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遊び上手な医大生×ひねくれ暴君が贈るハイテンション・医学部ラブ!
fujouri na aijou
伏線がいくつも貼られていて、何故か回収される結末まで萌えきれませんでした。
なんでだろう?
・・主人公が淡々として、姿勢を崩さなかったからかもしれない。
悪事の主犯が判明した際に、制裁が甘かったからかもしれない。
なんてことないように事件を治めてしまったので、物足りなかった。
不条理な:道理に合わない、筋道が通らない
自分でどうにもならない、沸いてくる恋慕の情、という意味なのかな。
嫌で鼻につく態度を常にとる先輩・伊勢谷
幸は美貌が招くクハラや虐待のトラウマが癒えず、恋愛ができない、コミュ障。
美貌の為に実の母とも疎遠になり、生活費をバイトで工面する苦学生。可能な限り無駄を省いて稼ぎたい。
同じアパートに住む先輩、伊勢谷。
色々あって、先輩の出自や、ボランティア活動を知り、幸の心は先輩に惹かれだす。
恋人同士になっても、恥ずかしくて幸はつっけんどん。
幸の心情の変化を楽しむ物語なのかもしれない。
男を魅了する容姿を持つ医大生、幸。
平穏な生活のためにダテ眼鏡を装着、地味な大学生を演じ、孤立した日々を送っている。
…眼鏡で美貌は隠れるんです。…隠れるんです!(そう思いましょう。そう思った方が楽しめます。少女漫画の伝統はBLでも通用するんです。王道万歳)
地味に暮らしていたはずなのに、(変態)教授に押し倒され、いっそもう本性さらして撃退しよう!と頭突きをかまし股間を蹴り上げるシミュレーションをしていたところに、思わぬ助けが入る。
そこにいたのは幸と同じアパーに住む先輩、伊勢谷だった。
まぁ幸くん、伊勢谷に対して警戒して悪態つきまくりです。
それだけ意識してるんですね。
幸の反発が気に入らないのかどうなのか。自分でどうにかできると言う幸に実力行使、力で押さえにかかります。
それでそのままやっちゃうわけですがー…うん、伊勢谷って絶対好きだよね、幸のこと。
幾度となく助けてくれる伊勢谷。
そのたびに反発しながらも、少しずつ自分の知らぬところで心が奪われていきます。
いやはよもうくっつけよ!と思わず途中で突っ込みを入れてしまいそうでした。笑
最終的には幸も自分の気持ちを認めて伊勢谷にぶつかりめでたしめでたし?
ところがどっこい伊勢谷はいいとこのお坊ちゃんで、とあるパーティーに連れ出され、見た目(この場合ダテ眼鏡にもっさい髪型、服もゆるゆる)だけで判断され、大変不愉快な思いをします。
ここで伊勢谷に、恋人が恥かかないように身なりを整えてあげようよーと思ったのですが…。
伊勢谷は伊勢谷で幸が本来の自分を隠したがっていることを考慮し、伊勢谷自身、幸であればどんな姿でもいい、と考えていたわけで。
けれど、さすが無敗の瀬上幸。
彼はタダでは終わりません。会場からつまみ出されたあと、きっちり身なりを整えて現れますよー。
そんな幸に伊勢谷はデレデレ。
最後一波乱ありながらも、二人はめでたく強く結ばれたのでした。
しっかし伊勢谷のじいさん、大物だぜ。
きっと春からはじいさん公認の同居生活を送るんでしょう。
次じいさんに会ったときは、一番大切なものを教えてあげてください。
「清伸」と。
成宮さんの小説は、攻めを主人公にした小説はたいがい大当たりなんだけど、受けを主人公にした小説はハズレてしまう――というのが分かってきました。もちろん『私にとっては』なので、他のかたにとったらどうなのかは分からないですが。
主人公は大学生で、汚い下宿屋で暮らしている。
過去に、義父や同じクラブの先輩や親友にレイプされかけたり、痴漢にあったり、いろいろ悲惨な目にあっている。そのため、メガネして前髪長く垂らして、ダサダサに見えるよう変装している。
でも大学でも似たような目にあいまくるのだ。
教授とか、同じ下宿の男とか他にも何回か――いくらなんでも、レイプ未遂事件が多すぎるんじゃないかとw
しかも唯一ソーニューに成功した男を『実は好きでした』って、都合よすぎるんじゃないかな、と。
メガネ外すと美人って少女漫画では王道展開だけど、イケメンはメガネじゃ隠れないよねぇ。それを言っちゃあオシマイかしらw
帯『そんな怖い瞳で睨むなよ。―興奮するだろ?』
そんな悪くはないとは思うんですが、面白かったかと言われればイマイチだったという感想。
美形でやたらに男に襲われる幸〔受〕はそれにもううんざりして、ダサい髪型とダサ眼鏡で顔を隠してます。
彼は住人3人だけが住むボロアパートに住んでいるんですが、そこの住人であり先輩が伊勢谷〔攻〕なのですな。
眼鏡を取ると美形という設定はまあ良いとしても、幸はともかく迫られすぎ、襲われすぎ、いっそコミカルな方向で書いてくれちゃったらむしろスッと読めたかも。
伊勢谷の両親がボランティアで世界を回っていたり、彼自身もボランティア活動をしていたり、位までは良かったんだけど大企業の孫という設定までは特にいらなかった気がする。
あとそんなパーティに連れて行くならせめて洋服位は用意してやれよ、伊勢谷!
幸を襲った男達、特に有沢が嫌な奴だったのに途中でコロッといいヤツになっちゃったのもなんか唐突過ぎて説得力が無かったです。
パズルで言えば色んなパースがごちゃごちゃしてて、上手く当てはまっていない、そんな印象な作品でした。