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シリーズ二作目です。
ニオイ系。
小さな歩みだけど、確実に一歩一歩成長してる高校生の主人公が嬉しい。
主人公の家系は、吸血鬼とのあいだに子供を作れる家系です。女系の家系に生まれた珍しい男の子。子供は作れずとも、吸血鬼にとったら、かなり美味しい血の持ち主らしい。
そのため、人外の存在を次々と引き寄せてしまう。
訳の分かってない友人まで巻き込まれる。
今作では、中学時代に主人公をいじめていた相手が、登場しました。
友達を守り守られ、立ち向かう主人公にホロリときた。
アリトスの過去もちょっとだけ明らかになり、アリトスに対する友情も育っていく。
コミカルな人外モノなのに、ストーリーはじんわりしっとり、不思議な作品です。
いきなり冒頭で納豆をねばねばさせているアリトス。
そして繰り広げられる納豆トーク。
このあたりの馬鹿馬鹿しさが妙に好きです。
一巻で色々あって、前以上にいいトリオになった優人とカモクボの三人組がかわいいです。
今回のメインは麻薬と優人の過去の因縁と新手吸血鬼とまた盛りだくさん。
優人とアリトスの関係に色々余計な期待はしないぞと自分に言い聞かせながら読み進めました。うん。
だってビーンズ文庫だもの。
あれ、でも駒崎さんの歓楽の都シリーズもビーンズだっけ……ぶんぶん(正気に返るように首を振ってみる)
ラストのクリスマス会が幸せだったな。
なんだかんだカモは斉藤ちゃんを好きになればいいと思います。
カモ→斉藤ちゃん→クボ
とかになればいいと思います。
(一方通行スキー)