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全体的に明るくスラスラっと読めてしまう作品なんですが、ツッコミ処は満載といった感じでしょうか(笑)
寺田•刑事第四課(27歳)× 境一•高校一年(15歳)
東京紅烈朱という走り屋チームのマスコット的存在•境一は、バイクで走るのが大好き!
バイクテクもかなりのものだけれど、恐るべし天然!…といった性格の持ち主。
寺田は大人のカッコいい男前。
でもステアリングを握ると性格が変貌⁉︎
そんな寺田に、境一が一目惚れしてしまったから大変!
警察なんて天敵な筈なのに、度重なる運命的な出会いに翻弄され…思いがけない事件に巻き込まれていく、ド天然境一!
メンバー&寺田を巻き込み大騒ぎ!
さあ、境一の運命は⁉︎…恋はどうなるか?
境一は可愛らしいとは思うんですけど、少し子供っぽ過ぎる印象です。
年齢設定が、15歳だから仕方がないといえばそうなんですけど…。
天然系の元気いっぱいな受様は好みの筈なのに、設定のチグハグさがあるからなのか、読んでいてイラっとする事が多く、余り好きにはなれませんでした。
寺田は年上攻の警察官、しかもスーツ姿の男前!
この部分は好みど真ん中な攻様ではあるものの、やはり萌ツボを刺激してくれる所まではいかなかったです。
構成やキャラ設定があやふやだから、内容も薄く軽くなってしまった印象なので、読んでいてとても残念でした。
一目惚れ展開も、当たれば萌え要素なんですけど、土台がしっかりしていないから、今ひと理解に苦しむというか…
巻き込まれていく事件に関しても、強引さだけでお話が展開して、あれ?終わってしまった!
という感じでした。
あらすじを読んだ印象と、実際の中身の印象が合わなかった作品です(笑)
こうじま先生の絵柄と内容はあっているのは良かったんですけどね。
エロに関しても、このレーベル&作家さんにしたら抑え気味な感じでした。
最後の短編はラブ甘い感じでよかったです。
高校生には見えないくらい可愛らしい一。
中学の先輩で関東1のテクニック・スピードを誇る走り屋『クレッシュ』のリーダーであって、一を紹介したらそのままマスコットになってしまった。
スピード・テクニックに自信があったにもかかわらず警視庁4課の寺田翔吾の覆面パトカーに追い越された。
それが、初めての出会いだった。
しかも、一の心がときめいた。
事件に巻き込まれる。
そこで、クスリにより身体がおかしくなった。
『刑事さん、して』一にねだられ抱かれる。
更に銃撃されたりと、トラブル続き!
一の大好きな寺田も銃撃により負傷。
一は思い出した。クスリを使われたあの時・・・
それにより真夏の首都高・湾岸が大騒ぎになる。
一の暴走を止めることが出来たのは走り屋の仲間ではなく、恋人の寺田だった。
その後、寺田の暴走は止まらない!夏休みの宿題は?
日向さんらしい、エンターテイメント性抜群の作品で、途中までめちゃくちゃ面白かったんですが、最後の最後でノリきれず、モニョモニョした気持ちのままでの読了となってしまいました。
クライマックスとなる後半の、ラブもエッチもなくなってからのアクション展開が苦手で。
敵となる相手がおバカすぎるような気がしました。
バイク少年と警察官の恋のお話です。
登場人物がたくさんいて、主役のヤンチャなバイク少年は、バイク仲間たちのマスコット状態です。
みんなが狙ってるんだけど、最終的には警察官のオッサンが横からかっさらっていっちゃうというw
最初のえっちは良かったな。媚薬のせいで必死こいて警察官にエッチしてくれと迫っていく受けと、戸惑いつつもそれを受け入れる攻めっていう構図に萌えました。
誘い受け、やっぱり好きだな。
走り屋たちがBLに登場するのはたぶん珍しいのかしら?でも楽しめます。純粋にフツーのアクション小説に「ちょっと濡れ場足しましたよ」程度の軽さなんだけど、でもそこがこの作品のいいところだったりすると一読して思いました。
主人公境一のバイク好きも攻め役の刑事さんも艶っぽさもキチンと描き出しているのに、ふたりそろってガキ大将っぽさがいい感じで出ているので、わたしとしてはサクサクと読めましたね。
そして、相方美作さんの苦労が報われるのはいつのことやら……
ホントは神認定したいですよ、でもそれをするにはいまでも本屋さんで簡単に手に入るという条件があるのでそれが困難なのが惜しいです。本当に復刊希望!