丁寧に描いていた10年愛モノ
岩本薫先生があとがきで「こういった作品はもう書けないな」と
語られているのですが、なるほど。
初期の作品とのことですが、ひと味変わった
せつなくってしょっぱくって青いお話。
それでも読後、読者を幸せに導いてくれる岩本ワールドが楽しめます。
年下×年上の二人が織り成す10年を、連作4つで書かれています。
「風とライオン、きみとぼく」
全体の5分の3近くを占めます。水城の目線です。悦郎の将来を理由に、水城は別れようとあがきますが…。水城に発破をかける二人の女性(姉の風子、同僚の佳子)の強さが好きでした。
「年上の恋人」
悦郎の目線です。同居して1年半後。水城の初めての相手・入間(プロカメラマン)の登場に悦郎は焦ります。
「太陽の恋人」
水城の目線です。同居していても、悦郎はロケ続きで会えない日々が辛い。そんな中、31歳の悦郎が国際フォトコンテストでグランプリを受賞します。遠くなるようで寂しい。そんな水城の気持ちを悦郎はちゃんと分かっていました。
「風とライオン、ぼくときみ」
悦郎の32歳の誕生日を目前にした日、二人は動物園に出かけます。
1作目以降は、不安がありつつもラブな二人の生活です。
年を経て、ますます大切になっていく。木下けい子さんのイラストの雰囲気ぴったりのふんわりとした優しい話でした。悪い人はいない、みんな一生懸命な大人達の作品でした。
いいお話でした。
受けの水城の6歳下の幼馴染、悦郎(攻め)は
物語の間、10年でとても成長します。
最後は頼りがいがありそうな、いい男です。
年上の恋人は水城(受け)です。
悦郎は思春期の衝動にまかせて水城を抱いてしまいます。
そして水城の姉、風子は奔放な性格で、外国から子連れで帰ってきます。
その子、モモがとても可愛らしいのです。
紆余曲折のうえ、気持ちが通じあってのHシーンは感動でした。
木下けい子さんのイラストもとっても素敵です。
末長くお幸せに!
物語は、幼馴染み兼恋人同士の成沢水城と及川悦郎のお話。
水木の方が6つ年上で、悦郎の熱情に押されるように付き合い始めたことに水城は罪悪感を持っていた。
いつか手を離さなければならないと思う水城に対して、まっすぐに愛を告げてくる悦郎……
という年の差カップルのありがちな悩みをちょっとした悦郎の側の家族の問題を混ぜ込んだ作品。
でもなんでこんなに重たくならないのだろう……と考えたんですけど、登場人物に悪い人が一人もいないんだなあ……ということに気づきました。
もちろん、人間なのだから、すれ違いとかそういうのはあるんですが、それでもそのすれ違いを大げさに描くのではなく、きちんとあったこととして、冷静に描かれているのが穏やかな話になっている理由なんだろうな、と思います。
確かに人生はそんなに華やかでアップダウンが大きすぎると疲れてしまうので、だからこそわかりやすく読みやすい話になっているのだろうな、と思います。
ほぼ9割方読んだところで、はたと気がついたのです。これ、読むの2回目だ。。。
いや、全然気づかなかったんですよ、ほんとに。この設定、どこかで読んだな、でもまあ、設定似ちゃうのはよくあることだし、なんて思っていたら本当に2度目だった。
それくらい、印象の薄い本でした。今回読んだときも、途中つまらなくてだいぶとばしました。たまにありますが、数ある本のなかでも本当に投げ出してしまうのはそうそう多くはない。
出だしは一風変わった文体でなかなかいいなと思っていたのですが、必殺説明台詞(「一流と言われている写真家でこの作品でデビューしたんだったよね」みたいな。)、あまりにリアリティのないキャラ達、そして何より苦手な、あいつはオレみたいな男とつきあってちゃだめだ的なネガティブ思考で一人から回ってやつれていくマゾプレイがもうだめでした。キュートなハーフの姪っ子モモ、キャラはいいのですが、5歳やそこらで帰国して日本住みなら、13になってグランマとか言わないし、と、そんな細かい非現実味にもいちいち萎えました。
すみません。
どうして苦手ストーリーなのにこれを買ってしまったのか。久々に自分に合わなかった作品。