お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
bara no ki ni bara no hana saku
神学校のマンガを読んで良かったので、同じ作者の作品のノベル版を読みました。そして、草香祭先生のファンになりました(笑)
とてもひきこまれるストーリーでした。月村先生の狂った愛、痛み…彼以外にも生き生きとしたキャラクターばかりで、あっという間に読めました!ラストは全然想像がつかないものだったのに、読み終わってみると、このラストしかないように思える。不思議です(笑)
先生とのエンドは、PCゲームにはないシナリオらしいですね。ゲームをやっていない私からすれば、個人的には土田くんと結ばれてほしかったですが、先生とのエンドもいいかなって思います。ゲームやってみようって思ったんですが、プレミア価格で手が出せないですね(>_<)残念…
あの伝説的な秀作といわれるBLゲーム「薔薇ノ木に薔薇ノ花咲ク」のノベライズです。
お話のほうは、ゲーム中(PSP版)の月村ルート、いわゆる真相ルートです。
だから…先にこの小説読めば、もう完璧にネタバレで…
ゲームする側としちゃ「金返せ!」な状態になりかねないのだけれど..
たぶん、おそらく…そうはならないのだろうと思う。
それくらい、今更ながら…あらゆる意味で、このゲームは完璧に近かったのだろう。
舞台は戦前の旧制中学で、薔薇と櫻が絡みついたような不気味な樹木の下で事件は始まる。
硬派とか、軟派とか、江戸川乱歩的なエログロとか、
はたまた…「メートヒェン」とか「ノオト」みたいなアナクロな言い回しが普通に続く。
どこもかしこもが往年のJUNE的で、毒々しいまでに古くて、やたらと美麗。
ついでに言えば…挿絵までもが、大JUNE誌初期の挿絵ばりに、
仰々しいくらいに80年代・黎明期の耽美小説っぽい。。
実はこの本(というか本編のゲーム自体)絵もシナリオも、同一作家によるものなのだとか!
その多才ぶりに舌を巻くのはさておき…ともかくシナリオが完璧すぎる。
月村先生の狂った純愛とか、実際にあれば???…と、
心の中でイマイチ辻褄が合わなくなりそうな心理なのだけど、
ラストはもう、これしかハッピーエンドは無いのだろうというくらい、
不思議な整合性で終わっていて…やはりこうでなくてはと納得してしまう。
古い世界観は良いけれど、古すぎる文章は好きじゃない…っていう、
今時のBL読みのニーズですら、(好き嫌いはあっても)とりあえず良作~と、
綱渡り的にクリアしてしまっているような。。。
実はこの小説は、数多いルートの中のほんの一部分なんです。
なにしろ本編ゲームは総リバという、とてつもない量でして…。
その総リバの全ルートがこれまた、完璧な整合性でシメているので、
これまた文句の言いようが無かった。
(↑しかも…総リバの各ルートが、凌辱系と純愛系の2ルートずつあったわな。
といっても…内容の都合上「凌辱系」があるのはPC版だけでしたけれど。)
小説版で全ルートが読めないのが、とても残念です。
発売後、10年以上になるのに、色あせず魅力的なのだけは確か☆
PSPで攻略済み
PCはファンディスクのみ攻略しております。
もー大好きです。薔薇ノ木~。ノスタルジックでミステリアスな感じがたまりません。
ゲームはある人以外リバでさまざまなカプができます。
---------------------------------------------
このお話はPSPで出る前の小説でPCにははいってないお話です。
PSPではこのお話あります。
なんとあずさや真弓はでてきません。
月村×要カプのお話になります。
ある学校で小使いをしている要はある夜仲良くしていた学生にたのまれて薔薇の木の下に小鳥の死骸をうめにきた。
何者かによって薬をかがされ気をうしなった要はレイプされてしまい、その現場を光伸に見られ憲実によって事を終えたあとに助けられる。
そして月村に「犯人を探さなければ」と強く言われる。
要にとって月村はゆいつ尊敬し気軽に話し合える相手でその月村から犯人を探せ、そのままでいいのか?と言われ嫌われたいくない一心で犯人を探すことになる。
その犯人は「花喰ヒ鳥」と名乗り要のあられもない写真を要にちょっかいを出す人間に送りつけたりしはじめます。
そして犯人かも?と思われる人物を月村が捕まえては要に「君を同じ思いをさせてやりなさい」とそそのかそうとします。
小説で読むと犯人が誰かすぐわかります。やっぱり文字ってすごいなぁ・・・と思いました。
犯人は●●です。(笑)
いちよー伏せますね、ゲームやる方もこのあといるかもしれないし・・・・。
ただ、この本では要をレイプした理由は語られますが要の写真を送りつけたり要のようにレイプをしなさいと抱月や光伸をレイプさせようとする意図がまったくわかりません。
ゲームをしたからこそスルーはできるのですがこれだけを読むとノスタルジックホラーといったかんじで んん?とラストはなってしまうかもしれません。
PC版ではPSPにないのですが全員凌辱パターンがあるらしくてそれがやりたくてやりたくて・・・・プレミア価格なので手がだせないのが悔しい・・・・。
全CP絡みリバ有、シナリオの質の高さで有名なボブゲ「薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク」の小説版。
ゲーム本編にないエピソードも加えた書下ろしです。
ゲームのEDでちょっとモヤモヤとしていた気持ちが、コチラを読む事でスッキリすると思います。
個人的に好きなのは金子と真弓の金木CPなんですけど、王道の月村先生と日向要のCPが好きな方には絶対もオススメ。先生の手記(真相ルート後に手に入る)を読んで涙した方が是非是非!
愛しているけど、時間が無い。だからこそ君の中に強く私を残したい。
ちょっと歪んで、焦った深い愛がチラホラ…。
ゲームでも月村先生の話は涙腺崩壊寸前だったのですが、小説の方も涙無くしては……。うぉお。
ゲーム未プレイ方でも楽しめる小説になっていると思います。
BLというよりJUNEテイストでド耽美。絵の好みは分かれそうですが、本当シナリオが良くて、どのCPにも胸キュンキュンさせられる事間違い無しです。
ツンデレ、健気、トラウマ、俺様、小悪魔、硬派、兄弟……萌え要素はギッシリです。