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王子様系保育士×ツンデレ美人保育士が教える子供に内緒の初恋遊戯☆
職員全員が美形ばかりという保育園に勤める和泉那智は、さらさらな黒髪と人形のような美貌から「お姫様」と呼ばれていた。
ところが、那智はそんな自分の美貌を疎ましく思ってい、クールに振舞っていた。
そんな那智にも一つだけ大きな悩みがあり、それは犬猿の中だと言われている保育士・立花湊と寄った勢いで一度だけ関係を持ってしまったことだった。
そのたった一度の夜に、那智はあろうことか「忘れてください」と口走ってしまうが、その後も、湊はその夜はなかったことのように、軽いノリで那智のことを口説いてくる。
那智は一度言い出した手前、それを冷たく拒絶するしかなく、すげなく断り続けているけれど、本当の那智の気持ちは……という話。
ツンデレのくせに生真面目な那智が、一度口にしてしまった言葉を撤回できなくて、ツンツンしている話でした。
それでも、さりげなく湊に言われた言葉を覚えていて、ほめてもらったエプロンをずっと着け続けていたり、湊からもらった折り紙を大事にとっておいたり……などなど、口以外では全身で「すきすき」オーラを出しまくってる……という。
はっきり言って萌えました。
ツンデレがお好きな方にはぜひオススメしたい作品です。
とにもかくにも那智がかわいい。
口ではどんなにツンツンしていても、態度がすべてそれを裏切っているという……。
そして湊も湊で、軽いように見えて、包容力ばっちりで。
実は那智の本心がわかっていても、それでも那智が納得して自分から動き出すのを待てる辺りの包容力がまた素敵だなー……と思います。
一人でテンパってドツボにはまっていく那智がかわいくて。
ツンデレ大好きな人は読んで後悔はないと思います!
保育園を舞台にした二作目ですが、どうも主人公・那智のキャラが一作目と微妙に違う印象を受けました。
作者自身も「脳内で描いていたカップリングと(編集者に指定された組み合わせが)微妙に違った」みたいなことを言ってましたね、その影響でしょうか。
個人的には一作目の那智も二作目の那智も大好きなので、キャラ萌えには全く問題なかったのですが、そこだけがちょっと引っかかりました。
さて、ストーリーは省きますが、主役の那智はツンデレというより天の邪鬼、本心とは裏腹な言動をとってしまいます。
ただ、裏腹なのは口だけで、行動からは湊への恋情が垣間見えます。
好かれたいのに素直になれない、反射的に飛び出す憎まれ口や健気な嘘がいじらしいキャラです。
冒頭や一作目を見た感じでは、冷静で気丈そうに見える彼ですが、時には精神的に追い詰められることもあります。
普段は優しい湊に突き放されたと感じた時の那智の反応は、もう抱きしめたくなる程の可愛らしさ!
保育士になりたての頃の那智のエピソードは、彼の必死さが伝わってきて思わず涙しました。
小説内でお気に入りのキャラが死んでも泣かない冷血漢なのですが、まさかBLで泣かされる日が来るとは思いもしませんでした(笑)
冒頭の数ページをはじめ、ストーリー上のあちこちに小さな伏線が張られていて、あとから「ああ、そうだったんだ」となる部分が多いですね。
この作品もそうですが、榛名先生の小説は総じて比喩が上手いと感じるので、雰囲気として伝わってくる情景も魅力の一つだと思います。
さくらおか保育園シリーズ 2冊目です。
前作で新人くんにちょっかいを出していた湊先生と麗しの那智先生が今回の主人公カプ。
湊を好きなのに素直になれない那智。そのことを知っていながら、那智が素直になってくれるのを湊は待っているのですが…
那智の逡巡振りが、ヒトによってはイラつくかもしれません。
前作に出てきているキャラの他に、那智が男子高生だった頃に付き合っていた先輩の相葉も登場。2人の間を引っかき回してくれます。
さくらおか保育園の数々のイベントが今回も楽しめます。
那智の裸エプロンは、果たして拝めるのでしょうか?
ついつい、小説の挿絵をされているだけの作品でも、みなみ遥先生のイメージで読んでしまうので、あまり参考になるレビューではないことをはじめにお知らせいたします。
那智先生は湊先生のことがほんとは好きなのになかなか正直になれず、強気なところはいいのですが、湊先生に責められるとその強気が弱くなってしまっていて、強気受けが好きな自分としては、物足りない作品でした。
保育士という設定のため、子供たちの和やかなシーンなど癒しもあります。
昔のトラウマを克服することができないために、子供たちにうまく接することができず、そのことで悩んでいたものの、その悩みすら自分のエゴだということを気づかせてくれた湊先生に惚れてしまうというのはいいですし、なかなか素直になれないというのもツンデレ的で魅力的なのですが、那智先生が年下という設定のためか、ここはもっとツンとしていてほしい!というところではデレ?というかニャンコ的に弱アマを見せていて、物足りなさがあります。
同い年という設定であれば、年の差の引け目を感じないため、もっとツンデレ要素が活用できていたと思うのですが…。