あらすじ
セント・マシューズに新しい音楽の先生がやって来た。
でもこの先生、どっから見てもすごく変。
やることなすこと、ぼくには信じられないことばかりだし。
そんなおり、アーサーが「夏の舞踏会」を開催しようって言い始めた。
マシューズのサマー・ボールは、その格式の高さと華やかさで、昔はすごく有名な催しだったんだ。
二十年前に廃止されたこの行事を、アーサーは一体どうやって復活させるつもりなんだろう。
いよいよ最終学期。新任の音楽教師フレーザーに「ネコも喜ばない演奏」といわれたカズイは落ち込んでしまう。